リトリーブをマスターしよう!初心者にもわかるリトリーブ

これもロッドを動かしてルアーの動きを変化させる技術です。ルアーをキャスティングし、ロッドを水平に保ちます。着底したらスラックを巻き取り、手首を返すことでロッドを垂直に振り上げます。これでルアーが大きく跳ね上がります。ここまでをリフトと呼びます。

一度リフトしたルアーは、弧を描いて手前へ落下します。これをフォールと言います。ジャークと似ているように感じられるかもしれませんが、リフトアンドフォールではルアーの軌道が水面を目指さず、水底近くを上下にジグザグ移動する様子をイメージしましょう。

リトリーブ以外にルアーを操作する方法はあるの?

あります。リールを巻く代わりに、アングラー自らが歩くこととでルアーを動かす「テクテクトローリング」、略して「テクトロ」と呼ばれるものです。岸壁釣りで使える技術で、岸壁近くへキャスティングし、歩きながらラインを10~20mほど出したらリールのベールアームを倒します。

その状態でアングラーが歩くことで、ルアーが遅れてついてくるように動きます。犬の散歩をしているようなイメージです。テクトロの場合もステディリトリーブと同様に、一定のスピードでルアーを泳がせます。使える場所が限られますが、護岸などのまっすぐで平らな足場が続いている場所では大活躍するでしょう。

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