絶滅動物38種を写真付きで解説!その絶滅原因や驚きの生態にも迫る

約2億6730万年前のペルム紀末に生きていたサソリで、全長は大きい個体だと2.5mほどにもなり、上記のアースロプレウラと同じ最も大きな節足動物です。主にサンゴ礁や浅い海に生息したと考えられています。

プロコプトドン ゴライア

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全長が2mから3mにもなる大きなカンガルーで、オーストラリアに生息していました。現代に生息しているカンガルーと比べると太い尻尾を持っていて、まっすぐ立つときに体を支えていたとされています。

アノマロカリス

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約5億500万年前の古生代カンブリア紀の海に生息し、全長は大きな個体になると1mほどにもなると推測されており、カンブリア紀で最大の動物です。当時は捕食されず、食物連鎖の頂点に立っていたとされます。

ハルキゲニア

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こちらは古生代カンブリア紀の動物です。全長は0.5cmから3cmほどと非常に小さく、丸い柱のような胴体をしており、そこに細長い脚が生えた弱々している見た目です。腐った肉を食べる腐肉食とされています。

ロンギスクアマ

三畳紀の前期に生息していて全長が15cmから25cmの爬虫類で、特徴は背中に出ている突起です。鳥類の羽と同じようなつくりなので、高い場所から飛び降りるときに衝撃を和らげていたと考えられています。

オパビニア

カンブリア紀を生きていた海の動物です。体長は4cmから7cmほどで体の両側にはヒレがあり平らな形、口の部分に前方へ伸びる吻の先端にはトングのような形状、目が5つあるなど独特な見た目をしています。

オットイア

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カンブリア紀に生きていた鰓曳動物です。体長は8cmくらいで口の部分が膨らんでいる独特な形状をしているのです。発見されている化石はU字の形をしているので、穴の中に潜っていたと考えられています。

カメロケラス

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約4億1600万年前のシルル紀にいた貝の1種です。バルティか大陸やシベリアの浅い海に生息していました。貝と聞くと地味なイメージがありますが、全長は11mにもなるとされ、とても大きいことが特徴です。

コエルロサウラヴィス

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こちらはペルム紀の後期にいた爬虫類で、標本としての全長は40cmほどで体の側面には翼のようなものが生えており、それを使用して滑空ができたことが特徴です。頭の骨はトカゲに非常によく似ています。

ジョセフフォアルチガシア

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更新世にいた知られる限りでは一番大きなネズミで、全長は3mほどです。ネズミと聞くと歯が特徴ですが、歯や筋肉は発達しておらず、咬む力も強くはないため柔らかい果実や水生植物を食べていたとされています。

スミロドン

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約1万年前の更新世の末期にいたサーベルタイガーの1種です。体長は1.9mから2.1m、高さは1.2mほどとされ、南北アメリカ大陸に生息していました。大きな牙を持っていて口が120°も開くのが特徴です。

サーベルタイガーについてさらに詳しく知りたいという人はこちらの記事をご覧ください。

プラティベロドン

新生代第三紀中新世の後期にいたゾウの仲間になります。体長は4m、高さは3mほどで、長い顎を持っていることが特徴です。顎の先には平たい歯を持っていて、それを使って木の枝を切断したと考えられています。

メガネウラ

約2億9000万年前の古生代石炭紀の末期にいたトンボです。翼の右端と左端の距離は大きいものだと75cmほどにもなります。また現代のトンボのような空中にとどまるボバリングの能力はありませんでした。

日本にも!絶滅した固有の野生動物9選【写真・画像つき】

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先ほどの見出しでは、海外に焦点を当てて絶滅した動物をたくさん紹介してきましたが、ここからは少し視点を変えてみましょう。こちらの見出しは日本に焦点を絞って絶滅した野生動物を見ていきます。

エゾオオカミ

明治時代に北海道に分布していたタイリクオオカミの亜種とされているオオカミです。全長は120cmから129cm、尻尾の長さは27cmから40cmで尻尾の先端部分は黒色、前足には黒い斑点が特徴になります。

ニホンオオカミ

明治38年に捕獲されたのが最後とされているオオカミで本州や四国、九州に生息していました。全長は95cmから114cm、尻尾の長さは30cmです。長い間生存が確認されないため2012年の4月に絶滅種とされました。

キタタキ

対馬に生息したキツツキ目の鳥で体長は42cmから48cmと非常に大きくキツツキの種類の中では一番大きな部類に入ります。日本固有となると1920年に生存を確認されたことを最後に絶滅したとされています。

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