からすみは下処理が必要!
からすみが手に入っても、そのまま料理に使うことはできません。しっかりと下処理をした後に調理に取り掛かりましょう!下処理の方法もそこまで難しくありませんので、安心してください!それでは説明していきます。
薄皮を剥く
からすみには薄皮が付いていますので、食べる前には取る必要があります。そのまま皮を取ってしまうと身まで付いてきてしまいますので、水に数分つけてふやかし、皮をはがします。薄皮をむいたらすぐに調理しましょう。必要な分だけ切り分けて、食べる分だけ薄皮をむくのもいいでしょう。
軽く火を通す
そのままでも食べられますが、軽く火を通すと香ばしくなり、より美味しく食べられます。フライパンを使う方法が簡単です。
火を通しすぎるとパサパサとした食感になったり、溶けてしまうため注意が必要です。あくまで、軽くあぶる程度です。
からすみは自分で作れる!
からすみは買うと高級品ですが、魚の卵が手に入れば自分で作ることができます!ボラ以外にもブリの卵などでも作ることができます。
ここからはボラとブリの卵から、からすみを作る方法を簡単に説明していきたいと思います。からすみの詳しい作り方の記事もありますので参考にされて下さい。
からすみの作り方(ボラ)
「1.真子の血管の血を抜きます」「2.半日真水に浸けます」「3.平たい容器に粗塩をしき真子を並べて塩で隠れるくらいにして1日おきます(24時間)」「4.焼酎に漬け込みます」「5.板二枚で挟み涼しい所で乾燥4~5日させます」「6.10〜12週屋外で乾燥させて完成です」
からすみの作り方(ブリ)
「1.卵巣の血管に残った血を絞り出します」「2.塩をまぶします」「3.キッチンペーパーを敷き、重しをして水気を取っていきます」「4.日中は天日に干し、夜は冷蔵庫で保管します」「5.水分が無くなったら2〜3日酒に漬け込みます」「6.水分が出なくなれば完成です」
からすみの栄養成分は?
からすみを使ったレシピを紹介する前にきになる栄養成分やカロリーをみていきましょう!まずカロリーは「423kcal/100g」です。おにぎりと比較するとからすみの方が約2.5倍カロリーが高いです。
からすみはタンパク質と脂質が豊富なので疲労回復や滋養強壮剤効果があります。ただし、塩分が高めなので食べすぎには注意しましょう!