スカイフィッシュってどんな生物?
未確認動物として話題にのぼったものの一つを今回はご紹介していきます。ルックスはどのような形をし、大きさはどのくらいなのか、またどのくらいのスピードで移動するのか様々な飛び交う情報をもとに解説していきます。それでは、この謎の飛行生命体について迫っていきます。
特徴①見た目の特徴
画像からもわかるように、これは生物のフォルムなのかも疑問が残ります。とても近未来的なフォルムとも言えますし、場合によっては植物にも見えます。出現情報があがった欧米では、棒状でヒレがあることなどから、フライング・ロッドやロッドと呼べばれています。ルックス的にも、空中をいかにも飛び交いそうな印象があります。
特徴②一定しないサイズ
実は大きさに関する情報はさまざまで、数センチメートルから数十メートルまでととても差があります。目撃例は情報が錯綜しており、映像に収まってるものでも大きさについては推測の域を出ないものも多く明確にどのくらいかというのは定かでありません。また、動く速度が速いゆえに測定がしづらいものでした。
特徴③超高速で移動する
偶然映り込んだ未確認生物
あまりの速さゆえに、その存在に気づくことができなかったとも考えられていました。現代によって、いろいろな道具の進歩によってやっとこのような生き物がいることが発見されたという流れがありました。果たしていつの時代のことでしょうか。当時、騒がれた出来事を述べていきます。
1995年に映像編集者が発見
その存在が騒がれたのは、文明がより発展した最近のことでした。アメリカ合衆国のロサンゼルスに住んでいたホセ・エスカミーラ氏という人がいました。彼はビデオ編集を行う方で、映像をチェックしている時に謎の生物らしきものが写ってるのに気づきました。それが、スカイフィッシュの話題の始まりでした。
UFOを撮影しようとして偶然映り込む
1995年以前にすでに映像に
まだ存在として騒がれていない時代でしたが、発見から遡ること25年前にすでに映像として写っていました。どのような映像に映り込んでいたでしょうか。それは、UFOなどの撮影の延長上で偶然写ってたわけではありませんでした。むしろ、芸術作品の中に収められていました。
小さな恋のメロディ
実は、映画の中で写っていました。1971年に初公開されたイギリスの映画でアラン・パーカーの初作品でもあります。また、本国のイギリスではあまり振るわなかったですが、南米や日本などでヒットしました。スカイフィッシュの目撃エリアとヒット地域が偶然一緒してたらさらに面白かったかもしれませんが、そうはなりませんでした。
どのシーンで写ってる?
時間としては95分くらいの場面で写っています。この物語の主要人文であるダニエルとメロディ が結婚式を挙げようとしていたのですが、 教師たちがそれを阻止するために動き出し、 校舎にある外の階段を慌てながら降りてくるカットのところで、スカイフィッシュが3、4匹飛んでいる姿が写っています。
スカイフィッシュの目撃地
各国で目撃情報が相次ぎ、日本でも生息すると話題になりました。UFOへの好奇心が旺盛なアメリカや、中東までさまざまな場所で謎のUMAとして取り上げられました。きわめつけは、なんと地球の外にまで出現したとインパクトのあるニュースまで流れていました。
アメリカとメキシコ
初めて目撃されたのはアメリカ合衆国だと言われています。また、UFOやフライングヒューマノイドでも有名なメキシコが特に目撃情報があがっていました。双方の国は、未確認生物への関心が盛んな国でもありますのでスカイフィッシュ熱が高まりやすくかったとも言えます。
日本など他の地域でも
日本では神戸市六甲山周辺で発見情報がありました。またここは、UFOが多発している場所としても知られています。アメリカ大陸を初め、日本だけでなく、中東エリアのバグダッドでのニュースに映り込んだケースもあり世界中でスカイフィッシュというUMAの名前が知れ渡るようになりました。
月にも出現!?
その存在は地球上だけにとどまらず、宇宙にまでいる可能性まででてきました。あのアポロ11号の映像に映っている、月面観測で目撃されたなど宇宙にも生息しているというさらにロマンのある存在へと昇華していきました。見かけも地球上というより、宇宙生物を思わせる感じもあるのでより一層スケールの大きさを感じさせました。
スカイフィッシュは古代生物が進化した姿?
