ディノポネラが最強と言われている理由! その生態と能力を徹底解説!

ディノポネラは1番大きく、1番強いと言われているアリです。しかし、アジアには生息していないため、どのような昆虫なのか知るには難しい生物です。その能力や生態をこの記事から詳しく理解しましょう。そうすれば、ディノポネラの凶暴な性格や、危険性について知ることができます。

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か弱きアウトドアファン。もう少し体力をつけて、ディープなアウトドアにも挑戦してみたいです。気軽にアウトドアを楽しんでもらえるように、分かりやすい記事を作成できればと思います!

ディノポネラとは?

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「ディノポネラ」とはアリの名前です。日本にはいない種類ですので、日常の中では聞く機会があまりありませんね。南米で見る事が出来ますが、性格は気性が荒く、毒を持っているので大変危険なアリです。接触する機会はそうそうありませんが、何が起こるか未来は予測出来ません。予備知識を持っておいて損はないでしょう。

アリ科のハリアリ亜科である

アリは私たちにとって、とても身近な存在の昆虫ですよね。日本でも200種類以上が生息していますが、この地球上では10,000以上もの種類がある昆虫です。凶暴で恐れられているアリも何種類かいますが、その中でもトップクラスで危険な種類のアリと言えるでしょう。

体長は2.5cm程度

身体の大きさで言うと、世界で1番大きなアリです。日本で1番大きな種類の、倍の大きさがありますので、かなりのサイズである事が分かりますね。2.5cmは平均的な大きさですが、さらに女王アリであればそのまた1.5倍ほど大きくなります。

ディノポネラの生態

大きさだけでも、いかに規格外な種類のアリであるかが分かりますね。それでは生息している地域や、どのような場所に巣を作るかなどの生態をご紹介します。さらに、恐ろしい食生活に関する生態についてもご紹介しましょう。

生息地は南米

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ブラジル、ペルー、エクアドルなどの、南アメリカに位置する国々で見る事が出来ます。しかしアンデス山脈の東側、熱帯雨林の中に生息しており、民家の近くに生息している訳ではないので、南アメリカの国々の人でも滅多に遭遇する種類ではないようです。

木の根元や中に巣をつくる

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巣作りは、木の内部や根元で行います。女王アリを筆頭に、メスが中心となったコロニーを形成します。オスのアリは年に1度生まれます。女王アリは労働力、戦力になるアリを数多く産み落としては、巣をだんだんと大きく拡張してゆきます。

肉食性で両生類や爬虫類さえ捕食する

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食生活はかなりの凶暴さで有名です。ギザついた凶器のようなアゴと、毒を仕込んだ針をもって、自分の体の何倍もの大きさのカエルなどの生物でも獲物として捕食します。アリよりかなり大きい私たち人間でも、噛まれると強烈な痛みを感じ、猛毒に侵されてしまいます。

ディノポネラが最強と言われている理由|その能力とは

人間にも恐れられ、世界最強の強さを持つと言われる所以は、持っている毒と強靭なアゴにあります。猛毒を持つ生き物や、人間よりも力が強い生き物は他にもいますが、この小さなアリの毒やパワーは、どれほど強力なものなのでしょうか。

強力な毒を持っている

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身体の大きさに比例して、針のサイズも大きくなります。その大きな針が持つ毒は量も多く強力で、自分よりも大きな体格の獲物を攻撃できるほど。栄養が豊富な熱帯地域で体が大きく進化し、敵の多い環境の中で、生き残るためのすべとして、毒性が増したとも言われています。

のこぎり状の顎

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