そのため、シュメール人は度々洪水に見舞われることになります。こうした水害を何度も経験しているうちにジーウースードラの話が作られたのではないでしょうか。それは、洪水の被害を免れるために舟を造ったシュメール王の話であり、あの「ノアの箱舟」の元となったと言われています。
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日本人とアヌンナキの関係とは!?
一見日本とは無縁の土地で発展を遂げてきたシュメール文明ですが、なんと日本の起源はシュメール文明にあるという説が浮上しています。どうにも信じ難い話ですが、調べてみると両者には驚くほど共通点があるのです。
たとえば古代シュメール人は楔形文字を発明しました。この文字は水で練った粘土板に先の尖った棒で刻まれ、言葉や音節を表すのに使った数百の文字から構成されています。この言語体系が、漢字やひらがなの混じる日本語とよく似ているというのです。
日本人シュメール起源説とは?
両者の共通点は、言語体系に止まりません。古代シュメールの粘土板には、日本で天皇家を象徴する菊花紋が彫られていました。これは彼らの文明において、最高神のマークを指しています。また日本神話の怪物といえばヤマタノオロチが有名ですが、シュメール神話には七つの首を持った竜が登場するのです。
また、シュメールや古代バビロニアには、三種の神器が存在しました。鏡、首飾り、剣という内容です。これは天皇家に代々伝わる三種の神器とほぼ同じなのです。それらは、八咫鏡、八尺瓊勾玉(長い緒に繋いで使うとも考えられる)、草薙剣です。剣に関しては怪物を倒した暁に手に入るという経緯まで一致しています。
シュメール神話と日本神話の共通点
日本神話の中に「天孫降臨」という伝説があります。天から下りてきた神々が日本列島を創り、日本を建国したという内容です。この伝説はアヌンナキがニビルから地球へ降り立ち、人類を作り出したあと、文明の発展に助力したという話とよく似ています。さらには『竹内文書』の中からも、シュメール神話とよく似たエピソードが発見されています。
「天皇」と「アヌンナキ」の意味は共通している!?
ある記者がサダム・フセイン大統領の腕輪を見て、こんな質問をしました。「日本の皇室のものとよく似ていますが、何か関係があるのですか?」。そう、腕輪には日本の天皇家の菊花紋によく似たデザインが施されていたのです。
これに対して大統領は、「この紋章はシュメール王朝時代に用いていた王家の紋章です」と回答しています。これほど共通点が多いと、日本人の先祖はシュメール人ではないかとする説も、そこまで荒唐無稽な話ではないのかもしれません。
アヌンナキの現在は?
アヌンナキは労働力として人類を創り出したわけですが、一方で高度な文明という恩恵を与えてきました。一部ではピラミッドの設計図を作ったのではないかと噂されています。彼らが力だけの蛮族だったとしたら、今ごろ地球の金は底を尽き、人類は絶滅を迎えていたかもしれません。さて、彼らは今どこで何をしているのでしょうか。
地球から去ったアヌンナキ
アヌンナキの当初の目的であった「母星を護るために必要な金の採掘」は達成されました。ニビル星は復活を果たしたのです。彼らは地球を離れ、その先はすべて地球人の手に委ね、以降の繁栄を観察することにしたと言われています。
現在も地球に残っているアヌンナキ
一部のアヌンナキは現在も地球にいる、あるいは戻って来ているという説もあります。彼らの存在が善からぬ形で公になっていない以上、地球に暮らすアヌンナキたちはどうやら人類に友好的なようです。そもそも人類はアヌンナキに姿を似せて創られました。人間と関係を持っているアヌンナキも少なからずいるかもしれません。
宇宙から地球に戻ってくるアヌンナキ
一方で、フリーメイソンやイルミナティといった秘密結社に身を隠すアヌンナキもいるのではないかと考えられています。彼らは裏で人類を操ろうと画策しているのでしょうか。目的はわかりませんが、色々な価値観・正義を持った者がいるという点では、彼らもまた人間と変わらないようです。
アヌンナキは嘘!?その信憑性に迫る
これまでアヌンナキの実在を前提に話を進めてきましたが、その存在を否定する声もあります。彼らの実在を科学的に証明する、確たる証拠がないのですから当然といえば当然です。はたしてアヌンナキは存在しないのか。ニビルに対するNASAの見解、ゼカリア・シッチン氏に対する疑惑も交えて、追っていきましょう。
進化論の矛盾
進化論によれば、ヒトは猿から進化を遂げています。しかし、昨今の研究によってその進化には膨大な時間を要すること、とても数万年では不十分であることが明らかになりました。何より当のダーウィンが「進化論に一番当てはまらないのが人間」と進化論の“穴”を認めているのです。
この“穴”を埋めたのが、地球にやって来た宇宙人の技術力では、と考えるのが「宇宙人介入説」です。つまり、進化論と宇宙人介入説は真っ向から対立するものではなく、むしろ進化論の欠点を補足するものなのです。
二ビルが存在する可能性
