密漁や内戦、木の伐採から起こる住みかの減少やエボラウイルス感染によって生体が減ってしまいました。この減少を食い止めるためウガンダにある原生国立公園では自然の生態系を残したまま、安全に暮らせるよう保護しています。
絶滅危惧種について詳しく知りたい方はこちらも良かったらご覧ください
ゴリラ基金でゴリラを保護しよう
アフリカに住む彼らを保護するための基金があることをご存知ですか?ゴリラの住む熱帯雨林が人間の手によって伐採され住みかを失っているのです。そのため絶滅寸前になっており、人間たちの保護する力が必要なのです。
ゴリラを守ることで自然保護もできる
人間が伐採してしまった木々を植え直し森を再生することで、ゴリラの住みかとなる場所が増えるので、彼らは喜びます。また森を増やすことで植物が実り、鳥や動物たちが多く集まり過ごしやすい環境が整います。
自然環境を守ることにも繋がるので、彼らを保護することは自然を保護することにも繋がっているのです。
現在は650頭に減少
生息地の減少で、一時期は減少が加速していましたが、現在では減少を食い止めることができています。罪のない動物たちが犠牲になってしまうことは悲しいことですし、優しいゴリラのためにも限りある自然を守っていきたいものです。
ゴリラや他の動物たちが過ごしやすいように豊かな自然を壊さないことが私たち人間の課題でもあります。
ゴリラの握力が凄すぎる!
神経質な性格とは裏腹に筋肉質で強そうな体格をしています。ヘルシーな食生活をしているゴリラですが、握力の数値が驚くほど強いのです。ゴリラの握力に迫ります。
そもそも握力とは?
力にはジャンルがあり4つの目的に合わせて力を発揮します。
- 物を持って握りつぶす力
- 物をつまむ力
- 握ったものを保持する力
- 物を開くための力
これらを合わせて握力と言います。主に物を持って握りつぶす力の事を握力と表すことが多いです。
その握力は平均400~500kg
数字を見てビックリしてしまいますが、成人男性の平均握力が50㎏なのでゴリラの握力の数字には圧巻ですよね。片腕で木にぶら下がりながら移動するわけですから、握力が強くないと体を支えることができません。
あんなにヘルシーな食生活をしていますが、なぜあんなに強い筋肉を作り上げることができ最強の力を発揮できているのでしょうか?
ゴリラの握力と筋肉はなぜ最強?
人間では食べたものから体は作られるため、筋肉を増やしたい人はたんぱく質をたくさん食べています。彼らの食事はというと果物や木の葉や芽など食物繊維が多いヘルシー食材です。なぜ最強な体が出来上がるのでしょうか?
遺伝子構造が特殊
過酷な自然界で生き抜くために、持って生まれたものなのです。遺伝子構造から筋肉質で強い握力を作り上げているのです。人間も進化して現在に至るように動物界でも生き残っていくために進化をしていったのです。
腸内の微生物に特徴がある
生き残っていくために腸内の微生物に違いがありました。人は筋肉を作るために肉などのたんぱく質を食べないと生成されませんが、彼らはたんぱく質を食べなくても腸で筋肉となる材料を作り出してしまうのです。
腸内に潜む微生物が働くことで、筋肉を作り出しヘルシーな食事内容でも筋肉維持ができていたのです。