清水宏次朗の現在は?逮捕の噂は本当か検証!
1980年代に一躍有名となった俳優・清水宏次朗をご存知でしょうか。この記事では1つの作品をきっかけに一気にスターダムにのし上がった若手俳優の絶頂期から、逮捕という噂まである衰退後の現在までをまとめましたのでご覧ください。
そもそも清水宏次朗って誰?
まず彼の現在や噂の真相を検証する前に、彼のことをよく知っているという人はもちろん、全く知らないという人までどんな人物なのかわかるように、まとめました。芸能界でブレイクしたきっかけとあわせてご紹介します。
俳優「清水宏次朗」
1980年代に映画「ビーバップハイスクール」に出演し、一躍有名で人気者になりました。同じくこの作品でブレイクした仲村トオルとはW主演として共演しており、仲村の方は現在も人気俳優として活躍中です。
清水宏次朗のプロフィール
- 生年月日:1964年11月10日
- 身長:178cm
- 出演作:映画「ビーバップハイスクール」シリーズ、映画「極道の妻たち」シリーズ、「極道三国志」他
東京都出身で、高校時代竹の子族として原宿で踊っていたところをスカウトされ芸能界入りとなりました。俳優として映画に出演する前は不良とは真逆のアイドルとしてデビューしており、シングルも出しています。
清水宏次朗「ビーバップハイスクール」で大人気に!
アイドルとしてデビューした時はあまり話題にならなかった清水宏次朗。しかし、「ビーバップ~」の主演として抜擢されたことによってその名前は全国的に有名になり、一気に大人気俳優の仲間入りを果たしました。
清水宏次朗現在の活動は?
ビーバップハイスクールで一躍時の人となった清水宏次朗、そして彼とW主演を果たした仲村トオル。しかし、現在の芸能界では仲村トオルの名前しか聞かれません。俳優業をやめて芸能界を引退してしまったのでしょうか。
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2011年デビュー30周年アルバム発売
引退したかと思われましたが、芸能界デビュー30周年で節目の年となる2011年にはアルバム「原点回帰」を出しました。これを機に全国ツアーを行っており、80年代の頃と変わらない熱いライブステージを披露しました。
ライブを中心に活動
テレビという表舞台にはめっきり出演がなくなった彼ですが、もともとシングルデビューも果たした歌手でもあり全国で細々とライブツアーを行っています。チャリティーライブやディナーショーも行っており、ネット上でもそれに関連する画像・動画が多数アップされています。
今年2019年6月にトークライブあり!
芸能活動は続けており、2019年6月には「ビーバップハイスクール高校与太郎トークライブ」と称して共演者らを招いてのイベントも予定されています。今明らかにされている中で映画の全6作品を振り返るなど、根強いファンにはたまらない内容となっています。
結婚して子どももいる?
相手が一般の方ということもあり、あまり情報は出ていませんが現在は結婚していてお子さんが2人いるということです。特に離婚したという噂も出ていないので、結婚生活は順調に続いていると思われます。
清水宏次朗が逮捕されたという噂を検証
露出が減ったとはいえ、現在も変わらず芸能活動を続けている清水宏次朗。しかし一時期「逮捕されたのでは」という噂が駆け巡りました。いったい彼の身に何が起きていたのでしょうか、逮捕という噂は本当なのか真相を探ります。
清水宏次朗の金銭トラブル①知人経営者からの借金
「逮捕」「借金」というワードがついてまわる彼の噂の発端は、自身が映画制作のためにした知人経営者からの借金が原因であるようです。漫画を原作としたこの映画は3部作となる予定でしたが1作目で大コケ、しかもスタッフの使い込みにより返済できずさらに借金は膨らんだそうです。
清水宏次朗の金銭トラブル②映画製作の2000万訴訟
3部作を作るお金はないにも関わらず、作れないと違約金が必要となり知人からの借金は合計9000万円にもなりました。2013年には一般債権(個人間での借金)の時効が成立するため、その前年に2000万円を返還要求する訴訟が起きましたが、逮捕という事実は確認されておりません。
清水宏次朗が失踪した噂の真偽
訴訟となると清水宏次朗本人も出廷する必要がありますが、誰にも彼の居場所がわからないまま出廷することはなく裁判の当日を迎えることになったのです。もちろん敗訴でしたが、お金の工面等に奔走するなど何らかの事情で出廷できなかったのでしょうか。
清水宏次朗は竹の子族
冒頭にご紹介したように、清水宏次朗は竹の子族として活動中にスカウトされて芸能界入りを果たしました。最近では耳慣れないこの「竹の子族」というものが何か、また彼のデビューまでの経緯について触れてみましょう。
竹の子族とは?
