マイアミゾンビ事件の真相と被害者のその後!新たに起こった類似事件も

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このように見事な回復を見せたポッポ氏ですが、ホームレスである彼が一体どのようにして治療を受け、生活ができるまでになったのでしょうか。それはアメリカのとある制度が関係していたのです。

寄付も集まり医療施設で生活

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ポッポ氏はアメリカの医療制度の一つであるメディケイドという低所得者にも医療機関を利用させられる制度を使い、そこからの資金援助によってホームレスでありながら病院での適切な治療を受けることが出来るようになったのです。

さらに医療機関の施設にいつまでいても良いという待遇も受け、寄付金によって10万ドルものお金を手に入れることにもなったのです。ここまで聞くととてつもない好待遇のようにも聞こえますが、顔のほとんどと視力を失ってしまった事を考えると、なんとも皮肉めいたその後の話だと感じてしまいます。

続発するマイアミゾンビ事件の恐怖!

こうして恐怖のマイアミゾンビ事件は終わりを迎えましたが、なんとマイアミゾンビ事件と類似した事件がアメリカ各地で起こっていることが分かりました。ここでは事件のその後に起こった類似する事件の内容について紹介していきます。

21歳の男が警察官を食べようとした

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事件から1週間後、なんと同じマイアミで再び人食いを思わせる事件が発生しました。今回の容疑者は21歳の男性で、駆けつけた警察官に向かって噛みついて食べようとするという非常にショッキングな事件が発生しています。

警察官を食べようとしたこの男性は異常に興奮した状態で、唸り声を上げながら歯をまるで野犬のように鳴らしていたのだそうです。異常な精神状態と人を食べようとするという常軌を逸した行為のがマイアミでの最初の事件と非常に類似しています。

42歳の男が元妻の夫の顔面に噛み付く

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次の類似した事件はアメリカのルイジアナ州で起きました。42歳の男性が元妻の家に暴力が原因で立ち入り禁止命令が出ているのにもかかわらず侵入し、元妻の現夫にかみつき、顔の皮膚のなんと4分の一をかみちぎったのです。

この事件内容を見るだけでも最初に起きた人食い事件と言われるマイアミの事件と非常に類似した点が多いことが分かります。事件の共通点としては非常に興奮し制御の利かない精神状態だった事と、人の顔面に向かって噛みついてくるという点が挙げられます。

19歳少年による猟奇事件

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こちらのケースは紹介した2件から更に猟奇的な内容に拍車のかかった事件となっています。当時19歳の少年が、面識のない夫婦を刃物を用いて殺害し、更に殺害した男性の顔面の肉を食いちぎるという非常に凄惨な事件内容です。

この19歳の少年も他の事件のケースと同様に犬のようなうなり声を上げながら非常に攻撃的な性格になっていたようです。これらの事件で共通して言えるのは、容疑者全員が違法薬物の使用の可能性が高いという点です。やはりこれら猟奇的事件と薬物には、深い関係性がある可能性は高いことが考えられます。

マイアミゾンビ事件のような事件が日本でも起こる可能性はあるか

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ここまで薬物が原因とみられる凄惨な事件について見ていきましたが、この現実離れした事件は実は日本でも起こる可能性があり、マイアミゾンビ事件と関係の深い薬物であるバスソルトがかつて日本でも取引されていたことがあるのです。ここではバスソルトの日本での流通の詳細について見ていきたいと思います。

バスソルトはメリーちゃんという名称で日本でも流通していた

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実は日本でも2013年にメリーちゃんという名称でバスソルトが中国jから裏取引で流通していました。メリーちゃんという名称は一見可愛らしい響きですが実際にはメリケン粉に似ていることからそう呼ばれるようになりました。

実際に日本で流通されたメリーちゃんの使用によるバッドトリップによって吐き気やひどい頭痛、幻覚、幻聴作用など様々な症状に襲われ、さらに非常に高い依存性という事から麻薬よりも質の悪い薬物とも言われています。

日本で起きたメリーちゃんによる事件とは

危険薬物であるメリーちゃんは日本に確実に根を張ってきており、実際に2014年に広島でメリーちゃんを服用したとされる中年の男性が自ら不可解な言動を口にしながら警察署に自ら出頭してきた事例があります。

メリーちゃんに関しての事例は広島で多く報告されており、中には精神が不安定になった女性が自ら刃物を用いて腹を裂くといったマイアミでの事件にも引けを取らない非常にショッキングな事件も確認されています。

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このようにアメリカで蔓延した危険薬物は日本にも少なからずその手を伸ばしてきており、日本で第2のマイアミゾンビ事件が発生する可能性も大いに考えられます。現在ではネットでメリーちゃんを購入することもでき、この点からも薬物の魔の手は誰の近くにも存在している状況であることは間違いないです。

