贅沢キャンプ「グランピング」のカギを握るテント
グランピングテントはその快適さから自分で購入する人も増えており、贅沢キャンプを極めようとする人も増えています。そんなテントですが、贅沢さや豪華さを求めるならばキャンプのマストアイテムだからこそ、現実的な利用方法を抑えておかなければなりません。
手軽に楽しむなら施設の常設・レンタルテント
購入者が増えている一方でまだまだ自前の物を持つには至らない人、荷物の兼ね合いで持てない人は多くいます。そんな人には施設の常設の物を使うかレンタルを通じて使用するほうが最も手軽で楽しめる手段といえるでしょう。
常設であれば組み立てる手間も必要ありません。グランピングテントはどうしても大型モデルが多く組み立ても小さいサイズのテントに比べると一人でするには大変です。これらの問題を解決してくれるのが常設のいいところです。またレンタルの場合であれば、常設の施設でなくても組み立ててもらえるメリットもあります。
オリジナルで楽しむなら思い切って自前で購入
レンタルや常設のところを利用することで贅沢なキャンプを楽しむ方法もありますが、やはりキャンプ好きの方であれば、いつかは自分で所有したいという希望を持っている人は多いでしょう。確かに自前で購入してしまえば、オリジナル性を出すことができます。
レンタルや常設施設ではできない無茶な使い方やアレンジを加えて使用寳保なども試すことができますし購入したほうが個性的な使い方ができることは確かです。大切に使っていけばすぐに壊れることもありませんし、思い切って購入するのも一つの良い手段です。
グランピングテント購入ステップ①特徴をチェック
グランピングテントの実際の購入にあたってチェックすべきポイントを紹介していきましょう。何も情報がない状態から購入を決断するのは早いです。テントといっても沢山あり、あまり聴き慣れないメーカーや機能性までいろいろとあります。細かく情報を把握したうえでベストなものを選んでいくようにしましょう。
内部の居住空間が広いこと!
他のテントとは違い、最たる特徴が内部の居住空間が広いことです。一度でもグランピングを経験したことのある人であればわかると思いますが、内部の空間と贅沢な使い方は他のテントとではまねできません。広々とした空間があるので、自由な使い方ができるのです。ホテルと比べても豪華さに負けないモデルもあります。
例えばテントの中にベッドを置いたり、装飾にこだわって家族や友人を招いて一つのリビングの様に使うこともできます。生活空間そのままをテント内に持ってくることも不可能ではありません。また、天井も高いモデルが多数あるので、広々とした空間と相まって圧迫感も一切感じることはありません。
出入り口や開口部が大きいこと!
人が出入りする際に最も煩わしいのが出口がせまいこと。大型テントであれば出入り口の圧迫感など一切なく開口部が広いのスムーズな人やモノの出し入れを可能とします。ものを運び込むにも開口部が狭いと億劫となってしまいます。大型の家具となるとなおさらです。
また、大型テントを拠点のような使い方をするのであれば、スムーズな人の出入りがあるからこそみんなが集まりたくなるというもの。開口部が大きいとこの人の出入りにも大いに役立ってくれます。その存在感も大きなテントではありますが、開口部といった機能性もが高いことも大きなポイントです。
人気はおしゃれな白&コットン素材!
