人間をも襲うヒョウアザラシ!その怖い生態・特徴など動画とともに紹介

アザラシというと「かわいい」というイメージがありますよね。ゴマフアザラシなどはかわいい典型ですが、中には凶暴で人間も襲うアザラシもいます。それが海のギャングである動物です!この記事ではそんな動物の生態・特徴、動画、見られる水族館などを紹介します!

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ヒョウアザラシとは

水族館で私たちが見ることのできる魚や動物は沢山いますが、その中にアザラシがいます。とてもかわいらしく人気のある動物なのですが、同じ種族でも凶暴で危険なものも存在しているのです。

ということで今回は、そんな危険と噂されている動物についてご紹介しましょう。

ヒョウアザラシの特徴

この動物のまずは基本的な特徴などからご紹介していきますが、見た目としては灰色の肌に黒い斑点があります。これが肉食のヒョウに似ていることからこの名前が付けられており、雄だと体長が3メートル前後、雌は一回り大きく重量は雌だと最大500キロほどになります。

生態について

この動物は野生では成体になると単独で生活することとなり、メインのターゲットはナンキョクオキアミというエビのような形をしている魚を好んで食べています。

またペンギンにオットセイといった多少大型の動物も捕食対象となり、海のギャングとすら言われているのです。

具体的な生息域

続いてはこの動物がどんなところに生息しているかなどについてですが、南極周辺を軸にしてイギリスの国外領土であるサウスジョージア島であったり、暖かめの場所を好んでニュージーランドやオーストラリアといった場所にも出現することがあるのだそうです。

絶滅した動物に関する記事はこちら

ヒョウアザラシは南極最強?

まずは今回ご紹介する動物に関しての基本的な特徴や生態などについてを簡単にではありますがご紹介しました。

生態をご紹介する中で肉食の動物でありいろんな対象がいると記述しましたが、実は難局に生息している動物の中でも最も強力であるという呼び声もあるとされています。

南極で最も強い

事実、この動物というのは南極大陸における生態系の中で頂点に君臨しているのです。ホッキョクグマは北極にしかいませんし、他に凶暴な動物もあまり存在していません。

この動物に次いでペンギンやアザラシといった風な生態系になっているので、最も強い動物なのです。

食性について

続いて食性についてなのですが、これについては前述しました通り主に海中に生息しているオキアミが主食となっています。加えてこれもご紹介したことですが、泳いでいる魚や別の動物であっても捕食対象になっています。

ペンギンも食べる

成体でご紹介しました通り南極のオキアミが主食にはなっていますが、それしか食べないというわけではなく、魚であったりアザラシであったり、更にペンギンも土地柄対象になっているのです。

泳いでいる中で捕らえられて捕食されているところがダイバーによって捉えられています。

オットセイも襲う

更に、ペンギンよりも更に体の大きいオットセイであっても対象となりえます。大人の個体も狙いますがまだ自衛の手段を持ち合わせていない子供の個体が狙われやすいのですが、ただただ狙って食べているわけではなく別の同じ個体同士で奪い合ったりもしているようです。

ヒョウアザラシの狩りの仕方

オキアミをはじめとして魚やペンギン、更にオットセイまでもが捕食の対象となるなどまさに南極における生態系の頂点に存在している、南極ならやりたい放題の動物。いろんな動物がターゲットになっていますが、実際にどんな狩りを行っているのでしょうか。

基本は「待ち伏せ」の狩り

この動物の基本的な狩りの仕方は、待ち伏せのスタイルとなっています。主に海中の岩陰などに身を潜めていて、自分が対象としている動物が手の届く範疇に着た時に襲い掛かって、非常に強い力を持つ顎で噛みつきそのまま海中深くまで連れていくのです。

また、この狩りの時には最高で時速が40キロになります。これは車などで考えれば大して早くはありませんが、人間はそんなスピードでは泳げませんので非常に速いということが分かるでしょう。

また暴れる対象をそのまま食べることをせず、どこかに隠して後から食べるということもするようです。

岩に擬態して襲うことも

すぐにでも噛みついて食べてしまいたいのをぐっとこらえ、狩りの成功率を上げるために待ち伏せて獲物を襲うなど、頭がキレると言うこともできますが、これはただただ待ち伏せをするのではなく、もっと頭を使った狩りもするようです。

それが、近くにある岩に擬態して獲物を狙うというものです。それに気づくことなく近くを泳いでいたペンギンを狙って素早く噛みつき、海に引きずり込むという戦法も使うようです。

ヒョウアザラシは人間を襲うことも!死亡事故もあった

狩りの際は見つからないようにじっと身を潜めておき、いざターゲットを補足すれば時速40キロで噛みついてくる凶暴な動物であるということがお分かりいただけたかと思われます。

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