ニホンヤモリの飼育・繁殖の方法と注意点とは?餌や寿命、販売時の値段も

我々人と同じように、彼らもカルシウム不足や栄養不足になりがちなので、きちんと適量なカルシウムを補うサプリと適した栄養バランスが含まれた人工エサなどを与え続けましょう。また蜥蜴ほどではありませんが、適度な日光浴も欠かさないようにしましょう。

脱皮不全による壊死

もしカルシウム不足や栄養不足に陥ると、細胞を再生させる効果のある脱皮を正常に最後まで行えなくなってしまいます。その結果最悪の場合懐死を引き起こしてしまいます。また過度な低温状態になっても脱皮が途中で止まってしまいます。(脱皮不全)

臆病な性格

興味深々の少年が『ニホンヤモリ』を見かけたらきっと、捕まえようとして手を上すでしょう。そして危険を感じてニホンヤモリは迅速にサッと、草木や土の中に逃げていくのです。このことからも臆病な性格の持ち主といえます。

ですから日ごろから驚かしたりゲージなどに衝撃を与えないようにしましょう。くれぐれも優しくしてあげてください。臆病とは真逆の性格をした「空飛ぶ犬」と呼ばれる鷹がいます、そんな鷹について気になりましたらこちらを合わせてお読みください。

複数飼育は喧嘩に注意

そんな臆病なニホンヤモリですが、オス同士の縄張り争い・縄張り意識が激しいのです。同じスペース、ケージに入れてしまうと喧嘩が絶えなくなってしまい、お互いのヤモリが喧嘩両成敗と言った感じでボロボロになりかねないので、複数飼育する際はオス同士一緒には飼育しないようにしましょう。

ニホンヤモリのフン

ニホンヤモリはつぶらな瞳のベイビーフェイスと臆病者という性格、何を取っても可愛らしい愛くるしい生物なわけですが、生き物ゆえ糞、いわゆるウンチは切っても切り離せない存在なのですが、そんな見た目や大きさをしているのでしょうか?

鳥に糞に似ている

画像を見ていただけた通りなのですが、大きさは約1,2センチで上部に白い何かがついています。これのせいで鳥の糞にも見間違えます。この白い部分は尿酸と呼ばれる性質であり、ニホンヤモリの糞にも鳥の糞にも共通している点であります。

ニホンヤモリの繁殖方法

同じ虫かご、ケージ内、つまりは一つ同じ屋根ので雄雌の個体二匹を飼育した場合は、繁殖もできるのでしょうか?その方法について解説していきたいと思います。オスとメスの見分け方についても記載していきますので、将来的に繁殖したい方は目を通しておいてください。

繁殖時期

2019年も4月後半ゴールデンウィークに差し掛かり、もうすぐ梅雨の時期が差し迫っていますが、そんな梅雨の時期から海開きくらいの時期が繁殖時期になります。卵の大きさは0.1センチくらいで室温を25℃くらいに保ち、約8週ほどたてばふ化します。

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