ときおりキャンプファイヤーをしているところに現れては、カウボーイが飲んでいたウイスキーを好んで飲んでいったようです。何だかいかにもアメリカ人が好みそうな生態ですね。
かわいい生態④メスの乳が万能薬になる
この未確認生物から出るお乳が、あらゆる病気に効く万能薬になると言われています。この生態の真偽のほどは定かではありませんが、ここから見えてくるのは「人に興味があるだけではなく、人の役にも立つ大切な生き物だよ」というアメリカ人が抱いている愛着のような感情です。
ジャッカロープは実在するのか?徹底考察!
アメリカでのいくつかの目撃情報や楽しく詳しい生態などさまざまな情報がありますが、では本当に存在するのでしょうか?その実在の可能性について見ていきたいと思います。
アメリカ先住民の伝承には出てこない
アメリカにはこのほかにも古くから伝わる「ワヒーラ」や「ウィンディゴ」など、数多くの未確認生物の話が存在します。前者はネイティブアメリカンの伝承に登場し、後者はアメリカ北部のインディアンに伝わる話として有名です。
しかし、角のあるウサギについてはそういったいい伝えには全く出てきていません。そういったことから、この未確認生物はアメリカ大陸の外から白人が移り住んできて以降に、登場してきたものだということが言えます。
写真は普通のウサギに鹿の角を合成したもの
角のようなものがあるウサギの写真などもありますが、実際には鹿の角を合成した作り物だと言われています。アメリカでは今でもそういった作りものの剥製などが、お土産物として売られているようです。
そもそもそれほど大きな角は邪魔で必要性も無い
たとえば鹿の角にはちゃんとした役目があります。オスの鹿にしか角は生えませんが、これは繁殖のためにメスに自分の存在をアピールしたり、メスを争って他のオスと戦ったりするためにあります。
しかし、そういった行動を取らないウサギにとっては、そんなに大きな角は活動の妨げになるだけですし、そもそも不要なのです。そう考えると角をもつウサギの存在には疑問符がついてきます。
ジャッカロープの死骸を発見!角の正体はイボだった?
ウサギにとって角が不要なものだとすると、角の生えたウサギの正体はなんなのでしょうか?それは少し前に発見された1匹の死骸から明らかになってきました。