マイアミゾンビ事件の真相と被害者のその後!新たに起こった類似事件も

マイアミゾンビ事件の凄惨な事件内容について見ていきましたが、ここでは今回の事件で死亡した男性、そして怪我を負った男性がどんな人物だったのか、なぜ犯行に及んだのかといった事についてここで触れていきます。

加害者はルーディ・ユージン

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まず加害者の男性ルーディ・ユージーンについてですが、年齢は31歳、ホームレスをしていた黒人の男性です。高校在学時にはフットボールの選手としても活躍しており、結婚と離婚歴をもっていました。

マイアミゾンビ事件の犯行当日ルーディー容疑者は当時の恋人の家を午前2時に突如出ていき、その後自動車で友人の家に向かっています。そして友人からイベントに行かないかと誘われたものの一人で行くと断り、友人宅を後にしています。

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その後運転していた車を乗り捨てた容疑者は徒歩で事件現場のあったマイアミの高速道路脇まで徒歩で向かっています。徒歩で向かう際、真夏の炎天下だったからか服を脱ぎ捨てていた形跡があり、その際に免許証も捨てています。この時点で容疑者の異常な行為の兆候が垣間見えているように感じます。

そして午後2時に事件現場で被害者の男性と遭遇し、今回の猟奇的な事件が発生することになります。事件当日の容疑者の不審な行動が気になるところですが、ここでは次に被害者の男性の情報について見ていきたいと思います。

被害者はロナルド・ポッポ

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被害者の男性、ロナルド・ポッポ氏についてですが、彼もまた容疑者と同じホームレスの男性で、年齢は68歳と非常に老齢の人物でした。二人はお互いに面識は一切なく、ルーディ容疑者が突如ポッポ氏に向かって襲い掛かり、ズボンを脱がせようとしたとの証言があります。

このように動機といった動機の無い行為ということが分かったマイアミゾンビ事件ですが、実はこの事件の犯行の裏には、容疑者の持つある疑惑と人食いに関しての意外な真相がありました。次にその点を詳細に紹介していこうと思います。

マイアミゾンビ事件の疑惑と真相

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猟奇的で現実離れした事件内容から一躍有名になったマイアミゾンビ事件ですが、実はその事件の陰には薬物によって容疑者が精神状態に異常をきたしたのではないかといった噂があります。ここでは薬物に関する疑惑、そして本当に容疑者は人肉を食べたのかといった事件の真相についても見ていこうと思います。

犯人は危険ドラッグのバスソルトを使用していた?

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マイアミでの事件の容疑者の死亡後、解剖医による検死解剖の結果体内に未消化状態の錠剤がかなりの量摘出されたことが分かっています。摘出された錠剤が一体何だったのか、正式な回答はないものの、一部ではバスソルトという違法薬物なのではないかといった疑惑が浮上しています。

バスソルトとは合成覚せい剤の一つとして知られています。使用後の効果としては非常に暴力的になり、異常なまでに暑さを感じるようになり服を脱ぎ捨てるといった事件時の容疑者の状態と非常に酷似しています。

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しかしながらその後の報道機関の調査によると、容疑者はマイアミでの犯行前に薬物を吸っていたことが分かっており、後に解剖時に摘出された錠剤というのはマリファナだということも判明しています。つまり犯人はマリファナによる精神の錯乱が原因で犯行に至ったというなんとも現実的な真相という事になりました。

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