竿先が上下左右に動いてしまうと、当然ルアーを引っ張ってしまい、いくら一定のスピードでリールハンドルを回してもルアーの泳ぐ速度が一定になりません。ですので竿先をしっかりと固定しましょう。
ラインスラック(糸ふけ)を意識しましょう
水面で波が立っていなくても、水中では水が様々に流れていますし、特に水深が変わる場所では流れの速さがガクッと変わります。この時にスラックが出てしまうとルアーがフラついてしまいますし、もし当たりがあっても気づきにくくなります。
スラックが出ると急にリールが軽くなるので、すぐにスラックを巻き取りましょう。逆にリールが重くなったと感じたら、巻く早さを緩めましょう。この時はスピードよりも、ルアーの姿勢を安定させることに意識を注ぐと良いようです。
リールのギア比を意識しましょう
「5:1」や「7:1」と書かれたものがそれです。「5:1」はリールハンドルを1回転するとラインスプールが5回転することを意味します。ですのでギア比が変わると、リールハンドルを1回転した際に巻き取れるラインの長さが変わります。
リトリーブのコツ
安定したリールアクションを心がけましょう
一定のスピードで巻くためには、まずハンドルの軌道をイメージしましょう。巻く動作それ自体よりも、イメージした円に沿ってハンドルを回すことに集中すると、動作が安定するようです。次に、ロッドをしっかりと持ちましょう。しっかりと持たないと竿先がブレてしまいますし、何よりハンドルの軌道がグラグラ動いてしまいます。