さんまの焼き時間を知ろう
馴染みの深い食材で秋の風物詩といえる一品です。しかし正しい焼き時間を知らないとせっかくの食材がもったいないですし、なによりも一番おいしく食べる方法は知っていて損はありません。誰かに振る舞う時にもこれさえ知っていれば尊敬されること間違いなしです。
秋と言えばさんまの塩焼き
さんまの食べ方は様々ですが、やはり最もメジャーと言えな塩焼きです。あら塩をかけて火を通すと、皮はパリッと焼けて中身はジューシーで脂もくどく無くて非常においしいです。
苦みのあるお腹の部分もありますが、こちらも好きな人にはたまらない苦みでしょう。塩焼きはシンプルながらも、好みでしょうゆやぽんずにつけて食べたりカボスなどをたらして食してもおいしいです。
正しい焼き時間でもっとおいしくなる
ご飯にも合いお酒にも合う、誰もが認める絶品の料理ですが、誰しも食べたことがあるからこそ焼き方に違いが出ることを知らない人も多いのです。正しい時間で焼くと魚の身がよりジューシーになり、新鮮さを楽しむことができます。また、ふっくらとした身と川の食感が非常に良くなります。シンプルなメニューだからこそ焼き方は非常に重要なのです。
まずはきれいにさんまを捌くところから
焼き方の重要性が伝わったところで、調理に入るのですが美味しく食べるなら一番に取り抱えるのが下ごしらえ。捌く手順と美味しくいただく捌き方を押さえておきましょう。
さんまのうろこを取る
さばきに入る前に水で洗い流します。それと同時に手で触てうろこが取れている蚊を確認しましょう。さんまのうろこは、ほぼ水上げのタイミングで落ちています。そのため、特別うろこ取りが必要になるわけではありませんが、時折青色のうろこがついているケースがあるので、その場合は包丁の先でなでるようにして取りましょう。
さんまを捌く
背中青い線に沿う形で包丁を入れていきます。切り込みを入れたら頭を左側にもってきて包丁が骨にあたるくらいまで深く模様に沿って切り込みを入れていきます。反対側の身も同様に切り込みを入れたら、捌きは終了です。
さんまの塩焼きは塩にも力を入れよう
さんまの下ごしらえも終わって後は塩をまいて焼くだけと思っているでしょう。しかし美味しくいただくには塩にもこだわっていかなければなりません。高級な塩を使うわけではありません。一般的な塩でも振り方があるのです。
塩を振る際にはさんまから20センチ程度話したところからまんべんなくっかるようにします。そして、塩はふりかけだけでなく、身に馴染ませるように手で軽くるり込んでいきましょう。塩振りがきちんと行えると皮がさらにおいしく焼きあがります。
鮮度によって塩を振るタイミングを見極める
通常刺身でいただける程度の鮮度を持っていれば、調理直前の塩処理でいいですが、スーパーで購入した時間の経過したものは鮮度が劣っている場合があります。その場合臭みなども取り除く必要がありますので、塩は焼き上げの15分程度前からふっておくことがおすすめです。
そして塩を振った状態で時間を置くことで、魚の臭みを取り除くことができます。これをするとしないとではさんまの焼き上がりが大きく違ってきますので押さえておきましょう。
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