実際に起こった神隠し事件20選をご紹介!その真相や原因も考察

この事件がワイドショーで取り上げられた際、真由美さんの父親がインタビューに答えましたが、「洋子のはなしは信じるな」という意味深な張り紙が父親の背後にあるのをテレビでは映されています。洋子というのは真由美さんの姉であり、失踪後には積極的に証言している人物です。その張り紙が意味するもの、それは未だにわかっていません。

石井舞ちゃん行方不明事件

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福島県に住む7歳の石井舞ちゃんが、一家が寝ている自宅から行方不明になった事件です。この日家には祖父母をはじめ父親の姪、その恋人、母親の友人の子ども2人が泊まっていました。安全だと思っていた自宅から忽然と姿を消した舞ちゃん。警察犬も導入されましたが玄関で臭いは消えており、車で連れ去られたのではと考えられました。

犯人は姪の恋人?

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いつも両親と寝ている舞ちゃんが、たまたま子ども同士で寝ていたこの日に失踪したため、当初この日家にいた大人が容疑者と考えられました。特に姪の恋人は父親との仲もあまり良くなく、その恨みからくる犯行ではとの見方もありましたが、真相はわかっていません。

三重小2女児失踪事件

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三重県四日市市に住む小学2年生の女の子が、下校の際に友達と別れたのを最後に行方不明になった事件です。家には飲みかけと思われるホットココアが残されており、女の子のジャンパーや自転車は家に残されたままでした。また、この日女の子はいつも遊ぶ友達との誘いを断っていたという証言があります。

謎の置手紙

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女の子が失踪して3年後、自宅の前に手紙が残されていました。その手紙には「ミゆキサンにツイテ ミユキ カアイソウ カアイソウ」という平仮名と片仮名が混じった乱雑な文章が書き殴られていました。誰がどんな目的でその手紙を書いたのかはわかっていません。

坪野鉱泉女性失踪事件

富山県魚津市の心霊スポットで女性2人が行方不明になった事件です。正確には心霊スポットに行くと車で家を出て、心霊スポットのある魚津市にいるというメッセージを友人に送ったのが最後となりました。この心霊スポットはもともと温泉旅館で、一部の間では神隠しスポットとして有名です。

都市伝説

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女性2人が向かったであろう心霊スポットにはいくつかの都市伝説があります。「自分の車でいってはいけない」「白い車でいってはいけない」「一人になってはいけない」などがあります。この失踪事件では警察は事件と事故の両面から徹底的に捜索しましたが、結局女性が乗っていた車すら発見されませんでした。

岡山地底湖行方不明事件

岡山県にある日咩坂鍾乳穴 (ひめさかかなちあな)という洞窟の地底湖に入った洞窟探検サークルの学生一人が行方不明になった事件です。この洞窟は奥行きが1600mもあり、入るのに入洞届が必要となっていますが、このサークルはその届を出していませんでした。5人入洞し、地底湖で泳いだのは行方不明になった男性だけです。

不思議な点

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地底湖で男性が溺れたという通報があったものの、誰一人として男性が溺れているところを目撃してはいませんでした。それに加えて誰も助けを求める声すら聞いていないと言います。しかし他の4人は男性が溺れたと判断し、救助活動を行わずに全員で洞窟から出てきました。入洞届の件、不可解な状況これが意味するものは何だったのでしょうか。

日本で起こった解決した神隠し事件6選

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神隠し事件というと未解決、迷宮入りの事件を連想する人も多いと思いますが、実は解決されている神隠し事件もあります。神隠しの気になる結末とはどのようなものだったのでしょうか。今回はその中でも有名な事件を6つご紹介していきます。

茂原女子高生神隠し事件

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千葉県茂原市で学校帰りの女子高生が行方不明になった事件です。駅にある防犯カメラで改札を出る姿が確認されましたが、それ以降の消息がわからなくなっていました。警察は事件、事故、家出の各方面で捜査に当たり、家族は駅前でのビラ配りに尽力しましたが有力な情報は出てきませんでした。

結末

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失踪から2ヵ月半が経ったある夏の日、自宅から400m程離れたところにある神社の社に女子高生がうずくまっているのが発見されました。目立ったケガなどはありませんでしたが、体重は激減しており、服装は失踪当時の制服のままでした。その後病院に搬送され、警察から事件の有無を聞かれましたが首を横に振ったといいます。

新潟少女監禁事件

新潟県三条市で当時9歳だった女の子が行方不明になった事件です。少女は小学校からの帰り道に車で誘拐され、9年間もの間誘拐犯の男性の自宅で監禁されていました。そして事件から9年後の2000年、当時28歳だった引きこもりの男性がこの事件の犯人として捕らえられ、その異常な監禁生活がメディアで話題になりました。

結末

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少女は男性の部屋から出ることを許されず、同じ家に住む男性の母親にも存在を知られてはいませんでした。しかし、当時男性からの暴力に悩んだ母親が男性に医療保護入院措置をとったことから、少女は部屋に入ってきた市の職員たちによって発見されました。発見された少女は栄養不良に加え、両下肢筋力低下、骨粗鬆症の症状が見られました。

広島一家行方不明事件

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広島県世羅町である一家が一夜にして愛犬も含め全員行方不明になった事件です。父親、母親、祖母、長女ともに周りからは何のトラブルも出てこず、父親の車が無かったことから車でどこかに出かけたと考えられました。しかし、それにしては不思議な点が多くありました。

不思議な点①

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失踪日は母親の楽しみにしていた社員旅行出発の日であり、時間になっても来ない母親を不審に思った同僚が家を訪ねて事件は発覚しました。家を調べた警察はその様子から一家がサンダルに寝間着姿で出かけたと考え、計画的なものではなく突如何らかの理由から家を出なければならなくなったと判断しました。

不思議な点②

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しかし一家にはトラブルに巻きこまれているような話は一切出てこず、しかも長女は婚約中で相手に何も話さず失踪する理由はありませんでした。また家には次の日に着る予定の服や朝食が準備されたままになっており、それがまた一家の失踪に奇妙な違和感を加えています。

結末

失踪から1年後、広島県世羅町にある京丸ダムの湖底から車と共に一家の遺体が発見されました。京丸ダム入り口には車止めがされており、誤って転落した可能性が薄いことなどから父親の家族を巻き込んだ無理心中と判断され、この事件は幕を下ろしました。

群馬県女児失踪事件

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群馬県で起こった当時小学5年生の女の子が行方不明になった事件です。父親が女の子を友人の家の近くまで送っていったのを最後に消息がわからなくなりました。友人は女の子が家に来ていないと証言し、車を降りてから友人の家までの間に事件が起こったと考えられました。

結末

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失踪から1週間後、近くの雑木林で女の子の遺体が発見され、神隠し事件から殺人事件に変わりました。しかし翌日には犯人が逮捕され、それが父親であったことが判明しました。初めは神隠し事件とされた女の子の失踪でしたが、真相は父親による保険金目当ての殺人で幕を下ろしたのです。

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