人気の商品を紹介する前に、近年の人気モデルの傾向を紹介しましょう。近年人気傾向にあるのは、おしゃれな白色を基調にしたアイテムです。きれいな白色はテントサイトで個性的で、大型なのでその存在感も相まって非常に雰囲気がいいです。また、内部も白色を基調にしているので、落ち着いてくつろげる点も大きな魅力のようです。さらに、コットン素材に注目を集めています。
ポリコットン性の大型テントは耐火性を持ち合わせており、室内での焚き火すらも可能としてしまう性能を有しています。広い室内があって、数人で集まっていれば焚き火をしたくなることもあるでしょう。しかし素材によっては燃え移る危険性があります。そこでポリコットン性のモデルを選べば火災のリスクも少なく、大勢で同じ火を囲めるようになるのです。
グランピングテント購入ステップ②形の違いをチェック
大型モデルとなるのでテントのシルエット、形状にも目を向けていきましょう。形状が異なるとそれだけ組み立てや居住性が大きく異なります。また、もちろん外見も異なるので自分のキャンプサイトをどのように彩りたいかを考えたうえでチェックするといいでしょう。
ティピー型
ティピー型は円錐型の形状をしたモデルのことです。インディアンテントとも呼ばれるタイプですが、もともとはインディアンのう不足が用いるテントをモデルにして作られたタイプになります。とがった屋根が特徴的な形状でおしゃれな点がポイントです。
比較的組み立ては簡単で、中心のポールを経てさえすれば終了のモデルも多くシンプルな組み立てでスムーズです。しかし、その形状故に、側面のスペースがデッドスペースになりがちな点もチェックが必要なポイントです。地面と壁面との間にはあまり大きなものを置くことはできないケースも考えられます。
ベル型
ベル型はテントサイド部分が少し立ち上がっており、外から見るとベルのような形状をしているのが特徴です。ティピー型同様にワンポールテントになり組み立てもさほど難しくはありません。そして、そのシルエットから人気の高いモデルでもあります。かわいらしい外見でキャンプサイトを彩る人が多いようです。
他にも出入り口となる開口部が広く取れる点も特徴です。大型ギアなどの搬入も楽にできるでしょう。しかし、やはり側面は立ち上がっているとは言えども狭いためなかなか使いこなすには難しい部分もあります。
家型
家型は聴き慣れない人も多いかもしれませんが、ロッジのような雰囲気と使い方のできるモデルになります。設営が手間取りそうな形状と思われる人も多いかもしれませんが、実は非常に簡単でコツがわかれば慣れるのも早いです。設営の楽しみすらあると評判の声も多いほどです。
室内の快適性も高く、天井も高いので居住性が非常に高いです。ベルやティピー型のように側面が狭くなく、ドーム型のような湾曲もない垂直に立ち上がる形状なので圧迫感や居住性を追求することもできます。
ワンポールテントに関する記事はこちら
グランピングテント購入ステップ③主要メーカーをチェック
これから商品を選ぼうとしているならばどんなブランドからテントが展開されているのかもチェックしておいた方がいいでしょう。あまり聴き慣れないブランドもあり、グランピングテントならこのブランドくらいしかないだろうと思い込んでいる人も少なくありません。ブランドが分かるとおのずと選択肢も広がるので押さえておきましょう。
Canping with Sou
グランピングテントを語るのであればここは欠かせない王道のブランドです。高級感あふれるたたずまいで人気のモデルと多数展開しており、世界最大級のロックフェスティバルというイベントでは最大の人気を獲得しているテントになります。グランピングの本場イギリスで開発されている商品であるため、機能性と自然への熱い思いが込められた商品となっています。
また、機能性にもこだわりが多く職人によってつくり込まれた技術の洗練さが最も秀でていると感じられるブランドなのです。アイテムを探すのであれば、必ずチェックすべきのブランド言えます。
nordisk
ノルディスクといえば、グランピングに限らず大型のテントを探したことのある人は一度は耳にしたことのあるブランドでしょう。デンマークを舞台にするブランドで老舗となりますので、アイテムに込められた技術や作り込みは非常に大きいものがあります。レンタルや施設に常設してあるグランピングテントは個々のブランドが多い傾向にありますので、気にある人は実際に身に行ける機会は多いでしょう。
