ディノポネラが最強と言われている理由! その生態と能力を徹底解説!

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ノミバエは、一瞬の隙を見て相手に卵を植え付ける事が出来るのです。産みつけた卵は寄生し、宿主の身体を内側から食い荒らしてゆきます。いくら敵なしに見える最強と呼ばれるアリも、身体の中から攻撃されたのでは勝ち目はありません。

軍隊アリにも敵わない

その名の通り大きなコロニーで相手を攻撃する軍隊アリは、自分より倍ほども体格の大きなディノポネラ相手でも負ける事はありません。その鋭い鎌のようなアゴと毒針を使い、大軍勢で向かうことによって、最強と呼ばれるアリも打ち負かしてしまうのです。

ディノポネラの寿命は?

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通常のアリであれば、オスの方が短命で生まれてから1年も経たない間に死んでしまいます。メスのアリでも長くて2年ほど。最強と呼ばれるアリにもまた寿命がありますが、通常のアリとは生きる時間の長さも違うのでしょうか?

働きアリは1~2年

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働きアリは、他の種類同様1~2年ほどの寿命のようです。最強と呼ばれるこの昆虫も、寿命はおおよそ平均的な年数ですね。

女王蟻は10年くらい

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女王アリも、他の種類の女王アリと同じように10年ほどの長生きなアリです。女王アリは、他のアリが運んでくる餌を豊富に食しているため、栄養を十分に摂取しています。

そのおかげで、働きアリよりかは随分と長生きが出来るようになっています。

ディノポネラの人間との関連について

ここまで、ディノポネラの恐ろしい生態についてご紹介してきましたが、私たち人間とはどのように関わりのある昆虫なのでしょうか。どうやって接触を避けたらいいのでしょう。また、日本にいる私たちにも危険が及ぶ事があるのでしょうか?

現地でも人と関わることはほとんどない

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ディノポネラの恐ろしさをたっぷりとご紹介しましたが、ご安心ください。南米に住んでいる人々でも、ディノポネラを目にすることは滅多にありません。森林に生息しているため、開発が進んだ都市部では見る事はほとんどないのです。

日本には存在しない

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生息地は日本から遥か彼方の熱帯地域です。日本には生息していません。しかし、日本に生息しているはずのないヒアリが発見された事で、日本中で騒動になったこともあります。

外国からの輸入物に紛れて、いつ侵入してきても不思議ではないのです。もしかすると、すでに日本に入ってきている可能性さえゼロではないのです…。

日本の危険なアリ

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アリと言えば、小さくてよく働く可愛らしいイメージがありますよね。しかし海外だけではなく、日本にいるアリの中でも毒を持っていたり、凶暴なアリは存在します。もしもの時のために、予備知識として覚えておくと良いでしょう。

アミメアリ

大きさは3mm程と小柄な体格をしています。艶のある茶味がかった色をしており、名前の通り身体の表面に網目のような凹凸がありますので、比較的覚えやすい種類でしょう。今まで刺されたという報告はありませんが、毒針を持っています。

オオハリアリ

5mmほどの小柄な体格ですが、シロアリを好んで食べる肉食性です。民家の周りでも目にする事が多く、シロアリを追って家の中に入ってくる事もあります。毒針に刺されると、幹部か赤く痛み、熱を持つ事もあります。

オオズアリ

4mmほどの小柄のアリですが、赤みを帯びた身体は人目に付きやすい色をしています。毒は持っていませんが、頭が大きくアゴが強い個体が生まれることがあり、その力強く切れ味の良いアゴで噛まれると、大きな傷を付けられることがあります。

虫の対策に興味があれば、こちらをご参照ください。

外来種の危険なアリ

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海外に生息してる生物でも、輸入した荷物に紛れて日本国内に侵入してくる場合があります。日本で発見された、外来種のアリにも危険な種類があり、ニュースで大きく取り上げられた事もありますね。発見した際には通報が必要です。見分け方や毒性をご紹介しましょう。

ヒアリ

一時期テレビで見ない日は無い、というほど話題になった種類のアリですね。赤茶色の身体で、2~6mmほどの小柄な体格です。その猛毒は、めまいや吐き気、発汗や呼吸困難などを引き起こします。アナフィラキシーショックを起こしてしまう事もあるのです。

アカカミアリ

ヒアリとよく似ています。赤い身体は3~5mmほどの小柄な体格。小柄な体を活かして、集団で水の上に浮く技も持っています。ヒアリよりは毒性は劣りますが、刺されるとかなりの激痛。最悪アナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。

ディノポネラは単独では最強のアリ!

軍隊アリ相手でさえ、1対1で勝負をすれば決着はどうなるか分からないほど。単独対決なら、世界最強のアリなのです!皮膚を食い破るほどの強靭なアゴ、発熱やアナフィラキシーショックさえ起こすほどの強い毒。日本に住んでいても油断は出来ません。生態や対処法を、覚えておいた方がいいでしょう!

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