実際に起こった神隠し事件20選をご紹介!その真相や原因も考察

テレビ番組で取り上げられたこの失踪事件、超能力者のジェラルド・クロワゼット氏が透視を行い、女の子の行方を追いました。クロワゼット氏は女の子はすでに水死していると言い、地図である場所を示しました。テレビ番組クルーが翌日その場所に駆け付けると、その女の子の遺体が水辺に浮いているのが発見されました。

プチエンジェル事件

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2003年に東京都赤坂で起こった小学6年生の女の子4人が行方不明になった事件です。プチエンジェルとは4人を誘拐・監禁していた犯人が経営していた会社の名前であり、児童買春を斡旋していました。4人は犯人と面識があり、マンションを1万円で掃除してほしいと部屋に誘い込まれたようです。

結末

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監禁されていた女の子の1人が逃げ出すことに成功し、近くの花屋に助けを求めたことから事件は発覚。警察が部屋に入ると、犯人はリビングでテントを張り、練炭自殺を図っていました。女の子の証言によると犯人は女の子が逃げ出す前に自殺を図っており、物音が聞こえなくなったので逃げ出すことに成功したといいます。

世界で起こった神隠し事件6選

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日本だけでなく世界でも神隠しの被害者はでており、国や地域関係なく未解決事件のものも多くあります。人が消える恐怖、時には集団での失踪、原因のわからない事件は世界共通でそこに住む人々を不安に陥れました。その中でも特に有名なものを6つご紹介していきます。

メアリー・セレスト号事件

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1872年に起こったアメリカ船の乗組員が航海中に全員行方不明になった事件です。発見したのはイギリス船で、メアリー・セレスト号の様子がはた目から見ても明らかにおかしいと感じ船に乗り込みました。しかし船内には乗客も乗組員も誰もおらず、船長の日記も書きかけのままでした。

不思議な点

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船内には食料や飲み物は十分にあり、船自体にも目立った外傷はなく操行可能な状態でしたが、なぜか船全体が水浸しだったと言います。乗員は全部で10名、誰一人として発見されていませんが、船には謎めいた血痕やひっかき傷などがありました。

脚色された情報

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時にメアリー・セレス号事件はその謎めいた事件から、嘘の情報がつけたされることがあります。「船内には作りかけの朝食があり、コーヒーはまだ温かかった」「救命ボートは手付かずで置かれていた」などの情報は後からつけたされたものです。ただこの事件は未だに真相は分かっておらず、様々な憶測が飛び交っています。

ジム・トンプソン失踪

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1967年、シルク王と呼ばれたジム・トンプソン氏が友人の別荘で行方不明になった事件です。ジム・トンプソン氏はタイ・シルク事業での成功者であり、当時は有名なシルク王の失踪ということで世間でも騒がれ、警察の大規模な捜索も行われました。しかし結局トンプソン氏は今に至るまで見つかっていません。

経緯

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トンプソン氏は妻と共に友人夫婦の待つ別荘に向かい、2日目の午後消息を絶ちました。トンプソン氏を除く3人は自室で休憩を取り、氏はデッキにチェアを持っていき日光浴を行っていた痕跡があります。友人がリビングに降りて来た時、チェアにはトンプソン氏の上着や持病の薬が置かれており、長時間の外出ではないだろうと考えられていました。

真相は?

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身代金の為の誘拐説、CIAが関与しているとするCIA説、遭難説、トンプソン氏の自発的な失踪、暗殺など、 シルク王の失踪事件では様々な憶測が飛び交っています。しかし現在に至るまでトンプソン氏の生死すらわかってません。

アガサ・クリスティー失踪事件

ミステリーの女王として有名なアガサ・クリスティーが1926年に行方不明になっていたのをご存知でしょうか?消息を絶ってから11日後、別名義でホテルに泊まっていたところを保護され事件は幕を下ろします。意図的に起こしたものだったのか、心身衰弱の故だったのか伝記作家の間でも意見が分かれています。

背景

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アガサ・クリスティーは夫と娘と共に田舎の大邸宅で暮らしていましたが、夫には別に恋人がいることがわかり、クリスティーは心に深い傷を負ってしまいます。これが引き金になったのかは定かではありませんが、失踪時にいたホテルはその恋人の名で借りられているあたり無関係ではないでしょう。

アンジェルス国有林失踪事件

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アメリカロサンゼルス州にあるアンジェルス国有林で、1956年ごろから子どもの失踪が次々に起こりました。ハイキングに訪れていた8歳の少年は、少年が走ってカーブを曲がり少しだけ視界から見えなくなった隙にいなくなってしまいました。それ以外にも国有林では子どもだけが次々と謎の失踪を遂げています。

結末

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子どもの失踪事件から10年後、ある男性が警察に出頭し、1956年~70年の間に少なくとも6人の子どもを殺して埋めたと供述しました。しかし男性の言う場所に遺体はなく、その時は立証には至りませんでした。しかしその後警察の捜査により、男性が18人もの子どもの殺害に関与していたことが明らかになり逮捕となります。

アイリーン・モア灯台事件

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1899年にアイリーン・モア島の灯台を警備していた男性3人が行方不明になった事件です。モア島には妖精が住んでいると言われており、近海の海が台風や嵐などで危険になることも多く、安全の為に灯台が作られました。しかし、そこに常駐していた警備員3人全員の消息がわからなくなりました。

不思議な点

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灯台内は荒らされた様子もなく、異常もありませんでした。2人分の作業道具が見つからない事から、嵐の中で作業をして海に落ちたのではないかと考えられました。しかし残りの1人は作業道具も残っており、どこに消えたのかわかりません。日誌の最後には「嵐は終わった。神はどこにでもおられるのだ。」と書かれていました。

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