キングノットの結び方講座|手順やコツ・おすすめラインもご紹介

次に、先ほどの8の字結びにビニミツイストの輪の先端を通します。輪になった部分をたわまないようにきれいにならしておいたほうがいいです。メインラインの先端を8の字の下から上に向かって出るように通します。8の字部分への通し方ですが、ぐっと8の字に押し付け、少し出たところを引っ張り出します。

手順③リーダーを結び付ける

リーダーの8の字をある程度締め、メインラインをある程度引っ張り出したら、ダブルにした部分の下側を引っ張ります。輪がいびつな形になりますが、その下側にリーダーの先を(8の字にしていない方)4~5回巻きつけてそのまま引っ張ります。たわみがないようにきれいにしたら8の字を締め込み、ライン全体も締め込みます。

キングノットの結び方を動画でチェック

言葉で説明しましたが、文章だけでは伝わりにくい部分がたくさんあると思います。釣り関係のノットの動画もたくさんありますので、実際に考案者の村田基さんが紹介している、太い糸で見やすく実践している動画がありますので紹介します。

キングノットの結び方動画①

考案者である村田基さんが実際に説明している動画です。ビニミツイストから作成しているので、非常にわかりやすくなっています。リーダーとの結束は2分55秒あたりからスタートします。ゆっくりと詳しく説明してくれていますので、まずはこれを見れば間違いないでしょう。

キングノットの結び方動画②

こちらはリーダーとの結束のみの動画です。ところどころ見ずらいところもあるかもしれませんが、言葉で説明してくれていますので、自分でやりながら見るといいでしょう。投稿が7年前なので、それ以前から完成されていたノットということになりますね。

キングノットのメリットと他ノットとの違い

様々なノットが世に発表されている中で、この結束方法を選択するのには明確な理由があります。他のリーダー結束方法、特にPEラインを使う際の主流になっている摩擦系ノットと比較して、どんなメリットがあるのか紹介していきたいと思います。

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