可愛いクリオネが見せる恐怖の捕食!バッカルコーン画像を見よ!

かわいらしい見た目とは裏腹に、実際は肉食の生物です。ただ、孵化したばかりのころは植物性プランクトンを食べますが、成長するとミジンウキマイマイが主食になります。これはクリオネと同様に翼足を使用して泳ぐ巻貝の一種です。

一生に1度しか食べないクリオネも

出典:PhotoAC

クリオネは成体になると半年から1年ほどは何も食べずに生きられると言われています。そのため死ぬまでに1回しか食事をしないものもいます。これは、餌の数が少ないためとも言われていますが、あまり研究が進んでおらずまだはっきりとした理由や生態は解明されていません。小食なため捕食の瞬間はとても貴重で必見です。

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【恐怖】クリオネの捕食シーンを見てみよう!

RyanMcGuire / Pixabay

天使のような可愛らしさとは裏腹に、なんと捕食の場面は悪魔にたとえられます。元々は2003年にフジテレビ系列で放送された「トリビアの泉」という番組で有名になりました。においで獲物を察知すると、頭部が割れて6本の触手が出てきて一瞬で捕まえます。この様子をまずは動画でチェックしてみましょう。

クリオネ恐怖の捕食動画①

こちらは新江ノ島水族館で撮影された動画です。ミジンウキマイマイに気づいた個体が、触手を出して捕まえようとしますが1度は失敗します。その後もう1度チャレンジし、捕獲に成功する様子が撮られています。動画の9秒のところでスロー映像が入るので、触手が出る一瞬の瞬間をよく見る事ができます。

クリオネ恐怖の捕食動画②

こちらは研究者の方が撮影した動画です。獲物を狙って触手を出そうとしている状態から、動画の12秒のあたりで触手を出すところまでをしっかり見る事ができます。こちらもはじめは失敗してしまいますが、その後無事に捕獲し、食べるまでが撮影されています。

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