ソニービーン貧しく過酷な幼少時代とは?
スコットランドでは語り継がれている、実在した人物です。なぜ、彼が人喰いになってしまったのか。それは幼少期の過酷な生活が彼をそうさせてしまったのです。
また、厳格な父の元、とても厳しく育てられ時に暴力まで受けていたのです。
ソニービーンの父親は息子を認めなかった
貧しかった家庭に産まれ子供の頃から農業群落での肉体労働を強いられた彼ですが、働く事が大嫌いでした。正確も乱暴で怠け者だった彼を父親は容赦なく暴力を使い躾をしておりました。
しかし、そんな生活に耐えられなくなった彼は家を出る事を決意したのです。
ソニービーン人喰い伝説の始まり?妻・アグネスダグラスとの結婚
家を出た彼は一人の女性に出会いました。彼女はソニーに似ており彼の事をとても深く理解してくれる唯一の女性となりとなったのです。
そんな彼らは自然な流れで結婚をし共に生活をするようになりました。
ソニービーンの妻は人喰い、魔女と噂された女
当時のスコットランドでは、魔女狩りが行われているぐらい魔女が多く生きている世の中でした。そして、ソニーの妻も魔女の一人だったとされているのです。
魔女は童話などでも描かれているように、人喰いをする者もおり、彼女もその種の魔女だったのです。
ソニービーン人喰い伝説の始まりは地獄の洞窟生活
彼らは、人が近付かない丁度良い洞窟を見つけそこで生活するようになりました。しかし、生活をする為のお金はもちろんありません。
彼も妻も労働を嫌い働く気は全くなかったのです。そして、生活費を補う為に旅人に襲いかかるようになりました。
近親相姦で48人!ソニービーン一族は人喰いで生き延びていた
洞窟内の生活を続けていた彼らですが、旅人から奪った金銭だけでは足りずいつも食糧難になっていました。しかし、元々人喰いであった妻の提案で旅人を食料とすることが始まったのです。
労働の嫌いなソニーは抵抗する事もなくその提案を受け入れ、人喰い一族としなりあがっていくのです。
性欲旺盛なソニービーン夫婦・禁断の近親相姦が行われていた
とても性欲が旺盛だった夫妻は次々に子供を産み、子供達にも旅人を襲わせ人喰として育てておりました。産まれてからずっと洞窟育ちで、人の襲い方を見ていた子供達は教え込まなくても手際よく作業をしていくまでに育っていきました。
人数が多い方が効率も良いと考えた夫婦は子供達にも近親相姦を強要し、48人という大家族になったのです。
相次ぐ失踪事件!ソニービーン一族は獲物を逃さない
そんな一家は旅人を襲う為の腕がどんどんと上達し、一切の痕跡を残さず洞窟まで運ぶ事が出来るようになりました。
そして、一度狙った旅人を逃がしてしまう事は絶対にしなかった為、街では謎の失踪事件として話題にはなっていたのに、この一家の存在に気付く人は一切いなかったのです。
ヨーロッパで昔実在したと言われる失踪事件はこちらから
ソニービーン一族遂に捕縛!洞窟に隠された異常な光景とは?
スコットランドの街では、謎の失踪事件の容疑者が次々と上がっており冤罪で捕まってしまう者まで多くいましたが、ある日この一家が獲物を取り逃がしてしまい、街に戻った旅人が報告した事によりこの一家の存在に気付いてしまう事となるのです。
ソニービーン一族、獲物を取り逃がし失踪事件の幕を下ろす
なぜ、獲物を逃した事が無いこの一家が取り逃がしてしまったのか。子供の数が多くなり、成長と共に食料のヘリが早くなっていた事で、いつもは襲わないような馬に乗った2人組を見つけ、1度の獲物で沢山の食糧が手に入ると考え襲ってしまったのです。
しかし、男性が上手く逃げた事により街まで行き、報告されてしまったのです。
ソニービーン一族の潜む洞窟には人肉が吊るされていた
軍隊が洞窟まで駆け付けた時、洞窟周辺では強烈な悪臭が漂っておりました。恐怖を覚えながらも洞窟内に突き進むと、襲った旅人の死体が吊られていたり、保存用として人肉を瓶つめにし並べられておりました。
とても人間がする行為とは考えられない情景が洞窟内にはあったのです。
ソニービーン一族に極刑宣告、非情な刑罰が行われた
とうとう捕まってしまった一家は抵抗する事も無く、軍隊に身柄を拘束されました。この残酷な事件を起こした一家に待っていたのはもちろん、一人残らず死刑となったのです。
男は手足の切断を、女はその様子を見せられ男の死骸とともに焼き殺されたのです。
ソニービーン一族は最後まで罵声を浴びせ続けた
この一家は最後まで、逃げ出そうとしたりはしなかったのですが死刑執行されるまでの間ずっと罵声を浴びせ続けていたのです。それが、呪いの言葉ともとれるような恐ろしさだったのです。
そして、ソニーが最後に”これで終わったと思うなよ”と意味深な言葉を残したとも言われております。
ソニービーン一族への拷問は最も残酷だった?
多くの犯罪者を一気にそして、確実に罰する事が出来る刑の中で一番残酷だった拷問と言えます。男たちは生きてい間に手足を割かれる為、痛みに苦しみ失神しながら死んでいくのです。
そして、女に課せられた拷問は悲惨な姿を目をそらす事無く見続け最後には意識のある状態で火に焼かれていくのです。この他にもヨーロッパ全土で主流になっていた拷問を少しご紹介します。
【閲覧注意】残酷なラット地獄
残酷でそして、強烈な痛みを伴う拷問で有名なのが、ラット地獄です。どんな方法かと言うと、ザルのような物を逆さにし中にラット(ネズミを大きくした様な生き物)を入れ、腹の上に置きザルの上から火を着けるのです。
一見そんなにひどくないと感じますが、ラットが熱さから逃げる為に腹の皮膚を突き破り体内にどんどんと侵入していくのです。痛みにもがき苦しみ、出血多量で死ぬまで痛みと戦わなければいけない残酷な拷問です。