1980年代初めに見られた、屋外で独特の派手な衣装に身を包みダンスを踊る若者グループの総称です。名前の由来については諸説ありますが、自前の衣装の他に当時原宿に開店した「ブティック竹の子(TAKENOKO)」が名前の元となっているようです。
清水宏次朗高校生の時にスカウトされる
東京出身の清水は、高校生の頃に竹の子族の一員として原宿で踊っていたところをスカウトされます。たくさんの高校生が踊っているなかでも長身で身体能力も高いため、当時からひときわ目立つ存在だったのでしょうか。
清水宏次朗のデビューはアイドルだった!
あまり知られていませんが、スカウトから芸能界入りし初めは竹宏治という名前でアイドルとしてデビューをしました。不良でケンカっ早いイメージからは想像ができませんが、当時は端正な顔立ちとすらりと長い手足で王子様キャラのイメージで売り出されました。
ビーバップのツッパリイメージとはかなり違い、バレエなどが似合う感じです。シングルも出しておりライブ活動を行っているくらいなので、歌も上手で才能があると評判で今でも根強いファンが多いのが納得できます。
清水宏次朗のハマリ役「ビーバップハイスクール」とは
俳優・清水宏次朗を取り上げるならばこの作品、映画「ビーバップハイスクール」は必須事項です。こちらでは当時大人気であったこの作品の概要と、世間に与えた影響や彼の役どころなどもまじえてご紹介します。
ツッパリコンビが巻き起こすヤンキー学園漫画
1983年に「週刊ヤングマガジン」で連載がスタートしたきうちかずひろ氏による少年漫画です。ツッパリ高校生コンビのヒロシ&トオルがケンカや恋に明け暮れる高校生活を題材に人気を博し、不良漫画の先駆けとなりました。
80年代のツッパリブームとともに大ブームに
変形学ランや「なめ猫」などに象徴されるように、80年代は日本中で空前のツッパリブームが巻き起こりました。そんな流行の波に乗った「ビーバップハイスクール」は連載直後に大人気となり、連載からまだ間もない1985年に映画化されて好評だったため、その後続編も出ました。
清水宏次朗は実写映画化のヒロシ役
ヒロシとトオル、2人の主人公のうち清水はヒロシ役に抜擢されます。硬派で真正面のケンカスタイルをモットーとするトオルとは対照的にひょうきんなナンパ野郎で口がうまく、時には卑怯な手も辞さないのがヒロシのスタイルです。
こうして、まるで真逆な二人の主人公はたちまち人気となりました。また初代ヒロイン今日子役は中山美穂であり「ヤンキーに愛される清純派ヒロイン」という立ち位置を不動のものにし、それは以降の不良漫画にも取り入れられました。
清水宏次朗はビーバップを知らなかった!
大人気漫画が初の映画化されその主人公という大役を任されるわけですが、彼自身はこの作品自体をどうとらえていたのでしょうか。主演の役者がもともと作品の大ファンだったというケースも多いですが、彼の場合はどうやら違ったようです。
清水宏次朗「ビーバップ」を学園ドラマだと勘違い
本人が漫画に疎いうえに「ハイスクール」という言葉がタイトルにあるため、まさか不良漫画とは思いもせず学園ドラマだと思い込んでいたのだとか。「ビバリーヒルズ高校白書」といった海外ドラマのイメージを抱いていたのでしょうか、先生役だと思っていたそうでオーディション当日にヒロシ役だと知ったそうです。