柳田哲志アナウンサーの放送事故とは?怪我の詳細や現在の活動について

柳田哲志さんは、脊髄損傷の受傷直後は腕が上がらず、胸の高さまでしか手が届きませんでした。筋肉をほぐして肩を柔らかくすることで肩の関節可動域を広げ、1年後には手が口元まで届くようになったのです。

肩の筋力トレーニング

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柳田哲志さんは、自分で動かすことのできる肩の筋肉を使って車いすを漕いでいます。そのため、肩の筋力トレーニングや、自分の体重に更に重りをつけて車いすを漕ぐ練習など、懸命に取り組みました。

自助具を使って日常生活動作の練習

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柳田哲志さんは、できるだけ自分の力で日常生活ができるように、自助具を使って髭剃りやパソコンの操作練習のリハビリを行いました。指が動かなくても、肩の力で機器を操作することができます。

現在の柳田哲志アナウンサー

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2008年に重症を負いましたが、リハビリの末、柳田哲志さんはアナウンサーとして復帰しました。2012年には「マッポス」でレギュラー番組の復帰もしています。「マッポス」は2014年で番組終了となりましたが、柳田哲志さんは現在どうしているのでしょうか。

テレビ宮崎のベテランアナウンサー

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柳田哲志さんは、2019年現在もテレビ宮崎で、入社27年のベテランアナウンサーとして活躍しています。放送前に後輩に読み方の指導を行うなど、後輩たちから先輩アナウンサーとして慕われています。

講演会も開催

柳田哲志さんは、特別支援学校など様々な場所で講演会も行っています。車いすに乗った姿で登場し、後遺症と向き合うことや現実の厳しさ、日々努力していること、感謝の心を持つことの大切さなどを伝えています。

車いすで活躍している有名人

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脊髄損傷を受傷した後も、車いすに乗ってアナウンサーの仕事を続けている柳田哲志さんですが、他に車いすで活躍している人はいるのでしょうか。車いすで音楽活動をしている人や市会議員など、多くの人が車いすで活躍していますが、ここではアナウンサー・リポーターの方を紹介します。

千葉絵里菜さん

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生まれつき脳性麻痺がありますが、電動車いすを使って、車いすカーリングや車いすサッカーなど、積極的にスポーツに取り組んできました。2018年には、NHKが公募した平昌パラリンピックのリポーターを務めました。千葉絵里菜さんは、東京パラリンピックのリポーターにも選ばれています。

NEXT 八代英太さん