キアゲハってどんな蝶?その生態や飼育方法を徹底解説!

実際に飼う場合には、どのようなものが必要でしょうか。飼育するにあたって、基本的なアイテムについてここではご紹介していきます。また、どのようにして元になる卵を手に入れてくればよいでしょうか。場所を交えつつ述べていきます。

飼育に必要なものを揃える

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まず、飼育するためのケーズが必要です。もし、以前そのケースで何かを買われていた場合は、念入りにアルコールで消毒します。幼虫からの場合は無農薬のパセリなども用意します。卵の段階の場合は、ふ化用の容器を準備します。そして、ティッシュも用意し、容器の中に入れてその上に卵をおきます。

卵か幼虫を見つける

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野外で見つける場合は、卵や幼虫から出ない場合は、メスを捕らえて卵を手に入れる方法もあります。幼虫からでしたら、購入するのもひとつの手です。もちろん、友人や知人でキアゲハを飼っている方がいましたら、そちらから頂くというパターンもあります。

キアゲハの飼い方②飼育する

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ここでは、飼育の仕方について述べていきます。ふ化までの流れの解説から、エサは具体的にどのようなものをあげたら良いか解説していきます。また、飼育するにあたっての注意点についても補足としてご説明していきます。

卵からの場合はふ化させる

卵を容器にティッシュを一緒に入れて、ふ化を待ちます。卵は赤い帯のような模様が現れているのですが、次第に卵の中が黒くなっていきます。黒くなっているところの外側は、卵で言うところ白身のようにも見えます。黒くなってくるのは、ふ化直前のサインでもあります。そして、卵から出るとまず、自身の卵の殻を食べ始めます。

エサは無農薬のものを与える

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基本的に無農薬の餌を与えるのが望ましいです。スーパーなどで買った餌が無農薬のものでなかったために、死んでしまったケースもあります。キアゲハは、繊細な昆虫なので、エサは無農薬のものを与えるのを徹底することをおすすめします。

定期的に飼育ケースを掃除する

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飼育箱は、掃除を頻繁にしやすいように、開けたり閉じたりするのが楽なものを選びます。毎日観察することを欠かさず、もしティッシュにカビが生えてたら、ティッシュを取り除いて掃除をします。

また、同じ要領でセッティングします。卵にとって、カビは大敵なので観察を疎かにしないことが重要です。

キアゲハの飼い方③成虫になるまで

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幼虫を経てサナギになった時期での注意点について述べていきます。もし、ないがしろにしてしますと大変な害を及ぼす場合もあります。そして、サナギから羽化して成虫になる流れを改めて解説していきます。羽化する様は生命のすばらしさを見せてくれます。

サナギには触らない

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サナギの間はかなり柔らかい体になっているので、触ってしまうと大変です。羽化した時に、不完全な状態だったり、奇形の状態で生まれる可能性が高くなります。もし、触って落ちてしまってりしたら、絶望的な状況になるリスクも高いです。

羽化して成虫になる

サナギの胴体が黒くなり始めたら羽化は目前です。そして、この時期はさらにダメージを受けやすいので、触るのは特に厳禁です。翅の色が透明になっていき、サナギの殻から抜け出していきます。完璧に抜け出せば、キアゲハは成虫として活動し始めます。

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