アオバアリガタハネカクシの体液は毒!やけどに似た症状や処置方法もご紹介

「アオバアリガタハネカクシ」を誤って潰して触ってしまうと、やけどに似たミミズ腫れの症状を起こします。別名「やけど虫」といい、日本中を生息地にしています。この記事ではアオバアリガタハネカクシの画像、生態・特徴、対処法、侵入対策など解説しています!

この記事をかいた人

レコーディングダイエット実践中のアラサー男。実用書・小説を問わず、どんなジャンルの本でもそれなりに面白さを見出せる程度には読書好き。下手の横好きで小説なんぞ書いております。

アオバアリガタハネカクシの画像

まずは、画像を見てみましょう。この特徴的な色彩の虫が、アオバアリガタハネカクシです。「アオバ」は青緑色の前翅に由来します。また、「アリガタ」とあるようにあくまで姿形がアリに似ているだけであって、アリ科に属する昆虫ではありません。

アオバアリガタハネカクシってどんな虫?

「アオバアリガタハネカクシ」という何だか早口言葉みたいな名前を、この記事で初めて目にしたという方も多いのではないでしょうか。硬い前翅の下に後翅を隠しているため、“翅隠し”という名前がつけられました。

別名「やけど虫」

体液に有害な物質を有しており、接触すると発疹や水ぶくれ等の症状を引き起こします。その症状が火傷を負ったときのそれと似ていることから、「やけど虫」という別名がつけられました。地方によってはこの発疹を「ヤモリの尿によるものだ」とした俗信があり、そのためこの症状は俗に「ヤモリのしょんべん」と呼ばれていました。

生態・特徴

オレンジ色と黒色の体に、青緑色の前翅を持ったよく目立つ姿をしています。大きさは5~20ミリ程度で、ぱっと見には甲虫に見えません。「ハネカクシ」という名前通り翅をコンパクトに畳んでいますが、こうすることで狭い所を通り抜けられるメリットがあります。

「体液に毒を持っている」という情報から、エサを求めてヒトに近付いたり、家屋に浸入して来るのではないかと懸念される方もいるかもしれません。ただ、この昆虫は雑食性であり、ウンカやヨコバイなどの虫を捕食しているため、エサを目的としてヒトに近付く、家屋に入って来ることは通常ありません。

発生する時期

MabelAmber / Pixabay

成虫は5月~10月にかけて見られますが、最も数が増えるのは梅雨~夏にかけてです。卵は主に土中、キノコ、落ち葉などに産み落とされ、3~19日程度で孵化し、幼虫となります。幼虫はを小さな昆虫などをエサとし、成虫と同じ場所に棲息します。幼虫から10~50日程度でサナギになった後は、3~12日後に羽化して成虫となります。

アオバアリガタハネカクシの生息地

アオバアリガタハネカクシの生息地は、南北アメリカ大陸を除く世界各地に及ぶと考えられています。では、具体的にはどういった環境を好みとして、生息・繁殖しているのでしょうか。以下に解説していきます。

世界中に存在する

stokpic / Pixabay

ハネカクシ科はとても種類が豊富で、確認されているだけでも2万種類以上が存在しています。これは昆虫の中でも最大の科の一つとして挙げられています。科に属するものの多くは身体に凹凸があり、鮮やかな色合いのものから、明るい色の体毛に覆われたものもいます。これらはすべて前翅が短く、腹部が露出しています。

食性としては、肉食もいれば菌食もいる多様な生態です。花に群がるものからを海岸の岩場を棲み処とするもの、アリやシロアリと共生するものまでおり、いまだ詳しく解明されていない点も多くあります。

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