ここまで保存期間の短いさんまの鮮度を保つことがどれだけ難しいかがわかるでしょう。冷凍保存のありがたみが分かります。
さんまの冷凍の方法をご紹介!
保存期間を圧倒的に伸ばすことのできる冷凍保存。とはいえ、その冷凍保存もメニューによっては細かに方法が異なりますし、どんなふうに準備をして保存すれば効果的なのか分からない人もおおいでしょう。
メニューなども合わせてその手順を紹介していきましょう。具体的に覚えておくと、買いだめたさんまのレパートリーも増やすことができます。
さんまの冷凍の方法①包んで冷凍
冷凍方法の一つ目は、1匹ごとに包んで冷凍する方法です。これであれば、その後の調理の幅も非常に広いですし、色々とアレンジもすることができますす。もちろん、手順も簡単なので紹介していきましょう。
さんまを包んで冷凍する:向いている料理
小分けで1匹ずつ包んで冷凍するのであれば、解凍後のメニューは対応できる幅が広いです。特におすすめは塩焼きです。皮がパリッとして中身がふっくらと焼きあがる塩焼きは非常におすすめです。
さんまを塩焼きなどにするときにおすすめ
旬のさんまを楽しむ料理の題名といっても過言ではない塩焼きは、この冷凍方法の最もおすすめするメニューです。解凍後は後は塩をつけて焼くだけなので非常に簡単で調理もスムーズに行えます。
また、その他メニューでは煮つけやアクアパッツァなどもありますが、このメニューでも解凍後にぶつ切りにし、調理すればいいだけなので非常に簡単に行うことができます。
さんまを包んで冷凍する:手順
さんまを1匹丸ごと包んで冷凍すれば、どんなメニューに対応できるかわかりましたが、正しい手順を学んでいきましょう。手順が難しければ話になりません。ポイントを押さえて新鮮に保ってください。
手順①さんまの頭と内臓をとる
そのまま1匹を小分けで冷凍する場合、まず頭と内臓の切除を行いましょう。下処理においては重要なポイントなのでこの内蔵除去は非常に重要です。といっても慣れれば非常に簡単なので手間はかかりません。
内臓をしっかり取る理由は、内臓内の寄生虫が危険なためです。内蔵さえ取れれば心配もないので冷凍できます。頭は付け根部分から切り落とせば大丈夫です。
手順②さんまを水でよく洗う
さんまの頭と内臓を切り落とした後は、流水で身を洗い流しましょう。血が残っていたりするとせっかくの冷凍でも鮮度を落とす原因になります。また、水分が残ると冷凍に支障が出ますので洗い流した後は水分をしっかりとふき取りましょう。
手順③さんまをラップで包みジップロックに入れて冷凍する
さんまの水分が切れたらジップロックで包むなどして冷凍庫に投入しましょう。この時1匹ずつ冷凍をすることと、しっかりと空気を抜いてさんまの身にぴっちりとした状態にすることも忘れないように対応してください。