ポリコットンと呼ばれる素材を使用したテントを展開しており、コットンでは実現できなかった高い防水性など高機能を備えながら、コットンらしい雰囲気を保つことができるアイテムとなっています。定番メーカーとして不動に人気を誇るので、製品の安心感も非常に高いです。
ノルディクスの製品について詳しく知りたい方はこちら
Kirkham’s
カーカムスと呼ばれるブランドで、こちらもアウトドアギアの中では有名で人気の高いテントを展開しています。70年を超えるアメリカの老舗ブランドであり、手作りによる高品質なアイテムを展開しています。個性的なシルエットのテントで有名になったのですが、なによりも室内空間が特別な作りになっているのが特徴で、立ち上がっても頭をぶつけることのない広々空間を有しています。
また、外見も他のテントには無い形状をしているので、キャンプサイトで個性を出すのであれば必ず活躍してくれる相棒となります。シルエットがかぶることがないのでキャンプサイトで見つけやすいという点でもメリットを感じられるでしょう。
グランピングテント購入ステップ④おおよその価格をチェック
各種ブランドを見てきましたが、次は価格にも焦点を当てていきましょう。グランピングに使うということは、かなりのサイズとなるわけで、そうなると当然価格も他のテントよりは高いものになります。もちろん、手ごろな価格から手に入れられるモデルもありますが、どれくらいの相場になるのか知っておきましょう。
ブランドやデザイン、サイズや品質などによっても価格差はありますが、大まかに分けると手ごろな物であれば1万円前後で手に入るものもあります。続いて、機能性や素材にこだわったり、大きさもある程度欲しいとなると2万円から3万円の価格に上がります。
そして、より大きなサイズやホテルのような高級感が欲しいとなると一層価格が跳ね上がり、10万円以上するものが価格帯に並んできます。人気のものになるとこれくらいの値段がかかりますので、おおよその相場をチェックしておくと費用が気になる人には参考になるでしょう。
グランピングテントの選び方
各種チェックポイントを踏まえたうえで、自分に合うベストものを選ぶために選び方のポイントを押さえておきましょう。決して安くない買い物になるわけですから、しっかりと吟味し自分のスタイルにあったものがいいはずです。自身に合ったものを選べるようにポイントを把握しておきましょう。
形状で選ぶ
テント内に何を置きたいのか、人数は何人で使用するのかといった事を念頭に置いて形状を選びましょう。大人数で宿泊に使用するとなると、そのためのベッドや寝袋を敷くことになります。側面が狭いとテント端の方で寝る人は圧迫感があります。また家具やキャンプギアを置くにしても、なかなか置けないということになりかねません。
さらに、形状によって若干ではありますが組み立ての手間や手順が異なります。細かい作業は苦手で設営に慣れるには時間がかかりそうという人はできるだけ楽なタイプがいいでしょう。慣れるまではどのモデルも大変ですが自分の使いやすいものが一番です。
ブランドで選ぶ
老舗ブランドから近年コスパを意識して作られているブランドまでいろいろなブランドがあります。自分のすでに持っているキャンプギアとブランドを統一したい方もいるでしょう。そういった希望も踏まえたうえでブランドを選ぶとより一層キャンプサイトに統一感が出て楽しくなります。
コストで選ぶ
コストも重要なポイントです。いくらグランピング用に欲しいと望んでいても価格が10万円超えるものを想定している人はなかなかいないのではないでしょうか。人数や機能性、その他実際に使用をイメージしてこれでも大丈夫といえるモデルがあるのなら、価格を下げてみても大丈夫でしょう。
大型で広々スペースで快適に過ごし、豪華なキャンプをしたい気持ちはもちろん大切ですが、今後のことも考えて少しでもコストを抑えたいと考えているのであれば、コストにも気を配って選ぶといいでしょう。
おすすめグランピングテントを見てみよう!人気商品をご紹介
チェック項目や選ぶ上でのポイントを抑えられたところでいよいよおすすめの商品を見ていきましょう。有名ブランドから展開されている商品や、聴き慣れないけれど機能性や実用性をしっかりと考えられているアイテムが多数展開されているので、この情報をもとにベストな物を探していきましょう。
グランピングテントおすすめ10選
人気アイテムをメーカーと共に紹介していきます。おすすめの理由や特徴、実際に使用した人の声などをもとに情報を紹介していきますので、機能や使用感を参考に今後のアイテム選びに活かしていってください。