ターポンってどんな魚?まずいことで有名な魚の生態や味は?

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大型でダイナミックな動きが特徴のターポンですが、釣りのコツはどうでしょうか。釣り初心者には難易度が高いターポンですが、コツがつかめるとフィッシングの醍醐味を味わえますね。釣りのコツは餌が重要となってきます。ターポンの餌は、餌となる小魚が集まりやすい港の岸壁や河口域、水路です。ここで餌をチェックし集めましょう。

パワーで押し切ろう!

ターポン釣りの注意点として、釣りあげたときに派手に暴れるのと動きが俊敏です。一度フックにかかっても釣りあげられるまで時間がかかります。暴れるのにびっくりして釣り人が逃がしてしまわないように、テンションを緩めないように注意しながら強引に巻き取りましょう。

ターポンは基本的に大型の個体が多いので体長2メートルを超えると初心者では釣るのが難しいです。そこでスローのタダ巻きを基本操作としたルアーを使用するのが成果をあげるコツです。シェードの境目付近で捕食するため常夜灯で照らされたシェード付近をルアーで通すことも重要です。

ターポンは釣り餌にもなります

ターポンを釣り上げることができたら、ターポンを釣り餌にしてみるのはどうでしょうか。食用としてもまずいと言われているとおり、体そのものから金属臭がきついため釣り餌としても向いています。

ターポンの味

ターポンってまずい?見た目はおいしそう?

大型で昔から姿かたちを変えることなく進化することをやめ生きているターポン。見た目は大きくて身もたっぷりと乗っていそうなのでおいしそうに見えますが、味はどうでしょうか。ターポンは独特な金属臭があり食用に適していないとされています。

主にゲームフィッシングやフライフィッシングで釣りを楽しむのがメインのようですね。身の色はビンチョウマグロやハマチに似ていおり、薄いピンク色をしています。その身は緩く崩れやすくて小骨が多いことから食べてもおいしくないと言われています。

ターポンの食べ方

ターポンは食べられないことはない?

味は金属臭が強く、食べることには適していないターポンですが、食べようと思えば食べられるようです。身が緩く小骨が多いため調理はしずらいことと、味もまずいため一般的に食用とはなっていないようですね。

身が緩くて崩れやすいので、調理するなら刺身や塩焼き、特徴的な金属臭を和らげられる煮つけ、唐揚げがおすすめです。旬は冬から春が良いとされています。煮つけにすると身は固く味に特徴もないので、調味料の味を濃いめにするといいかもしれません。

どうせ食べるなら新鮮なうちに

ターポンは鮮度落ちが非常に速いので新鮮な状態でさばき調理することが重要です。釣ってからすぐに調理し新鮮な状態で食べることで、すこしでもおいしくターポンを頂けるのではないでしょうか。

ターポンって飼えるの?

初心者には難しい

大型で動きもダイナミックなターポンですが、飼育することはできるのでしょうか?前述のとおり体が2メートル以上になるため飼育にはそれなりの費用と巨大な設備が必要となってきます。一般家庭で飼うには広大な飼育スペースが必要です。気軽に飼うには向いてないことと、古代魚を飼育する知識も必要です。古代魚飼育の経験がない人と初心者には不向きの魚です。

費用もかかる

最低でも120cm以上の水槽が必要で、成長とともに大きくなるので計画的に水槽を準備する必要があります。ターポンは大きな尾びれがあり泳ぐスピードによって閉じたり開いたりする特徴があります。ターポンの一般流通価格は1万円程度ですが、飼育し続けていくには成長の都度水槽も変えないといけないため、継続的に費用が掛かってきます。

一般家庭で飼育するには向いてない魚ですが、巨大な体に銀色の大きくて綺麗なうろこにダイナミックな遊泳性のターポンは眺めていてもすばらしくて面白い魚です。飼育のハードルは高いですがそれらのデメリット以上の価値はあるのではないでしょうか。

ターポンは美味しくないけど、ダイナミックな遊泳性の古代魚で魅力的!

特徴的で魅力ある古代魚ターポンはいかかでしたか?日本近海で釣れることはあまりなく、海外にいかないとお目見えできない貴重な魚です。味は美味しくないですが、あえて調理し食べてみることで話題性もあり面白いのではないでしょうか。

食用には向いていませんが、ダイナミックな動きで高い遊泳性と巨大な体。銀色の綺麗なうろこでゲーム、スポーツフィッシングでは人気が高い理由もうなずけます。釣り初心者には釣るのが難しい魚ですがチャレンジしてみる価値は大いにあります。2メートル超えの巨大なターポンを釣れた際の喜びは釣り人の醍醐味ではないでしょうか。