どの生き物もクモに近いフォルムをしており、世界的に見てもクモが気持ち悪い生物として認知されていることが分かります。
ビネガロンの特徴
お尻の部分から酸っぱい匂いのする分泌物を出すことからビネガロンと呼ばれています。体長は25mmから80mm程度の大きさでサソリのような大きな鎌を持っているのがなんとも不気味です。
世界に80種類ほど存在しており生息地は熱帯・亜熱帯地域で、日本国内においても九州・沖縄地域に生息しています。
興味が沸いたらぜひ生で見てみよう
ペットショップで取り扱っている店舗もありますので、怖いもの見たさで一目見てみたいと思ったらぜひお近くの店舗に確認してみましょう。
ウデムシ以外にも様々な気持ち悪い虫たちがペットとして売られているので少し気が引けてしまいますが、逆に愛くるしく思ってしまうかもしれませんよ。
Contents
見たくないけど見てみたい!気持ち悪い虫を画像で一挙解説!
ランキングトップ5の気持ち悪い虫をご紹介しましたが、世の中にはまだまだ知られていない奇妙な虫たちが数多く存在します。虫たちの画像付きでまだまだご紹介しますので、怖いもの見たさでチェックしてみて下さい。
再生する「プラナリア」
きれいな川や池に住んでいるプラナリアはユムシやヒルのような形状をしており敬遠したくなるフォルムです。驚異的な再生能力を秘めており、体を10等分に切ると1週間で10匹のプラナリアになるのです。
とにかく大きい「トビズムカデ」
黒光りした体と無数の脚でまさに鳥肌が立ってしまうほどのフォルムをしたトビズムカデは猛毒の持ち主です。刺されると激しい痛みで患部が腫れあがるほどで、非常に危険な生き物ですので注意が必要です。
ゲジゲジの「オオゲジ」
地球外生命体のような形で無数の細長い脚が特に嫌悪感を覚えるこちらのオオゲジは肉食性のムカデの仲間です。毒牙を持っているので噛まれると結構な痛みに襲われるので、近づかないように注意しましょう。
カタツムリに寄生する「ロイコクロリディウム」
カタツムリの目の部分が緑色になっていますが、これがロイコクロリディウムという寄生虫です。カタツムリを操り鳥にわざと捕食させ、鳥の体内で卵を産み落とし糞として体外に出されます。それをカタツムリが食べ、再びカタツムリの体内に寄生するのです。
世界三大奇虫「ヒヨケムシ」
タランチュラのようなおぞましい姿をしているのがヒヨケムシです。特徴は体の3分の1を占める大きなアゴで、一旦噛まれると激しい炎症や吐き気を催してしまいます。
国内にはいませんが万が一見つけたら通報しましょう。
紙を食べる「シミ」
家の中で銀色の虫がわさわさと動いているのを見たことがありますか。それがシミという虫で形がなんとも不気味です。体をくねらせて移動するのが魚のようで、紙製のものを食べることから漢字で「紙魚」と書きます。
昆虫に寄生し操る「ハリガネムシ」
まさに針金のような細い線でクネクネしているのが気持ち悪いハリガネムシは昆虫に寄生する生き物です。水棲でない虫が水辺に近づき、そのまま飛び込んでしまうのはハリガネムシが操っている可能性が高いです。
そもそも気持ち悪い虫だと感じてしまう理由とは?
