日本でも昔から存在すると言われている鬼は体が大きく、力がつよい人型をした怪物です。
しかし、この鬼は実は漂流した外国人だった可能性があるなど、体の大きい異人が巨人だという可能性もあります。
ネフィリム?巨人の痕跡が世界各地で発見された?
現在では滅んでしまったと言われていますが、その痕跡と思われるものは世界各地で発見されています。
また、その発見場所は世界各地にわたっています。
ウィスコンシン州で18体の巨人の骨が見つかる
1912年5月4日にウィスコンシン州デラバン湖近郊で発掘調査を担当していたベロイト大学のチームが、体長2.3~3メートルもの人骨を発掘したと「ニューヨーク・タイムズ」が報じました。
発見されたのは18体の遺骨でいずれも男性のものと見られています。
ジョージア州でテレビにも取り上げられた遺体
2008年にジョージアのコーカサス山脈で、地元の牧夫が巨人の墓らしきものを発見されジョージアの研究グループが調査に乗り出しました。
その後2014年にアメリカのテレビ番組『怪事件ファイル』で特集し話題になりました。
巨人の指のミイラが発見される
2012年3月にエジプトで発見されたとして巨人の指のミイラの画像がネット上に出回り話題になりました。
発見された指は38センチもあり、その体はさらに巨大だった可能性が大きいです。しかし、ネット上で写真が出回っているだけで実物は現在も確認されていません。
世界各地で巨大な足跡が見つかる
世界各地には巨大な足跡などが化石化した状態で発見されている例が数多くあります。
もっとも有名なもので南アフリカのスワジランドで発見された1.2mにも及ぶ「ゴリアテの足跡」で推定で2億~3億年前のものだともいわれています。
世界各地の巨人の伝承
世界各地には大昔から巨人にまつわる数多くの伝承が残されています。
その中でも代表的なものを何点か紹介します。
日本『ダイダラボッチ』
日本の伝承に登場するダイダラボッチはその巨体で山を運び、足跡は湖になったとも言われています。
ダイダラボッチの起源は国造りの神に対する信仰から作り出された偶像だと言う説もあります。
旧約聖書『ゴリアテ』
ゴリアテは旧約聖書のサムエル記に登場する2.9mほどもあるペリシテ人の巨人兵士です。
イスラエル国との戦争でその強さから一騎打ちを申し出るが、羊飼いのダビデの投石器から放たれた石を額に受け昏倒し、最後は自らの剣で首をはねられてしまいました。
ギリシャ神話『ガイアの子供たち』
ギリシャ神話に登場する神ガイアは夫のウラヌスとの間に神や異形の怪物など様々な子供を設けました。
その子供のほとんどが巨大な体と力を持っていたとされています。
ティーターン神族
ガイアとウラヌスとの間に生まれた男女合わせて12柱の神々です。日本ではティタンやタイタンなどとも呼ばれています。
彼らは巨大な体を持ち後に父クロノスと共にゼウスを長い戦争を始めます。
ヘカトンケイル
ガイアとウラヌスが生み出した異形の種族で、50の頭と100の手を持つとされているブリアレオス、ギュエス、コットスの巨人の3兄弟です。
キュクロークス
一般的には英語読みのサイクロプスと言う呼び名の方が有名です。
ガイアとウラヌスが生み出した異形の種族で、アルゲス、ステロペス、ブロンテスの一つ目の巨人3兄弟です。
ギガース
一般的にはギガーズよりも複数形のギガンテスと呼ばれることが多いです。
ウーラノスがクロノスに男性器を切り落とされた時に滴り落ちた血でガイアがみごもって生まれた巨人族とされています。
ネフィリムなどの巨人が登場する作品
アニメ『戦姫絶唱シンフォギアG』(ネフィリム)
アニメ戦記絶唱シンフォギアGで過去の聖遺物から復元されたネフィリムが登場しています。
巨大な体で共食いを繰り返し、最後の1体になった完成されたネフィリムとして主人公の前に立ちふさがった。
映画『もののけ姫』(ディダラボッチ)
有名なスタジオジブリの宮崎駿監督作品で作中に登場するシシ神の夜の姿として登場します。
生命の授与と剥奪を行う山神で、その首には不老不死の力があると信じられ、その首をめぐって物語が進行していきます。
漫画『進撃の巨人』(巨人)
進撃の巨人は諫山創による日本の漫画作品で、現在では巨人が登場する最も有名な作品です。
作品ないでは人類の食べる巨人を駆逐するために、主人公が激闘を繰り広げていくストーリーです。
ネフィリムは本当に存在したのか?
堕天使との人の間に生まれたネフィリムは神の怒りを買って大洪水で一層されてしまっているので、現在の生き残りがいる可能性は低いです。
しかし、その遺体や痕跡は地球に残っている可能性は大いにあり、それが発見されるのは今日かもしれません。