この生き物を輩出した元になる生き物は何かと、人々は話を弾ませていました。その中でも、特に有力と思われていた説がありました。それは、太古からの歴史的なロマンを感じさせてくれる、とても人々の好奇心をそそる推測でした。それはある生物から進化したのではないのかという話がありました。
アノマロカリスが進化?
スカイフィッシュは想像されている姿からカンブリア紀のアノマロカリスが進化した姿という説があります。突然種が途絶えてしまった太古の生物として認知されています。そのようないきさつからも、空で生活をするためにスカイフィッシュに進化してしまったから、不自然に種が途絶えたように見えるのではないかという説が浮上しました。
がっかりした?スカイフィッシュの正体
宇宙にまで生息するのでは、と壮大なスケールまで広がりを見せたスカイフィシュブームですが、現実は残念な結果を迎えます。果たして、どのような事実が待ち受けていたのでしょうか。また、実際に日本のテレビでも、その実在を否定される検証が行われました。
昆虫の残像
結論からいいますと、残念ながらスカイフィッシュはハエなど羽をもつ昆虫が映像に映り込んだ残像だと言われています。確かに見かけを改めて見れば、羽の持つ虫が連なって写ればこのような生物に見えてしまうというのもうなづけてしまいます。
日本のテレビ番組でも検証の上存在を否定
本国で有名ないろんな謎に探究するテレビで有名な番組の数々で検証されました。具体的には、特命リサーチや200Xやアンビリバボーなどで行われました。検証の上、数ある未確認生物の中では、ほぼ存在しないと結論付けられているのが現状です。
スカイフィッシュを再現できる?
残像だったことを前提として話をすすめますと、実際に人工的にスカイフィッシュを再現できるのではと考えた人々もでてきました。日々、人類はいろいろなものを追求し、解明していっています。それでは、再現させた一例についてここでは紹介していきます。その場合、どのような道具が必要かについても触れていきます。
家庭用カメラでハエを撮影
テレビ番組での検証でも行われた手法た有名なやり方があります。それは、家庭用カメラとハエを用います。ハエなどの羽虫を撮るとスカイフィッシュを再現することができます。他のUMAで実際に実在しているかどうかに興味を持たれた方は、あわせてこの記事をご覧になることをおすすめします。
果たして本当にスカイフィッシュを否定していいものか?
すでに、カメラなどを通した残像として結論がでてしまっていますが、本当にスカイフィッシュとして目撃されたものが全てハエ等の残像だとかたづけて良いのでしょうか。世の中にはまだ科学で説明が追い付かないものがたくさんあります。いま一度、このUMAについて見つめなおしていきます。
結論に物申す
オカルトや都市伝説の中にはスカイフィッシュのようにすでに解明やネタバレがされているものも多々あるのも事実です。しかし、それでもなおその都市伝説が愛されているのは、結論は結論として受け入れた上ででもこの目でその正体を見たい、存在するはずだと信じることはとても夢があるとも言えます。
100%はあり得ない
なんでも信じろというわけでありませんが、未確認生物はいつの日か本物がつかまり、その生態が判明するまで信じることも人生においては一興と言えます。すでに結論がでてるものであっても、限りになく存在が0%に近くても、それが完璧に0%になることはありえません。なぜなら、今生きてるこの世界すら幻想の可能性だってあるからです。
有名な漫画でも取り上げられた
創造上ですが、スカイフィッシュが実際にどのような仕組みをしていてどのような影響を人体に及ぼすかを描いた漫画があります。日本では、とても人気のある歴史の古いものです。いったい何の漫画でしょうか。取り上げられたストーリを交えて紹介していきます。実際にいたらこういう感じなのかなと想像力をかきたてる演出がなされています。
ジョジョの奇妙な冒険
さまざまな世界の謎も取り入れたスタイリッシュな漫画です。UMA、神秘的なもの、謎に包まれた事象に好奇心がそそられる方にはおすすめの漫画でもあります。スカイフィッシュは、第6部のストーンオーシャンという物語で登場します。
スカイフィッシュの創造上での在り方
リキエルという主人公の家系に因縁のある人物がスカイフィッシュを操るという設定になっています。作中ではスカイフィッシュの生態について、創造とは言えとてもリアルに詳細が描かれています。体温を餌とする生物であり、体温の奪い方によって、さまざまな病気まで引き起こさせてしまうという斬新な設定がされていました。