さんまの冷凍方法をご紹介!保存を上手においしく食べよう!

秋の味覚であるさんまは、たくさん釣れたり買いすぎたりしてしまうこともあります。冷蔵で保存すると数日しか持たないさんまですが、冷凍するとその期限を大幅に伸ばすことができます。この記事ではそんなさんまの賢い冷凍の方法を紹介します。

この記事をかいた人

アウトドアやオカルト・心霊が大好きです。わかりやすく、ちょっとためになる情報も織り交ぜながら紹介できるような記事を作っていきたいです。
Array

さんまを冷凍保存しよう

lockerswatanabe / Pixabay

旬なさんまを美味しいからとたくさん買ったり釣った人は、できればいつまでもおいしく食べたいものです。上手にかつ効果的に味を落とすことなく保存するには、どうやって保存すればいいのでしょう。

さんまは冷凍できる

冷蔵庫で数日の保存は誰しも経験があるでしょうが、保存期間は非常に短くなります。鮮度も落ちて味も悪くなり、せっかくの旬の時期でも美味しくいただくことは難しくなります。

いつまでもおいしく食べられるように保存方法を見直したいものですが、実はさんまは冷凍保存で保存することが出来、さらには冷蔵保存よりも大きなメリットも得られることを知っているでしょうか。

そのメリットとは、一つ目が保存期間を飛躍的に伸ばすことができるという点です。冷蔵では多くても数日。旬の時期であれば安く買いだめする人もいると思いますが、そうなるとこの保存では追いつきません。

しかし、冷凍保存の手段であれば飛躍的に伸び、保存期間は何と3週間を可能とします。これで買いだめも安心してできるようになるわけです。旬の時期であれば脂ののった美味しいさんまを長期間食べることもでき、家計にも優しくなります。

また、メリットはこれだけではありません。実は調理時間の短縮にも大きく貢献してくれます。この際に重要なのが、まとめて捌いておくことです。苦みのもとになる内蔵は切り落としておきます。そうすることで時短に繋がります。

冷凍保存は後述しますが、丸ごとの状態で1匹冷凍も可能ですし、三枚に捌いてでも対応できます。料理のレパートリー毎に合わせて冷凍しておけばさらに快適です。

さんまは通常冷蔵だと数日が期限

冷凍保存で飛躍的に保存期間を延ばすことができることはわかりましたが、では冷蔵機関と比較してどれほど違うというのでしょうか。実は冷蔵ではもって2日か3日が限界なのです。

数日といっても魚の購入時の鮮度によっては当日中から翌日までしか持たないこともあります。釣ったばかりであればこうはなりませんが、それでも3日が限界でしょう。

ここまで保存期間の短いさんまの鮮度を保つことがどれだけ難しいかがわかるでしょう。冷凍保存のありがたみが分かります。

さんまの冷凍の方法をご紹介!

保存期間を圧倒的に伸ばすことのできる冷凍保存。とはいえ、その冷凍保存もメニューによっては細かに方法が異なりますし、どんなふうに準備をして保存すれば効果的なのか分からない人もおおいでしょう。

メニューなども合わせてその手順を紹介していきましょう。具体的に覚えておくと、買いだめたさんまのレパートリーも増やすことができます。

さんまの冷凍の方法①包んで冷凍

冷凍方法の一つ目は、1匹ごとに包んで冷凍する方法です。これであれば、その後の調理の幅も非常に広いですし、色々とアレンジもすることができますす。もちろん、手順も簡単なので紹介していきましょう。

さんまを包んで冷凍する:向いている料理

小分けで1匹ずつ包んで冷凍するのであれば、解凍後のメニューは対応できる幅が広いです。特におすすめは塩焼きです。皮がパリッとして中身がふっくらと焼きあがる塩焼きは非常におすすめです。

さんまを塩焼きなどにするときにおすすめ

旬のさんまを楽しむ料理の題名といっても過言ではない塩焼きは、この冷凍方法の最もおすすめするメニューです。解凍後は後は塩をつけて焼くだけなので非常に簡単で調理もスムーズに行えます。

また、その他メニューでは煮つけやアクアパッツァなどもありますが、このメニューでも解凍後にぶつ切りにし、調理すればいいだけなので非常に簡単に行うことができます。

さんまを包んで冷凍する:手順

さんまを1匹丸ごと包んで冷凍すれば、どんなメニューに対応できるかわかりましたが、正しい手順を学んでいきましょう。手順が難しければ話になりません。ポイントを押さえて新鮮に保ってください。

手順①さんまの頭と内臓をとる

そのまま1匹を小分けで冷凍する場合、まず頭と内臓の切除を行いましょう。下処理においては重要なポイントなのでこの内蔵除去は非常に重要です。といっても慣れれば非常に簡単なので手間はかかりません。

内臓をしっかり取る理由は、内臓内の寄生虫が危険なためです。内蔵さえ取れれば心配もないので冷凍できます。頭は付け根部分から切り落とせば大丈夫です。

手順②さんまを水でよく洗う

さんまの頭と内臓を切り落とした後は、流水で身を洗い流しましょう。血が残っていたりするとせっかくの冷凍でも鮮度を落とす原因になります。また、水分が残ると冷凍に支障が出ますので洗い流した後は水分をしっかりとふき取りましょう。

手順③さんまをラップで包みジップロックに入れて冷凍する

さんまの水分が切れたらジップロックで包むなどして冷凍庫に投入しましょう。この時1匹ずつ冷凍をすることと、しっかりと空気を抜いてさんまの身にぴっちりとした状態にすることも忘れないように対応してください。

解凍後は刺身でも大丈夫?

丸ごと冷凍するのであれば一度は誰しも刺身で行けるのではと疑問に思うことがあると思います。冷凍するので鮮度は保たれるといっても刺身には向かないのではと考えている人もいるでしょう。

実はさんまの冷凍は解凍して刺身で食すことも可能です。条件さえそろっていれば何の問題もありません。その条件とは、マイナス20度以下で48時間以上の冷凍をすることです。

条件さえ守れば、仮に寄生虫がいたとしても安心して刺身にできるのです。実は魚の解凍後に刺身を食べることは正式な方法です。

冷凍することでこういった寄生虫の心配を取り除くことができるので、刺身のために冷凍するほどなのです。ですので、自宅でさんまの刺身を後日食したいのであれば、冷凍庫の性能を確認の上、食してみてください。

さんまのきれいな食べ方に関する記事はこちら

さんまの冷凍の方法②三枚おろしで冷凍

次に三枚おろしの状態で冷凍保存するパターンです。三枚おろしにすることでさらにレパートリーに合わせて時短もできる調理を行えます。例えば、かば焼きやフライなどいろいろなメニューに向いているでしょう。

さんまを三枚おろしで冷凍する:向いている料理

さんまを三枚におろした状態にするので、腕はどうあれ気になる骨をほとんど取り除くこともできます。調理によっては、残った小骨は気にならないですし、色々な料理に挑戦してもいいでしょう。

さんまをかば焼きにするときにおすすめ

NEXT さんまをかば焼きにするときにおすすめ