鮎の友釣りを徹底解説!仕掛けや竿などの必要な道具もご紹介!

友釣りで使うライン(釣り糸)は、竿の先端から掛け針につながるハリスまで、同じ糸でも場所によって呼び名も役割も異なります。竿の先につながり長さ調整を担う部分を天井糸、水中に垂らしオトリと接続する水中糸、糸の先端の掛針につながるハリスなどの部分があります。

おすすめの釣り糸のポイント

友釣りで使うラインの種類は、下記のように数種類あり、それぞれ特徴があります。オトリの動きや引きに直接関係するラインは道具選びの中でも重要です。ラインの特徴をよみ、自分に適したものを見つけることで釣果がアップするでしょう。

  • 複合メタルラインは、最近では最も使っている人が多く、人気があります。
  • ナイロンラインは、オトリ鮎が活発によく泳ぐ特徴があります。
  • フロロラインは、オトリ鮎に抵抗を押さえて泳がせたい場合におすすめです。
  • その他、PEライン、メタルラインなどもあります。

鮎の友釣りに必要な道具②仕掛け

仕掛けは、生きた鮎を針にかけ自由に泳がせる装置です。仕掛けは主に、オトリ鮎をつなぐハナカンと呼ばれる金輪と、針のついたハリスと呼ばれる糸を垂らしたものから構成されます。初めは作るのが難しいと感じることもあるかもしれませんが、慣れていくと上手に作ることができます。

友釣りはおとりを使用する

友釣りはおとりとなる鮎で野鮎を引き寄せる釣り方法ですので、まずはオトリ鮎が必要です。オトリ鮎の鼻にハナカンという金輪を取り付け、仕掛け糸につなぎます。生きた鮎にハナカンを通すのは少し難しいですが、慣れると簡単にできます。

またハナカンをつけたオトリ鮎の尾びれには逆バリをつけます。逆バリは、野鮎がかかったときに外れてほしいので、皮一枚の所に浅く引っ掛けておくのがポイントです。なおハナカンと逆バリは糸がピンと張った状態ではオトリ鮎の自由な泳ぎを妨げるので、少し余裕をみてたるませるのが重要です。

オトリ缶は必ず用意しよう

オトリ缶とは、釣りの前や最中にオトリ鮎を入れておく缶です。オトリ鮎を元気な状態に保つことが重要ですので、オトリ缶にも必要な性能があります。通常は電池式のエアーをいれて水を新鮮な状態に保ちます。川についたら、オトリ缶は川の中に入れ川の水が入れ替わるようにします。川石などを重りにしてオトリ缶が流されないようにします。

友釣りの仕掛けの作り方

仕掛けは、竿の先から①天井糸(空中部分の糸)、②目印のついた水中糸、③ハナカン・逆バリをつける中ハリス、④掛け針をつけるハリスの4セクションから構成されます。それぞれの糸を結び合せ、投げ縄結びという方法で竿に接続します。

水中糸の目印は、川の深さや鮎のかかり具合に応じて位置を調整します。例えば根掛かりが多い場合は目印は短くし、鮎の掛かりが悪い場合は長めにします。またハリスに掛け針をセットし、最後にオトリ鮎をハナカンに通します。

仕掛けについての参考記事はこちら

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