シオヤアブはスズメバチも捕獲する?最強と言われる狩り方法や生態まとめ

シオヤアブを駆除、除去したいときは虫よけスプレーを身体に振りかければで十分機能します。ジャングルの本場アフリカや、密林があるような国でも虫よけとして超強力な成分「ディート」が混合されている虫よけスプレーであれば、一切のシオヤアブを寄せ付けないと思いますのでお勧めです。

シオヤアブの大好物とは!

先ほどシオヤアブは、スズメバチやオニヤンマさえも捕食してしまうことをご紹介しましたが、ほかにもシオヤアブにとって大好物となる捕食ターゲットにはどんな生き物がいるのでしょうか?また草食肉食どちらなのでしょうか?

肉食で他の昆虫を好む

シオヤアブは肉食でコガネムシやカミキリムシなどの昆虫類を好んで捕食します。ほかにも蠅や蝉、蜂などもメインターゲットになります。シオヤアブ自身の体よりも小さい昆虫から、はるかに大きいオニヤンマのような昆虫まで、自分の腹を満たすためなら欲望のままに、昆虫界の狙撃手としてそれらを食らうのです。

獰猛な肉食の昆虫の仲間に「ウマオイ」という生物がいます。ウマオイの鳴き声が「すいっちょん」と珍しい鳴き声だったり、シオヤアブに負けないくらい興味深く面白い生態をしている昆虫ですので、こちらの記事も是非読んでみてください。

お腹いっぱいになるための工夫!

なぜシオアヤブは自身の体よりも小さい昆虫から、はるかに大きいオニヤンマなどの昆虫をしばしば捕食対象として狩りをするかというと、科学的に効率よく。はやく、お腹を膨れさせるための工夫からではないかと考えられています。

シオヤアブの幼虫とは?

獰猛でインセクト界のスナイパーとして大自然に君臨するシオヤアブですが、そんな彼の幼虫時代はどのようなものなのでしょうか?そんなシオヤアブの幼虫について特性や過ごし方などを解説していきます。

葉の裏側に卵を産む

まず夏のシーズン、6月7月に成虫のシオヤアブが卵産みます。その産卵する場所ですが、それは葉の表面ではなく裏側に卵を産み付けます。この習性はカマキリなどの昆虫全体を通しても多く見られます。葉の裏側に産み付ける行為は、ほかの生物から卵を捕食される危険性を少なくするためです。

真っ白

卵の見た目はバブル上のものがいくつも集合体としてあつまっていて、全長は約1センチ弱(約7㎜、8㎜)くらいになります。少年時代にきっと皆さんも一度は見たことがある、カマキリの卵に少し似ています。色はもう少し白っぽくなっています。

その全長1センチ弱くらいの白い卵から幼虫がいよいよふ化するわけですが、幼虫時代のシオヤアブの見た目は真っ白でありボウフラや蛆虫にとても似ています。一般人や専門家でなければ見間違えるでしょう。一方でセスジスズメの幼虫は見た目が可愛いので気になる方はこちらを!

 

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