「パンをふんだ娘」がトラウマになる恐怖!あらすじやメッセージを考察!

アンデルセンの友人、グリム兄弟も執筆したハーメルンの笛吹きに興味のある方はこちらも御覧ください。

あの影絵劇は誰が作っている?

日本で最初にできた影絵の専門劇団かかし座です。1953年NHK専属劇団になり影絵劇を多数制作、「パンをふんだ娘」を含めたくさんの名作を子供達に届けました。現在は番組「こどもにんぎょう劇場」はありませんが「おはなしのくに」や「みんなの歌」などで再放送されています。

HP NHK For School内こどもにんぎょう劇場 セレクションでいくつかの作品を配信しています。

劇団かかし座

敗戦後1947年鎌倉アカデミア(芸術専門学校1956年財政難で廃校)から演劇サークル「小熊座」の名前で後藤泰隆が設立し影絵の研究を追求します。1953年NHKの専属劇団。1959年に有限会社かかし座へ。以降、放送・舞台・CM・PV用の影絵を世界中で発表、認められ受賞も多数。後藤泰隆死去後、後藤圭が就任しました。

劇団かかし座のHPはこちら

「長靴をはいた猫」など

・マッチ売りの少女・きかんしゃやえもん・宝島などの作品を影絵劇で演じ、テレビ以外にも演劇と影絵の融合「オズの魔法使い」や4人で100種類の手影絵を表現するANIMARE(アニマーレ)は世界中のフェスティバルに毎年参加、他にドキュメンタリー映画・影たちの祭りも制作し影絵や演技の素晴らしさ唯一無二の個性を発信し続けます。

「パンをふんだ娘」は奥が深い

5187396 / Pixabay

子供の頃に見てトラウマになったという人が数知れず、あの歌が忘れられないと紹介する芸能人もいるほどです。テレビ放送では「小鳥はどこまでも飛んで光の鳥になったのかもしれないね」と最後まで人の姿には戻れないのも落ち込む展開です。罪は取り消せず、後には大きな代償があり精一杯の施しはゆるしに近づくと人々に訴え続けるのです。

人魚に関する記事はこちら

ハーメルンの笛吹きに関する記事はこちら