イモムシノットをマスターしよう!結び方の手順やハーフヒッチの方法も

イモムシノットはスイベルなどの金具とリーダーを結ぶ結び方です。簡単に行うことができ、強度が高いのでぜひ覚えておきたい結び方です。この記事ではそんなイモムシノットの結び方を動画で説明しながら紹介していきます。簡単で高強度なイモムシノットの結び方を覚えましょう!

この記事をかいた人

レコーディングダイエット実践中のアラサー男。実用書・小説を問わず、どんなジャンルの本でもそれなりに面白さを見出せる程度には読書好き。下手の横好きで小説なんぞ書いております。

イモムシノットとは

イモムシノットは陸釣り、船釣りを問わず、ジギンガーに多用されるノットです。ハーフヒッチさえできれば初心者でも簡単に結ぶことができます。根ズレに強く結束強度も高い為、根ズレの多いポイントでも有効なラインの結び方です。

イモムシノットはリングとリーダーを結ぶ

このノットは、スイベルやソリッドリングなどの接続金具との結束に使います。ちょうどイモムシのように編み込まれた部分が衝撃を吸収するため、伸びが少なく、滑りやすいフロロカーボン製のリーダーにも最適です。

イモムシノットにおすすめな釣り

このノットは、シーバス、青物、エギングなど色々な場面で使えますが、ジギングで使われることが多いです。簡潔に言えば、フィッシュイーターなどの歯が鋭い魚からリーダーを守る補強効果をもった結束方法だからです。

タチウオやサワラといった歯が鋭利な魚の場合、その重さとパワーがラインの耐久範囲内であったとしても、歯によってラインブレイクを起こす可能性があります。だからこそ、リーダーをしっかり結んでいるかが重要になります。

ジギンガーに多用されている他のノットも気になる方は、こちらの記事をご覧ください。

 

イモムシノットのメリットデメリット

イモムシノットのメリットですが、あらゆる場面でメインのリーダーを守ることができます。魚がヒットしたとき結び目が魚の口と近いと、リーダーが歯と擦れる可能性が高まります。それ以外ではジグが着底して底に当たったときもリーダーがキズ付きやすいです。

これはデメリットというより注意点ですが、このノットを使っても直結した際の結束強度は、ショックリーダーを使った際の結束強度の70%程度が限界です。また、ラインの太さによっては編み込み回数を増やした方が良いと考えられます。詳しくは後述します。

イモムシノットの結び方をご紹介

イモムシノットの結び方について、動画を交えてご紹介します。リングとリーダーを用いた結束方法は数ありますが、このノットはその中でも群を抜く強度を誇ります。大型青物などを狙う際、特に不安視されるラインブレイクを防止するためにも、ぜひマスターしておきましょう。

イモムシノットの結び方①

必要なものは、リーダー・スイベルなどの接続金具・フィッシィングプライヤーです。プライヤーはリーダーを引っ張るときに使用します。理由については後述します。実際の釣り場でもスムーズかつキレイに仕上げられるよう、ぜひ手元に準備して練習してみてください。

金具にリーダーを通す

まずは、スイベルやソリッドリングなどの接続金具に、上からリーダーを通します。金具に通したリーダーの先端は、15~20㎝程度余分に出しておきましょう。リーダー全体の長さは80㎝程度あれば問題ありません。上記の動画が手元も大きく映っており、作業する上で参考になるでしょう。

リーダーは余裕をもつ

リーダーの全長は80㎝程度あれば問題ありません。ここでリーダーの長さが不足していると、のちのハーフヒッチの出来に影響してきます。特に太いラインの場合は閉まりづらく、8回程度の編み込み数では十分な強度を発揮できない可能性があるため、注意しましょう。

イモムシノットの結び方②

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