ヤエン釣り時期時間帯(シーズン)
ヤエン釣り3月から4月の初春シーズン
春先の水温は少し上がってくる時期、寒い季節から3月ぐらいまでは2kgから3kg級の大物クラスのアオリイカも釣れますが、4月ぐらいから水温は上がったり下がったりと不安定になることから釣果にブレが出てきます。やはり人気のエギングでトライ知る方も多いですが、ヤエン釣りでアジへの反応はしっかりしています。
ヤエン釣り5月から6月の春時期(シーズン)
GWは!釣りだ!
ゴールデンウィークが過ぎ6月の中旬ぐらいまでの海はヤエン釣り師が多く、多くは上がらないものの少数ながら3kg級の大物がヒットします。ゴールデンウィークあたりから家族釣れの方々が多く見られるシーズンなので注意や気遣いが必要になりますね。
ヤエン釣り8月から11月の夏秋時期(シーズン)
中型クラスのアオリイカ
8月からは手のひらサイズが釣れ始める時期に入ります。10月からは1kgクラスがあがるようになりますが、11月からは北西風の裏側からのヤエン釣りシーズンになります。1.5kgクラスの中型もあがるようになるので面白いですよ!ヤエン釣りにはアジが欠かせません、アジに食らいつくクラスになるとキロ超えの中型アオリイカですね!
ヤエン釣り12月~2月の冬時期(シーズン)
やはりヤエン釣りシーズンといえば冬
冬は寒グレのフカセ釣りシーズンも始まります。フカセ釣りは撒き餌をまくため小型の魚が集まり、その小型魚にアオリイカが捕食するために集まってきます。当たり前のマナーですが互いに釣りを楽しむためにライン取りに気を使いましょう。年始あたりには2kgクラスの大物があがるようになるので、型、質、数、三つが整い楽しみ倍増です!
ヤエン釣り時間帯
朝マズメ、タマズメ
タマズメは昼行性の魚と夜行性の魚の活動が交じり合う時間帯のことです。一番オススメの時間帯はマズメの前後一時間にプランクトンが活動し始めるので、小魚が集まり、そしてその小魚を食すアオリイカも動き始めるのでヤエン釣りならこの時間帯がオススメです。イカの警戒心は夜に解けるので食い付きだけならタマズメから夜釣りがグット!
ヤエン釣り場(ポイント)や時間帯
光に集まる習性生物
夜釣りの方がよく釣れると言われていますが、夜はポイントが絞り易いことが一つの要因となります。常夜灯の設置のある港などはプランクトンはもちろんアジやイワシなども集まってきます。そこにイカ類もよってきますので効率よくポイントを絞ることができます。釣り場はやはり港か波止場が良いですね、ルールやマナーはしっかり守りましょうね。
ヤエン釣りの釣り方コツ
生きアジヤエン釣りで打率5割スラッガー!
まず生き餌のアジ20匹ほど持参し釣り上げられるのは10杯といったところでしょう、アタリはかなりの率でありますが食い逃げに遭遇したりなどで打率は5割ぐらいです!なかなかの打率ですね!もちろんイカはアジを抱くとセーフティーゾーンへ持って行きますのでその時のドラグ音で判断は可能です。
夜釣りなら夜光テープも有効!
夜光テープなどで判断する方法もありますがこの方法はどちらも、イカが沖の方へアジを抱き抱えて移動した場合によるものなので、抱き付いてその場で食われたり、抱き付いたあと手前に移動されると気付かずに完全エサ取りにあうことになります。対処方法としては、アジがついている状態の重みなどの感触を覚えておくといいですね。
ヤエン釣りタックル糸出しのコツ
ヤエン釣りに必要なもの
インラインの竿、レバーブレーキ式スピニングリール、メインのラインはカーボン1号から3号、生きアジをかける用のより戻し付きおとりフック針、最後に仕上げ用のヤエンの5点が必要になるものになります。もちろん他の種類タックル代用可能ですが、レバーブレーキ式リールは指1本で糸出しのコントロールが可能です。
デメリット
インライン竿はライントラブルが発生しにくいという有効な要素がありますが、アウトガイドの竿はアタリの感度がダイレクト伝わるので釣果に直結します。慣れ具合によってはアウトガイドをオススメします。そのほかにアジを潜らせるオモリやアジの生かしバケツに、アジ生かしエアーポンプなどが必須になります。
ヤエン釣り仕掛けコツ
通常のヤエン釣り
通常のヤエン釣りでは、ロッド1号から2号の6mほどの磯竿、4号の中型スピニングリール、1.5号のフロロカーボンライン、ヤエンストッパーなどがあげられます。1〜3号までの極力細いラインを使用した方が良いが、太刀魚がいる季節や場所なら3〜5号の太めのラインに変えて挑んだ方が良いですね!