触ることはおろか、見ることすらも極力避けたいと思う人もいると思います。そもそも今までご紹介した気持ち悪い虫に対してどうして気持ち悪いと定義してしまうのでしょうか。その理由を探っていきたいと思います。
本能的に嫌いになる
人間は本能的に自分と似た姿のものに対しては親近感を覚え、そうでないものは嫌悪感を覚えると言われています。つまり頭で考えるのではなく無意識的に虫に対して気持ち悪いと感じてしまうのだそうです。
虫に関する情報不足
虫に関する知識が不足していることによって、過度に虫に対する恐怖を抱いてしまう可能性もあります。嫌いなものを調べるのも億劫ですが、事前に情報を仕入れておけば実際に出会った時の恐怖も抑えられるでしょう。
虫と触れ合う機会がない
子供時代には森だった場所や草木が生い茂った団地は今やほとんどコンクリートで固められていて昆虫に会う機会も減っています。特に都会で育った方は虫と触れ合う機会がないため、虫嫌いになる傾向があります。
虫嫌いを克服する方法
触るのもみるのも嫌になってしまうほどのポテンシャルを持つ気持ち悪い虫たちですが、虫自体そもそも苦手としている方も多いのではないでしょうか。そこでこちらでは虫嫌いを克服する方法についてご紹介します。
おもちゃで肩ならし
虫をイメージしたおもちゃやキャラクターはお近くのおもちゃ屋さんに行けば意外と多く売っています。かわいらしいものから見た目そのまま投影したようなものまでありますので、まずはおもちゃで慣れていきましょう。
慣れてきたら図鑑をみよう
おもちゃで徐々に慣れてきたと思ったら、今度は図書館や本屋に出向いて実際の虫の写真を見てみましょう。情報収集とともに見ていくと耐性もよりついてくるので最初よりも虫に対して興味が出てくるでしょう。
最後は外に出かけてみよう
ここまできたら、最後は草木がある程度生い茂った森林公園などでウォーキングしながらあたりを見回してみましょう。
虫たちが実際に活動していますので、近くで見てみたり勇気を出して触ってみるのも良いでしょう。
オススメ美しい虫3選!目の保養にどうぞ
気持ち悪い虫が何度も登場することによって少し気分がすぐれなくなった方へ向けて、こちらでは美しい虫たちをご紹介したいと思います。気分を落ち着かせて目の保養になりますのでぜひご覧下さい。
「リュウキュウハグロトンボ」
光沢のある非常に綺麗で鮮やかな青色をしたこちらのトンボは沖縄や奄美大島に生息しているリュウキュウハグロトンボです。胴体も美しいですが羽の黒と青のコントラストも非常に鮮やかで見とれてしまいます。
「ハナカマキリ」
白色と薄いピンク色のコントラストがまるで綺麗な花びらのように美しいのがハナカマキリです。東南アジアの熱帯雨林に生息しラン科の植物に擬態して身を守るのと同時に花に紛れて昆虫を捕食します。
「ニジイロクワガタ」
とても綺麗な宝石のように虹色に輝いているクワガタの仲間は、ニジイロクワガタといいオーストラリアをはじめとするオセアニア地域に生息しています。
世界一美しいクワガタと言われ、見ているだけで心が癒されます。
気持ち悪い虫が夢に出てくる意味とは?
皆さんは普段寝ている時に夢を見るでしょうか。もし夢の中にまで見たくない気持ち悪い虫が侵入してきたらそれは体や精神の疲れが原因の元かもしれません。夢の中にまで出てくるその理由についてご紹介します。
ストレスが原因かも
仕事やプライベートでストレスを抱えている人は現代社会では数多く、鬱病につながるケースもあります。もし夢の中に嫌いな気持ち悪い虫が出てきた場合、ストレスがその一因である可能性があります。
ゆっくり休息しよう!
まずは気分をリセットし心と体を健康に保つためにとにかくゆっくり休むことをオススメします。無理をして会社や外に出てしまうと良くありません。家の中でゴロゴロしながら休息することに徹しましょう。
気持ち悪い虫が好きな子の育て方
もし自分の子供が気持ち悪い虫に対して興味を持っていたら親としてどう接してあげるのがベターなのでしょうか。様々なことに興味を抱く子供との接し方についてこちらでは考えていきたいと思います。
普通の子と変わらない育て方をする
色々なことに対して好奇心を持つのは子供の特権でもあります。もし今までご紹介したような気持ち悪い虫であっても、否定せずに変わらない愛情を注いであげましょう。それがいずれ財産となるかもしれません。
実際に立派に育った子供は多くいる
子供の時の経験が大人になって生かされるケースはよくあることです。例えばノーベル科学賞を受賞した福井兼一氏は子供時代に生き物が大好きで海にも潜って採集していたそうです。
好奇心旺盛な経験が大人を形作ることもあるのです。
気持ち悪い虫を食べて生活することは可能?
メディアなどで最近昆虫食が取り上げられることがあります。実際食卓に昆虫が出てきたらと考えるとゾッとしてしまう人は多いと思いますが、栄養価が高いとして注目されていますのでご紹介したいと思います。
慣れれば平気
ファーストコンタクトはやはり気持ち悪いが先行してなかなか口に運べないと思います。しかし一度口にするとその味や食感は以外と肉や魚のような食材に近いので慣れてくるとなんとも思わなくなるでしょう。
意外と栄養価が高い
虫の栄養価は近年アスリートも注目するほどに高いです。高タンパク・低カロリーで脂肪燃焼効果もあると期待されているのです。実際、牛肉よりもコオロギの方がたんぱく質が多分に含まれているそうです。
気持ち悪い虫側に責任はない!
食物連鎖社会を生き延びていくために長い年月を経て進化し、今の姿になってきました。彼らは生きる過程で最適な形になっているので、気持ち悪い虫と敬遠せずに寛大な心を持って見守ってあげましょう。