飼育道具が一式揃ったスタートセットがあるので、準備します。フィルターを取りつけて酸素濃度を保ちます。休憩するための水草やブロックがあるとストレス軽減になり長生きします。
シラサエビの飼育のポイント
水草やブロックを入れておくと隠れ場所や休憩をする場所になるのでストレス軽減に役立ちます。暑さに弱いので直射日光は避けて風通しの良い場所で飼育しましょう。
餌やりのタイミング
水草から発生する藻やバクテリアを食べますが、食欲旺盛なためエサが足りないと共喰いをします。エビ用のエサも与えます。飼育する数にもよりますが、一つまみ程度がエサの目安の量です。
水替えのタイミング
2週間に一度を目安に濁ってきたら交換します。ポイントは全部を取り替えないことです。30%ほどの水を交換し水温を保てるようにします。
飼育に必要なアイテム
飼育するための基本アイテムをご紹介します。水質を保つために必要な道具ですが、比較的手入れが簡単なものをご紹介します。
- 水槽:60㎝ガラス製が望ましいです
- フィルター:水槽の大きさに合うサイズを用意します
- 砂:水質が悪くなりやすため細かい砂より粒が大きいタイプが理想です
- ネット:エビをすくうために必要です
- 水温計:水銀タイプが耐久性が良いです
- 藻:10本程度が最適です
水の正しい入れ替え方法
良質な水質を保つことも飼育には大切な環境です。水道水にはカルキが含まれていて、淡水で過ごしている生物にとっては強い刺激となります。適切な処理はどんなことに気をつければ良いでしょうか?
適切なカルキを抜く期間
水道水をバケツに汲み置きします。そのまま約1日ほど日向に置いてカルキ抜きしましょう。この時注意が必要なのは水の温度です。低めの水温を好むため夏場は注意が必要です。
シラサエビに適した水温
どのくらいの温度が適温かというと、10度~25度を好みます。夏場は直射日光に当たらない場所でエアコンの部屋で飼育しても大丈夫です。
混泳しても大丈夫?
淡水の生き物なので、淡水で生息している生物なら混泳しても問題はありません。淡水で飼育しやすいのがメダカです。一緒の水槽に入れてもメダカが食べられることは、ほぼないので仲良く飼育してみてはいかがでしょうか?
エサの量に注意しよう
食欲旺盛のシラサエビですから、空腹になっていた場合メダカを食べてしまうかもしれません。混泳したばかりの最初だけは注意して観察しましょう。エサの量を調整すれば防げます。
シラサエビを養殖してみよう
飼育に慣れてきたら、エサとして使えるために大量に飼育してみましょう。自宅で養殖すれば買いに行くお金も捕まえに行く手間もなくなります。飼育方法との違いはどんなことがあるでしょうか?
シラサエビの養殖方法
基本的には飼育する方法と同じになります。数を大量に増やすため、飼育していた水槽では狭くなりますので大型の水槽を準備しましょう。
シラサエビの養殖のポイント
大量に飼育すると、足りなくなるのがエサです。今までよりも増やすように意識しましょう。そして障害物である水草やブロックも飼育より数を増やして、快適な空間になるようにしてあげてください。
シラサエビ養殖のおすすめアイテムを紹介
通常の飼育とは異なる大量飼育の養殖では、どの程度の大きさの水槽を用意すればシラサエビを元気よく育てることができるでしょうか?おすすめの水槽やその他に必要なアイテムをご紹介します。
水槽
たくさんの数を飼育するためには、大きな水槽が必要です。ですが大きすぎてしまうと、自宅スペースには限りがあるため置き場所に困ってしまいます。大容量でもスリムタイプが場所をとりにくいので邪魔になりません。
ジェックス マリーナガラス 水槽90㎝スリム
奥行が33㎝というスリムタイプで、90㎝幅の大型水槽です。シンプルな作りなのでお手入れも簡単で別売りのガラスフタを使用すれば上部を閉めることもできます。
底砂
水槽の底に引き詰める砂は、粒子が細かいと水が汚れやすいので粒が大きめがおすすめです。育成のための砂が販売されていて適した水質に仕上げてくれます。居心地の良い環境作りが元気なエサを飼育するポイントとなります。
ブルカンパニー蝦ブル 栄養系ノーマルシュリンプ用
粒が大きすぎず小さすぎないので、エビが過ごしやすくこの砂を敷くことで、バクテリアの活性を高品質に保つことができ、育成しながらの飼育が可能となっています。