寿命は魚にしては長い15年前後も生きるといわれているターポン。そのため昔から形を変えずに現在まで生き続けています。シーラカンス同様に生きた化石ともいわれています。見た目も古代魚ならではの原始的な特徴をしており、ほとんど口が上を向いています。上向きの口はとても大きいです。
古代魚ターポンの特技!
古代魚特有の身体的特徴があり、酸欠時は浮袋に空気を満たし酸素を取り込むことで酸欠状態から免れることができます。ピラルクー、アロワナ、ガーバイクのような同じ古代魚にみられるほど特異な体型をしていないのも特徴です。
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ターポンの生息地・分布
アトランティックターポンの名の通り、大西洋を主に分布しています
古代魚特有の特徴をもつターポンですが、主な生息地はどこでしょうか。ターポンはアトランティック・ターポンという英語名からある通り、大西洋の熱帯地域から亜熱帯にかけて沿岸部の河川や河口 富山湾、大阪湾以南、中国、東南アジア、インドなどの主に大西洋に分布しています。日本近海には生息しないようです。ターポンを釣るには海外に出た方が良いでしょう。
ターポンは24時間泳ぎ続ける!
ターポンは食用にもなっておらず日本人にはなじみがありません。ですがその巨大な体とダイナミックな動きからスポーツフィッシングでは漁獲の醍醐味があるとされ人気のようです。またターポンは基本的に24時間のうち1秒も止まらずに泳ぎ続ける魚であり遊泳性の強い魚といえます。体型も大きくなるため飼育をする際は大きな水槽が必要になります。
ターポンの旬・時間帯
スポーツフィッシングで人気のターポン
ターポンは体長240センチ以上の体重150キロを超える大型魚で、遊泳性も強いため釣りあげるのも難しいですが釣れた際の喜びも大きいのでスポーツフィッシングが趣味の人には人気の魚となっています。食用には向きませんが、釣るには難易度も高く決して初心者向けともいえないとても大きな魚なので世界的にも釣り人に人気です。