しかし、このラインは、根ズレなどに弱く傷つくと切れるという弱点を持っており、それをカバ-するためにリーダーが必要になります。
リーダーとは何か
PEラインの弱点をカバ-するために、ジグなどのルアーとの間に結束するのがリ-ダ-ライン(ショックリーダー)です。重いメタルジグなどのルア-を投げるときは、PEラインに傷がはいっていれば、その負荷で切れる場合があります。
リーダーは、負荷などのショックを緩衝する優れものであり、PEラインの使用には欠かせないものです。
ショアジギング向きリーダーの選び方
リーダーは、メインライン(PE)同等かそれ以上の強度を持つものを選び、1メートル前後の長さを結束します。一般的には、PEラインは号数で表示し、リーダーはポンド表示が多く、PEはナイロンの3~4倍の強度があると言われますので、PEライン2号の場合、24~32ポンドのリ-ダ-を、PE3号ラインなら、36~48ポンドのものを選ぶとよいでしょう。
ショックリーダーに関する記事です。こちらも参考にしましょう。
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PEラインとリーダーの結束方法を動画で学ぼう!
PEラインとショックリーダーの結束で定番になっているのが、FGノットです。ショアジギングでは大物とのやり取りが多いので、途中で結束部分でのトラブルが発生しないように強力な結束方法が必要です。わかりやすく動画で解説されていますので、参考にしてください。
ショアジギングに使うおすすめのロッドとは?
ショアジギングの主なターゲットは、青物や根魚などのフィッシュイーターです。ルアーはメタルジグなどを使う釣りです。繰り返し遠投しては、ルアーアクションを加えながらの釣りになりますので、使用するロッドは、操作性や軽量性はもちろんですが、魚が掛かった時に対応できるパワーが必要です。
セレクトとしては、長さが9~10フィートで硬さはM~XH、ルアーは50~120グラム、PEラインは2~5号に対応するものを選ぶとよいでしょう。更に、ガイドはラインを傷めにくいものを選ぶことが大切です。
ショアジギング向けのロッド:おすすめ①
シマノ コルトスナイパー
遠投性能抜群、大物青物とのやり取りにしっかり対応できる強靭パワー
ブランクスに強化構造「ハイパワーX」が採用されており、サーフをはじめ防波堤や磯などの様々な釣り場で活躍できるショアジギングロッドです。遠投性能はもちろんですが、大物青物とのやり取りにしっかり対応できる強靭なパワーを持っています。
ルアーは、メタルジグをはじめペンシルやポッパーなどが使え、ショアジギングを更に楽しめるハイパフォーマンスのロッドで、特に4000番以上のリールとの相性はよく、バランスよく装てんできます。
スペック
- 全長(m):3.05
- 継数(本):2
- 仕舞寸法(cm):157.0
- 先径/元径(mm):2.2/14.5
- プラグウエイト(g):MAX60
- ジグウエイト(g):MAX80
- 適合ラインPE(号):MAX3
ショアジギング向けのロッド:おすすめ②
ヤマガブランクス ブルースナイパー
バットからティップまで張りは適度で、メタルジグの操作も軽快に行うことができるパワー
バットからティップまで張りは適度で、メタルジグの操作も軽快に行うことができるパワーを持ち、価格は高めですが、ショアジギングに思う存分、力を発揮できるロッドです。
強さの中にも繊細さがあり、潮流が速く深い釣り場においても魚のバイトを誘発
ブランクは150gの重量のあるジグでも軽快に振り抜け、ジャークの際はティップが適度に入り込み、魚とのやり取りで厳しい状況下であってもシャクリを続ける釣り手の負担を確実に軽減してくれます。強さの中にも繊細さがあり、潮流が速く深い釣り場においても、限られている水深での魚のバイトを誘発するようなチャンスを意図的にテクニックを駆使してつくるような演出ができます。
沖磯、離島でのカンパチの走りにも柔軟に吸収して強靭カーボンロッドの反発力でしっかり対応
竿が曲がれば曲がるほどに蓄積されるバットのパワーは、沖磯をはじめ離島でのカンパチの走りにも柔軟に吸収して強靭なカーボンロッドの反発力でしっかり対応してくれアングラーとって快適な釣りを可能にしてくれます。強さの中にもしなやかさを持っているおすすめの1本です。
スペック
- 全長(m):3.03
- ウエイト(g):326
- 継数(本):2
- ライン:Jig~150g/Plug~120g Max Pe5号
- カーボン保有率:99.8%
- ドラグMax : 8kg /45°
ショアジギング向けのロッド:おすすめ③
ダイワ ショアスパルタン
細く軽量のブランクは、高密度カーボンでネジレ防止最適構造、粘り強さや鋭い竿の振り心地を実現
磯や堤防、サーフからブリやヒラマサなど大型魚を狙うショアキャスティングに最適なロッドです。細く軽量のブランクは、高密度のカーボンでネジレを防止する最適な構造なっていますので、粘り強さや鋭い竿の振り心地を実現しています。
スペック
- 標準自重(g):3.05
- 仕舞寸法(cm):157
- 継数(本):2
- 標準自重(g):485
- 先径/元径(mm):2.4/17.9
- ルアー重量(プラグ)(g):40-150
- ラインPE(号):4-6
体力に自信があればぜひショアジギングにチャレンジ!
ショアジギングは、岸(ショア)からジグを遠投し、ブリやヒラマサなどの青物などをターゲットに釣ります。一見難しそうな釣りですが、意外にも釣法としてはシンプルです。この釣りは、体力が必要でスポーツ的な要素もありますので、どちらかというと中級者から上級者に向いている釣りとも言えます。
もちろん初心者の方も、経験を積んでいくとできるようになりますので、ショアジギングの基本タックルをしっかり準備して、更には基本的な魚のバイトを誘発するアクションを身につけてチャレンジしてみましょう。大切なことは、しっかりとしたショアジギングに関する知識を持つことです。
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