また、ハードルアーはものによって適したスピードが異なるので、よく確認しましょう。確認の方法としては、明るいところでキャスティングをして、実際にリトリーブしながらルアーの動きを観察するのが一番のようです。
ルアーに適さないスピードでリトリーブすると…
ルアーの姿勢が崩れてしまって不自然な泳ぎになったり、ルアーが水面へ浮き上がったりします。また、水には流れがあるため、その向きと速さに合わせて適したスピードが微妙に変わる点にも留意しましょう。
適したスピードのつかみ方
そのルアーがファスト向きかスロー向きかをざっくりと覚えたら、あとはリールハンドルの重さで最適なスピードをつかみましょう。リールハンドルを回す早さで決めると、水の流れに対応できなくなってしまいます。
リトリーブのスピードを、魚の活性に合わせよう
季節・時間による活性の違い
ルアーに適したリトリーブのスピードをつかんだら、魚の活性に合わせて早さを決めましょう。一般的に、夏から秋にかけて魚の活性が高くなり、冬から春までは魚の活性が低下します。また、昼よりも夜の方が魚の活性は低いようです。魚の活性が高い時は早めの、活性が低い時は遅めのリトリーブを行いましょう。
魚による活性の違い
活性によって使い分ける、とは言っても、シーバスのように瞬発力に優れた魚であれば、活性が低くてもファストリトリーブに追いつくことは苦にならないでしょう。一方で、ヒラメなど獲物を待ち構えるタイプの魚を釣る場合にはスローリトリーブがよいようです。