飼育するのであれば、ホームセンターなどでも販売されている昆虫用のプラスチック製のケースでも問題はありません。ハムスター用のケースと使用すると、ハムスターであれば大丈夫ですが間の穴がパンダマウスにとっては大きく逃げ出してしまう可能性があるのでやめておきましょう。
床材・新聞紙・運動器具が必要
もちろんケースの中に入れてそのままというのは環境として適していませんので、床に敷く藁などの床材や新聞紙、そしてハムスターを飼育するときにも必要となる運動器具を一通りそろえておきましょう。
適切な温度管理も大切
そして最も重要になってくるのが、飼育する時の温度です。この動物は寒い場所には非常に弱くなっており、冬場だと室内でも10度を下回るくらいになってしまいますので、15度から25度程度の快適な生活環境といえる温度を維持することができるようにしておきましょう。
また適切な温度環境を整えるために、冬場であればケースに必要な道具としてペット用のシートヒーターを使うことをおすすめします。またエアコンを使う時にも急に温度を変化させることなく、また直接火にあたるところに置かないようにする必要があります。
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その他の飼育環境について
温度の調節なども間違いなく気にしておかなければいけませんが、どんどん歯が伸びていくげっ歯類ですのでかじるための木も用意してあげるべきです。
加えて水もこまめに飲むようになっていますので、この後ご紹介する餌はもちろんのこと、水もハムスター用のボトルで大丈夫ですのでたくさん与えてあげるようにしましょう。
パンダマウスの餌はどんなもの?
専用のものでなくとも昆虫用のケースで飼育することができますが、温度にだけ気をつけておく必要があることが分かりました。飼っていく中で餌も当然上げる必要がありますが、どんなものを食べさせてあげればよいのでしょうか。
餌はマウス用・ハムスター用のもので
この餌については、基本的にはマウスやハムスターにあげるようなペレットなどのものを与えてあげれば問題はありません。ペットショップにあるようなもので大丈夫です。
リンゴなどの果物・キャベツやさつまいも
基本はご紹介したものでかまいませんが、リンゴを始めとした果物、キャベツにさつまいもなどの野菜も餌として与えられます。餌も偏り過ぎると肥満になって早死にの原因となってしまいますので、できる限りバランスの良い餌を上げるようにこちらも努力しましょう。
パンダマウスが臭い場合の対処法
ハムスターだとトイレをする場所は決められたところにするようになっていますが、パンダマウスの場合決まった場所にするようなことは無くケース内のそこかしこに尿をするという特性があります。
パンダマウスは尿が臭い
加えてこの尿は独特の匂いがして不快なにおいであるといわれていますので、飼育するときには尿対策もしておくことをおすすめします。具体的には床材や新聞紙、運動用器具を定期的に取り換えたり洗ってあげるというのが対策となります。
パンダマウスの繁殖方法
生態の見出しですこし触れましたが、この動物は繁殖能力がとても高いので放っておいてもオスとメスを一緒のケースに入れておけばどんどん繁殖していきますが、適切な繁殖の方法というのもあります。
パンダマウスを繁殖させる適切な環境
まず一緒のケースに入れておくのではなく、雄と雌を別のケースに入れておいて、それぞれ住みやすい環境を整えておきましょう。
パンダマウスの繁殖方法
続いて繁殖の方法についてなのですが、雄一匹に対してたくさんのメスを入れておくハーレム形式が一番良いとされています。いろんな雌と交尾を行いますので、どんどん繁殖していきます。
パンダマウスの妊娠期間は20日前後
実際に交尾をしてから子供を産むまでの妊娠する期間は二十日程度とされています。ただし産んだ直後はその子供を親が襲ったりといったこともあるようですので、子供が生まれたのであれば別のケースに移すようにしましょう。
パンダマウスを販売しているところはどこ?
いろいろと今回おすすめする動物について生態などをご紹介してきましたが、それでは実際に販売しているのはどこなのでしょうか。
小動物専門店や大型ペットショップで
実は一般的なペットショップではあまり見ることはできず、小型動物の専門店や大型のペットショップで見ることができます。
爬虫類専門店で販売しているところも
ただ小型動物の専門店などに行けば必ず販売されているという確証はなく、爬虫類の専門店で販売されていることもあるようです。ですので見つからない場合そちらものぞいてみると良いでしょう。
ネットのショップや里親募集なども
このように専門店などに出向く以外にも、インターネットショップで販売されていたり、里親を募集していたりもしています。そちらも気になるのであればチェックしてみてください。
パンダマウスの値段は?
そして実際に購入する時の値段についてですが、平均して1500円から3000円程度と小型動物の中ではかなり高額な方に入っています。
パンダマウスのかかりやすい病気って?
実は飼っているとかかりやすい病気があり、飼育環境の衛星が良くないと皮膚病などにかかってしまい元々短い寿命を更に縮めてしまいます。ですので手入れなどは定期的に行うようにしましょう。
パンダマウスはかわいいの代表!
ということで、おすすめの動物について生態や飼育の仕方などをご紹介しました。多少面倒な所もありますが基本なつきやすく買いやすい動物ですので、興味のある方は専門店などへ出向かれてみてはいかがでしょうか。
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