富士ガリバー王国の現在とは?心霊スポットや廃墟としても話題に

1997年に山梨県で開園したテーマパーク・富士ガリバー王国。心霊映像についてのロケ地にも使われ、心霊スポットや廃墟としても注目を集めた富士ガリバー王国は、現在はどのような姿になっているのでしょうか。開園からの歴史や閉鎖理由などと併せて紹介します。

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か弱きアウトドアファン。もう少し体力をつけて、ディープなアウトドアにも挑戦してみたいです。気軽にアウトドアを楽しんでもらえるように、分かりやすい記事を作成できればと思います!

富士ガリバー王国とは?廃墟と化したテーマパーク

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子供の頃に、夢中で遊んだテーマパーク。みなさんも、それぞれ思い出深いテーマパークが心の中にあるのではないでしょうか。そんな思い出深い場所も、月日が過ぎるといつの間にかなくなってしまっていた…ということもありますよね。富士ガリバー王国も、そんな閉園となってしまったテーマパークの1つなのです。

富士ガリバー王国は「ガリバー」をテーマとしたテーマパーク

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世界中の人が知っているおとぎ話、「ガリバー」をモデルとして作られています。船医だったガリバーは、ある日海の上で嵐にぶつかってしまい、小人の住む国に流れ着いてしまうという不思議なお話です。その世界観を再現したテーマパークが、富士ガリバー王国なのです。

巨大なガリバーがシンボル!45mにも及ぶガリバー像

何と言っても印象的なのは、超大型のガリバー像でしょう。横たわった状態で、小人に捕らえられているあの有名なシーンを再現してあるその像は、訪れた人をあっと驚かせる、ユニークな園のシンボルとして話題となりました。

そういえばガリバーってどんなお話?

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絵本で読んだ方も多いのではないでしょうか?「ガリバー旅行記」という世に親しまれたそのお話は、小人の国に迷い込んでしまった男が主人公のお話です。隣り合った2つの小人の国々では争いが起こっており、ガリバーもその争いに巻き込まれてしまいます。

ガリバー旅行記は実は風刺小説

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おとぎ話として、子供に読み聞かせされる事が多いこのお話ですが、実は社会を風刺した大人向けの小説なのです。どの国にまつわる、どのような話を風刺してあるか、特定されてしまうと社会的に攻撃・弾圧されてしまう可能性があります。そんな時には、おとぎ話を隠れ蓑として、社会の問題点を指摘する方法もあるのです。

有名なのは2篇までのお話

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世界中で子供用の絵本として取り上げられているは、2篇までとなっています。捕らえられたガリバーが、小人の国を脱出するところまでが書き記されているものです。しかし実は、まだその話には続きがあります。最後まで読む事でおとぎ話ではなく、社会の問題点や道徳的な解釈なども出来るようになっているのです。

富士ガリバー王国の歴史を紹介!開園から閉鎖されるまで

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ガリバー旅行記同様、こちらのテーマパークは老若男女楽しめる、素晴らしい場所でした。しかしこの園の歴史はとても短く、開園から閉園までたった4年で終わってしまいます。一体なぜテーマパークという魅力的な場所が、4年という短い歳月で終わってしまったのでしょうか?その経緯をご紹介いたします。

1997年に山梨県で開園!

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旧国有地である山梨県の富士北麓に建設され、敷地面積は約370,000㎡。東京ドームのグラウンドで例えると、約28倍ほどの広さを誇る広大な敷地を使っていたのです。その場所には、来園した人を魅了する様々な最先端の仕掛けが用意されていました。

隣接地にはホテルやゴルフ場も

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