NASAはニビルの存在そのものは認めています。海王星とほぼ同じサイズの惑星が、細長い楕円を描きながら太陽を周回していることまでは観測されています。もっとも、NASAはニビルの存在を認める一方で、この惑星によって地球に被害がもたらされる危険性はないと発表しています。
アヌンナキ説を唱えたゼカリア・シッチン氏の主張の信憑性
ゼカリア・シッチン氏には、フリーメイソンだったという噂があります。フリーメイソンとは世界中に会員をもつ最大の秘密結社です。と言っても存在自体が秘密というわけではなく、支部がどこに置かれているのかも公表されています。
彼らが公にしないのは、会員の名前、活動内容、参入儀式の様子などです。それゆえに一部で歴史の黒幕ではないかという憶測が飛び交っているのです。彼の唱えた人類の起源説は、もしやフリーメイソンの“活動内容”の一部だったのでしょうか。
アヌンナキだけじゃない!太古から存在するエイリアン
地球の外にはどのような生命が存在しているのか、歴史が記されるようになってから今日に至るまで、人々を惹きつけてやまない問題でしょう。ここでは専門家の分析や様々な目撃情報、エイリアンと遭遇したという人々の証言によって明らかとなった、エイリアンとその特徴を見ていきましょう。
レプティリアン
レプティリアンは爬虫類のような姿をしており、アルファ・ドラコニアンとも呼ばれています。彼らのコロニーがアルファ・ドラコニスの名で呼ばれるためです。イギリスの著述家デイビット・アイクは、レプティリアンは変身が可能なので政府機関に潜り込んでいるのだと主張しています。
グレイ・エイリアン
エイリアンという単語を耳にしたとき、誰もが最初に思い浮かべるのはこの姿ではないでしょうか。こうした姿は、数ある目撃情報、スケッチ、写真、ついにはロズウェルUFO事件によって人々の間に拡散されていきました。グレイはレプティリアン同様、宇宙の支配を目論む帝国の一員だと言われています。
アヌンナキの頭蓋骨が発見された!?
これは、ロシア人科学者ウラジミール・メリコフ氏の率いる探索チームが、ボリショイ・タク山中の洞窟で発見した頭蓋骨です。どう見てもヒトのものではありませんが、何とこれをアヌンナキの頭蓋骨ではないかと推測する説があるのです。
「アーネンエルベ」のブリーフケースとともに
頭蓋骨が発見された場所の近くでは、ナチス・ドイツと関連があると思われるブリーフケースも発見されています。蓋には「アーネンエルベ」の紋章が記されており、中には1941年のアディゲ共和国周辺の地図が入っていました。
アーネンエルベは、世界中の謎や超常現象について調査する、ナチスの極秘研究機関です。そこには高い学歴や優れた業績を持つ専門家が配属されており、ドイツ軍は戦争を有利に運ぶべく日夜新兵器の開発に勤しんでいました。
ナチスと黒魔術の儀式
この頭蓋骨について「長期間水と砂に侵食されたことで変形した羊の頭蓋骨ではないか」と推測する生物学者もいます。その場合、ナチスが悪魔を召喚する儀式に用いていた頭蓋骨ではないかとも考えられます。ナチスと黒魔術の関係はあくまで噂ですが、頭蓋骨の正体が何にせよ不気味な話であることに変わりはありません。
フィクションの世界にみるアヌンナキ
アヌンナキは、映画やゲームなどのフィクション作品の題材としてその存在を示唆されることがあります。人間の誕生と進化に関わったかもしれない彼らが、人間のつくった映像作品の中で取り扱われるというのは、感慨深い話であると思いませんか。
『プロメテウス』
アヌンナキの名称が劇中に登場することはありませんが、「エンジニア」のモデルが彼らであることは明らかでしょう。人類を創造したこと、そして彼らもまた別の存在によって創造されたことなどが、共通点として挙げられます。
人類は自らの起源を探る目的でエンジニアの星を訪れた結果、恐ろしい目に遭います。エンジニアは人類に対して友好的ではなかったのです。さて、ニビルに帰還したアヌンナキたちは独自の文明を築いた今の人類をどう見ているのでしょう。
『HALO』シリーズ
こちらは、人類と異星人の戦いがストーリーの主軸となるビデオゲームシリーズです。作中には「コヴナント」と呼ばれる異星人が登場しますが、それは種族名ではなく軍事力を有した宗教的連合の名を指します。
コヴナントは、かつて銀河系全域を支配していた「フォアランナー」と呼ばれる種族を崇拝しています。人類にとってアヌンナキが神に等しい存在だというのなら、アヌンナキは自分たちを創った“神”に対してどのような思想を持っているのでしょう。
人知を超越する古代宇宙人、アヌンナキ
アヌンナキは労働者として人類を創り出しました。そして、私たち人類に労働の対価として完成した文明を与えました。もし、宇宙人介入説を事実とするなら、介入がなかった場合、今の私たちはどのような文明を築いてたでしょう。そもそも、文明を築く域に辿り着いていたでしょうか。
フランス国立農業研究所のジャン=ピエール・ロスパーズ氏は、人類が未だ宇宙人と交信できない理由について「我々が宇宙人の存在に気づいてしまえば、文明が滅茶苦茶になってしまう。だから彼らは私たちを隔離しているのかもしれない」と述べています。私たちのメッセージに彼らからの返信がやってくる日は訪れるのでしょうか。