夢に出てくる男「THIS MAN」は実在する?その正体と真相に迫る!

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都市伝説を取り上げる日本のテレビ番組でもこの一件は取り上げられました。番組で語られた親切が非常に興味深い内容だったのでご紹介します。

アメリカ軍による陰謀という説

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私たちの体は、簡単に言うと電気信号によって動いています。脳が神経を通して手や足に電気信号を出しイメージした通りに「動け」という指令を送っているのです。目で見た情報も電気信号によって脳へ送られており、これによって人はものを認識することができています。これはこの電気信号を利用し、軍隊が人の脳にあの顔のイメージを送信し、夢を見せているという説です。

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たとえば私たちが日常的に触れるスマートフォンにこのイメージを持つ電気信号が仕込まれていたとしましょう。毎日画面に触れる瞬間にそのイメージが頭に送られ、脳は見たこともない男の顔を認識します。そしてその記憶がある日夢へと現れるのです。

これをうまく利用すれば、敵軍に戦意を喪失させるようなイメージを送ったり、洗脳することが可能であり、軍はその実験をしていたのかもしれません。都市伝説には軍隊の実験により発生したと言われているものがいくつかあります。たとえば「巨頭オ」もそのひとつです。興味のある方はこちらのもご覧ください。

伝わることで形を変える都市伝説

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結局のところ、彼は一体何者なのでしょうか。最初は作り話だったとしても、彼の顔は今や世界中に広まっているのは事実ですし、その顔を見た人が実際に彼の夢を見ることもあるでしょう。

元々、彼の都市伝説は「大勢の人が同じ男の夢を見る」というものです。ですから、始まりが作り話であれ、結果的に彼の都市伝説は、ある意味本物になったと言えます。人が認識した瞬間、都市伝説は製作者の手を離れ、私たちの噂によって成長し、形を変えるのです。都市伝説が本物になった次は、彼はどんな存在に変化していくのでしょう。

そもそも私たちが知っている情報は”彼”のすべてなのか?

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ここで視点を変えてみましょう。この都市伝説はあくまで夢に男が出てくるだけで、寝付きが悪くなりそうだったりちょっと不気味な思いをすることになりそうなこと以外は実害がないように思われますが、果たして本当にそうなのでしょうか。もしかしたら夢を見てちゃんと目覚めることができた人と、そうでない人がいるのではないでしょうか?

本当にTHIS MANは噂通りの存在なのか?

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目覚められた人は、彼の話をSNSなどで発信することができます。死者は何も発信することができません。もし、彼に例えば口裂け女などのように「その存在に向かって言ってはいけない言葉」「タブーとされる行動」があり、例えば「彼の体に触れる」などのアクションを起こした場合、夢を見た本人に死をもたらす存在だった場合、その記録は残りません。眠っているうちに亡くなってしまった存在として処理されるだけでしょう。

夢とは古来よりあの世や異世界への入り口があるとも言われており、そこに住む彼も、もっと危険な存在であってもおかしくはないのではないでしょうか。夢を通して異世界に行く方法に興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。

「世にも奇妙な物語」で中条あやみさんと夢に出てくる男が共演

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この都市伝説、実は日本のあの有名な短編オムニバスドラマの題材になったことがあります。見たことがある方もいるのではないでしょうか。内容をご紹介しますので興味がある方はレンタルなどしてご覧になってみてはいかがでしょうか。

2018年11月放送の「夢男」

大学生である主人公はある日自分が作成したモンタージュをSNSに「この男を夢で見た」というコメントともに投稿します。すると多くの人が「自分もこの男を見た」という反応を返しました。自分の投稿に多くの反響があり満足げな顔をする主人公ですが噂は広がり続け、人々の様子は次第におかしくなっていくというお話です。古い都市伝説を上手く現代風に落とし込んだ見応えのある作品でした。

この作品では彼の夢を見た人が彼に追われていると証言したり、彼に襲われたという人も現れました。彼の今までのお話にはない性質にご注目して見て頂けるとより楽しめるでしょう。

THIS MANを題材にした漫画

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最近ではこの都市伝説を題材にした漫画が連載中です。現在4巻まで発売しており、電子版も売っているのでこの記事を見て興味を持ったらぜひ読んでみてください。1話は無料で読める電子書籍サイトもあります。

This Man その顔を見た者には死を

This Man その顔を見た者には死を(1) (週刊少年マガジンコミックス)

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ジャンルはサイコサスペンスで、都市伝説の中にしか存在しないはずの男が現実世界へと現れ、自分の顔を見た人間を死へ追いやる存在となって様々な事件を引き起こすというストーリーです。

This Manが殺人鬼!?

この作品のおすすめポイントはなんといっても思い切った設定です。都市伝説の中の存在であるはずの男が実際に姿を現し、自分の顔を見た人間を次々に殺していく連続殺人鬼として主人公の目の前へ現れます。男の正体は一体何なのか?なぜ自分の顔を見た人間を殺すのか?ハラハラする展開に目が離せません。

絵もきれいでとても読みやすいです。ちょっとグロテスク要素やホラー要素があるので、そういったものが苦手な方はご注意ください。

あらすじ

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  • 主人公は似顔絵が得意な警察官
  • 「家の前にいた不審者の似顔絵を描いてほしい」という依頼を受けた主人公が言われたとおりに描いた絵が「This man」の顔だった
  • 数日後、その依頼をしてきた少女の母親が惨殺される
  • 犯人の顔を目撃した少女、その顔は「This Man」そのものだった
  • なぜ都市伝説上の男が現れたのか、動機は何なのか?彼の謎に主人公が挑む

夢に出てくる男に会いたい?

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いかがだったでしょうか。どの説が真実かは定かではなく、今も彼の夢を見たという人たちは存在しています。漫画やドラマによって脚色された事柄を事実と捉える人もこの先増えるのではないでしょうか。

そうしてあと何年かすれば、脚色された説こそが主流になっているかもしれません。成長し続ける都市伝説は、そうやって生み出した人間が想像もしないような存在へ変わっていき、とんでもない化物へと変化してしまうのかもしれません、

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あなたの今日の夢に彼が現れないとも限らないのです。もし彼に会ったときには、勇気を出して彼に話しかけてみるのもいいかもしれません。正体を直接聞いてみるのもいいでしょう。彼の本当の正体に迫れるのは、あなたかもしれません。

「巨頭オ」に関する記事はこちら

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