太刀魚がいる場合は
細いラインはザックリ太刀魚に切られてしまうので、ポイントもしくはラインの変更、もしくは太刀魚釣りに思い切って変える判断も必要です。釣りは自然を相手にファイトしますので状況に応じてその時を楽しめるようにいくつか選択できる準備をしておくことも重要です。
ヤエン釣りのコツアクション
重要なポイントとコツ
ヤエン釣り上級者にとっては、ごくごく当たり前のことなので重要か?と思う方もいらっしゃらるかもしれませんが、重要なポイントは!生きアジ投入後に泳ぐ方向を見ることと操ること!が非常に重要になります。なぜ重要なのか!それはイカが生き餌を抱く瞬間にあります。いわゆるイカが縦抱きすると釣果が上がります。
キャッチ率を高めるコツ
ヤエン釣りのポイントは当たり前のことですが、アジを抱いたイカを逃さず釣りあげることにあります。ヒット数でいえば生き餌なのでエギングとは比べ物にならないほどのヒット率になります。釣りはヒットしてもキャッチしなければアウトなのでヒット後の技術や知識を上げることで釣果アップにつながります。
生き餌のコントロールするコツ
重要なポイントでも書きましたが、生き餌投入後に泳ぐ方向をみることや操ることが重要です、ではどうやって操るのかを紹介します。例えば生き餌が沖の方向へ泳がず竿側へ戻って来るように移動してきた場合は、まっすぐに竿を立てます。すると生き餌は尾ビレを引っ張られる格好になるので沖の方角へと頭が向きます。
活き餌コントロールした後のコツ
無事に沖の方へ向かわせた後も生き餌がどの方向に向かっているかを常に把握しておくと、生き餌がどの方向に頭が向いている時にどの位置から抱かれたかということまでわかるようになります。一番の理想は縦抱きの状態にヒットすることにあります。
ヤエン釣り縦抱きヒットのコツ
イカちゃんが縦抱きしてくれると
生き餌の進行方向を常に把握している状態でアタリがありイカの習性であるセーフティーゾーンで食すための移動方向が左右なら横抱き、抱き付いている時にイカは自身の足の方向へ進むことができないので生き餌の進行方向の縦に走るなら縦抱きの状態にな流ので引き寄せも比較的に楽になります。
バラし率低減
バラし率を下げたいのであればやはりファイトが始まった際にどの状態で抱き付いているのかをイメージができているかが重要です。竿を縦に立てて巻き上げるのか、それとも横に寝かせて巻き上げるのか判断がしやすいですよね。
縦抱きの利点
縦抱きの場合はヤエンフックがかかりやすく更にフックがかかった後の噴射にも有効なヤエン針のかかり方になりバレにくくなります。縦抱きだとヤエン投入の時にイカの死角から近くへ寄せることが可能になるので捕食中にヤエンが視界に入り驚いて離れてしまう確率も大幅に違いがでるのでヤエン釣りで非常に重要なポイントとなります。
ヤエン投入のコツ
バレないように20mまで引き寄せる
引き寄せは20mぐらいが目安で竿角度45度、同じく道糸も水面から45度になる距離がベストタイミングになります。ヤエン投入時に走り出すこともあるのでリールはフリー状態にしておきましょう!ヤエンがイカまで到着すると微量でコン!という感触がありますので軽くアワセます、アワせ後に墨をはけばヤエンフックがかかったと認識できます。
フックがかかっても慎重に!
フッキングしても身が切れなどで落ちることがあります、バラシがないよう慎重に引き寄せ上げます。タモ網なども準備しておくと良いですね。もしバレてしまったら一旦ヤエンを回収し食いかけの餌のまま再投入してもほとんど食い付いてきますので諦めずにトライしましょう!
ヤエン釣り動画コツ
動画を見ると釣りに行きたくてウズウズ
釣りをしている時間が好きな方は多いですよね!しかもそういった方の中には釣りをしている時間が好きだから、別に釣れなくてもいい!という方も稀に見かけます。どうせ釣りにでるなら大物を夢見るロマンを感じながらいろいろ楽しみたいですよね!ギーギーギーと糸がでる時の音を聴くだけでウズウズします。
夜釣り用にLEDホルダーをカスタム
釣れた新鮮イカは晩酌の肴に超グッドな食材になります。もちろんバター焼きにして晩御飯のオカズにもバッチグーなので楽しみながら釣りをして、楽しく料理して楽しい食卓になりますね!ちなみに結構マニアックですが沖縄地方ではイカスミ汁という料理があって、これがまた旨いですレシピなどたくさんあるのでチェックしてみてね!
やったー!イカさんありがとうー!
こちらの動画にも達成感からくる喜びの声があがってます。嬉しいですよね〜!1人で静かに釣りを楽しむも良し、仲間と楽しく釣るも良しでとてもオススメです!どうですか?ヤエン釣りの楽しさが伝わりましたか?さあ今度はあなたがフッキングする番です!レッツヤエン釣りトライ!