古来より日本では「長く使われた物には魂が宿る」と言い伝えられており、ましてや前に別の所有者がいた中古品ならなおさら、霊がついていてもおかしくありません。本来の除菌効果も併せて、使い始める前にファブリーズをかけておくと良いでしょう。
モノについた霊が悪さをしたとされる例
モノにも心があるため、所有者が変わったり大切に使ってあげないと機嫌を損ねることも。お清めやお祓いをしなかった場合以下のような現象が起きることが多くあるため、使い始める前に霊を出しておきましょう。
- 友人から譲り受けたほとんど新品の炊飯器が急に壊れる
- 譲ることを決めた自転車の替えたばかりのカギが破損する
- 彼女を乗せた時だけ必ずバイクの後ろのタイヤがパンクする
ファブリーズ除霊の元ネタはゲームからきている
それでは、そもそもファブリーズで除霊できるという話はどこから始まったのでしょうか。発端となった、ゲーム製作スタッフが書いたとされる「とある日記」を詳しく見ることで、その真相について迫っていきましょう。
零~紅い蝶~の制作者の日記
PS2の「怖すぎる体験ゲーム」として人気を博した、零シリーズ。その中の「零~紅い蝶~』の開発スタッフが自身の日記で「ゲーム制作をしていくなかで、社内で怪奇現象が起こるようになった。それが家にまで及ぶことになった」という内容を綴っているのですが、その続きとしてこう記されていました。
それから『零~紅い蝶~』の開発が佳境に入り、あまり家に帰らなくなったこともあるが、その女には会わなくなった。家にいるときも出ない。そこで、一つ思い当たることがあった。気のせいかもしれないが、なぜか部屋にファブリーズしたときには出ないのだった。(引用:全国心霊マップ)
どうやらファブリーズが霊に対して何らかの影響を与え、それによって怪奇現象が抑えられている、という見方をしているようです。このスタッフの家には霊がいて、霊に対して相応の力を発揮したのでしょうか。
日記は本物なのか
事の詳細についてはすべて、スタッフの日記でしか知りえないことですが、日記を詳しく読んでいくと金縛りでは起こらない現象も出ていたため、睡眠障害ではないかとの見方もあるようです。また日記には続きがあり、完全に除霊しきれなかったのか、また霊が出始めたために日記を書いたスタッフは引っ越しも考えたようです。
ファブリーズ除霊はネットでささやかれた事がきっかけで話題に
先にご紹介した日記をきっかけに、ファブリーズ除霊はネットを中心に話題が急速に広がっていきました。YouTubeでファブリーズ除霊を実践する動画が流されたり、まとめサイトやTwitterへ非常にたくさん書き込みがされたりと大きな反響が起こりました。