他にもあった!世界の危険な薬物

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日本にも危険薬物の魔の手が伸びてきていることを紹介しましたが、実は世界には他にも多くの危険な違法薬物が存在し、その存在は年々一般の人簿との間に近づいてきています。ここでは世界で知られている非常に危険な違法薬物について紹介していきます。

また麻薬王について興味がある人はこちら。

人体を破壊する世界一危険な薬物クロコダイル

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まず一つ目に世界で最も危険と言われる薬物クロコダイルについて見ていきたいと思います。クロコダイルというのは正式名称ではなく、本来の名称はデソモルヒネといい、クロコダイルと呼ばれているのはこの薬物の乱用によって皮膚が壊死し、肌の色がまるでワニの皮膚のようになってしまうからです。

クロコダイルの流通の本場はロシアと言われており、製造方法さえ教わればだれでも作ることが出来るという手軽さから薬物を購入したくてもできない貧困層の若者に特に人気を集め、乱用者はおよそ100万人以上いるとも言われています。

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しかしながらクロコダイルがここまで流通してしまったのは手軽さという側面だけではなく、その依存性の異常なまでの高さにあるといわれています。次に世界一危険な麻薬と言われるクロコダイルの依存性について紹介します。

クロコダイルの真の恐怖は依存性の高さ

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クロコダイルの真に恐ろしい点は、非常に強い依存性を持つという事です。1度服用するだけでも自力では克服することが不可能と言われるほどの強い依存性に襲われてしまいます。そして服用時の症状である強い幸福感と併せて肉体以外に精神まで蝕ばんでいくのです。

この強い依存性によって服用者は乱用を繰り返し、肉体が破壊され血管の流れが止まり外側から骨が見える程肉体が壊死してもクロコダイルの服用を続けてしまうのです。そしてクロコダイルを服用した人物の最期に行き着く先は逃れることのできない死となるのです。

クロコダイルの乱用者に待つ逃れられない死

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クロコダイルはその致死性も非常に高く、乱用者の大半が服用しておよそ1年以内には死亡してしまっています。ヘロインなどの乱用者はその後回復をする可能性はありますが、クロコダイル服用者にはその可能性はまずないとされ、その危険性の高さが改めて伺いしれます。

このようにクロコダイルという薬物が非常に危険なものであることが分かったかと思います。違法な薬物を服用するという事は、月並みではありますが人間を止める宣言を自らすることと同義です。薬物に負けない強い心を持つことを常に心がけるようにしましょう。

バスソルトよりも危険と噂の超危険ドラッグフラッカ

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ここまで数種類の違法薬物について見ていきましたが、なんとマイアミゾンビ事件で容疑者が服用したとの疑惑のあったバスソルトよりも強力で一部では毒薬とも言われる危険な違法薬物が存在します。ここではその超危険薬物フラッカについて見ていきたいと思います。

バスソルトの代わりと言われる危険薬物フラッカ

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マイアミゾンビ事件で更に知られるようになったバスソルトですが、その後アメリカの警察の尽力によってそのほとんどが根絶されたといわれてきました。しかしその後バスソルトと変わって存在を知られるようになったのがここで紹介する違法薬物フラッカです。

フラッカはバスソルトと同じく中国で生まれた違法薬物で、その後アメリカに輸出されました。そして一気にアメリカで蔓延する事になるのですが、その理由が先ほど紹介したクロコダイルと同様安価で入手ができるという点です。フラッカはなんと日本円でおよそ350円で購入することが出来るのです。

服用者を襲う強い中毒性

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フラッカという薬物は製造工程の時点で依存性を高めてある合成薬物で、そのせいで一度フラッカを使用してしまうと心が危険だと考えても体が勝手にフラッカを求めるようになってしまい、中々フラッカから克服をすることが難しくなってしまうという特徴があります。

フラッカを使用した後の症状としては強い幸福感の後非常に強い幻覚作用と強い不安感に襲われるようになります。この強い不安感により使用した人は凶暴的な性格になり、街中を走り回ったり場合によっては誰彼構わず攻撃をするようになるのです。

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この際の攻撃的な行動はバスソルトと非常に酷似しており、さらに他の症状として非常に長期間幻覚が続くという点も挙げられます。さらに非常に高い発熱や痛覚が麻痺することによってスタンガンが通用しなくなるなど、バスソルトよりも服用後の症状が強力になったことが伺えます。

マイアミゾンビ事件が二度と起こらないことを願う

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ここまで猟奇的な事件であるマイアミゾンビ事件について見ていきましたが、いかがだったでしょうか。人食いゾンビといったまるでホラー映画での出来事が現実に写し取られたかのような衝撃的な事件でしたが、真実はゾンビではなく、薬物によって錯乱した男性による暴行事件という結果でした。

しかしながら薬物の恐怖は世界のあらゆる場所に根を張り続けており、日本でもマイアミゾンビ事件が起きる可能性は十分に考えられます。薬物に手を出さない強い心を持つことを忘れずに、マイアミゾンビ事件が再び起こらないことを切に願います。

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