ニホンヤモリとは?
皆さんの少年時代も元気に外を遊び駆け回るころ、草や木々などでヤモリをきっと見かけたことが何度かあるのではないでしょうか?そして尻尾が切れても再生する生き物!といった知識を友達の間で広めて楽しく話したのではないかと思います。
そんなトカゲの様なヤモリの中でも『ニホンヤモリ』について、今回繊細な生態などの情報を皆さんにお伝えしたい思っていますのです、ぜひお付き合いください。この記事を読んでいただけたならきっとヤモリのことを身近な存在に感じていただけるはずです。
トカゲの仲間
ニホンヤモリと蜥蜴ってとっても似ていて区別がつかない人も中に入ると思います。ヤモリは蜥蜴目であり、すなわち蜥蜴の仲間に当たるのです。蜥蜴には、その国々や地域によってそまざまな生態見た目をした種がおり、ヤモリもその一部とっいたところです。
特徴・生息域
サイズについて解説していきます。全長は約1センチ程度で、自重は平均的な個体で約3グラム程度です。3グラムは一円玉を三枚分の重さなので、どれだけ軽い生物かイメージできると思います。ウロコの色は濁っているような灰色など褐色系のヤモリが多いです。
脚部に趾下薄板というものがついており、これのおかげで、ありとあらゆる摩擦抵抗の少ない壁なども歩けるわけです。生息域は東南アジア中心。朝鮮、中国、そして日本では本州全域を含む(寒い地域を除く)各地に分布しています。
「ニホン」ヤモリという名前
「ニホン」ヤモリという学名がついていますが、生物学ではおそらく外来種ではないかとされていて、時は江戸時代に、中国から貿易などがルートなり、日本にやってきてそれ以降住み着くようになりました。
ニホンヤモリの販売価格や捕獲方法
上記のInstagramに掲載されている写真を見ても、その魅力的な愛くるしいルックスはきっと爬虫類好きでない方も魅力的に感じて頂けると思います。そんなニホンヤモリの販売価格や捕獲方法などを掲載していきますので、ぜひ手に入れて観察などをして愛でてみてはいかがでしょうか?
可愛らしい爬虫類として名をはせて有名ですが、アメフクラガエルは可愛すぎる両生類として現在日本でひそかに話題になっています。そんなアメフクラガエルについて知りたい、興味ある方はこちらを読んでみてください。
ペットショップの取り扱いが少ない
ニホンヤモリと聞きなれているようなワードが続いていると、そのイメージだけで身近でどこにでもあるようなお店で買えるのでは?と先入観を持ってしまうかと思いますが、全国的に見ても「ニホンヤモリ」を取り扱う店舗は少ないのです。
ニホンヤモリの捕まえ方
お店で買えないのならいっそ、童心に帰りに山や森に出かけ捕まえにいけばいいわけですが、いくつかコツと注意点があるのです。まず一つは時期です。もうすぐ夏に差し掛かりますが、ニホンヤモリがたくさん見られるのはそんな暑い時期なのです。これはニホンヤモリ自体が寒さにめっぽう弱いことが影響しています。
そしてヤモリは夏の夜には人工的に作られた光にあつまる習性がありますので、そこを狙って場所を見定め、さらにはエサを使ったトラップなども作成してあげれば、より高確率で確保できるのではないでしょうか。
ニホンヤモリの飼育に必要なモノ
実際にそんなペットショップなどであまり見ることができない、愛くるしい爬虫類の「ニホンヤモリ」を捕まえて、すぐに大自然にリリースしてしまうのはもったいないですよね。そこで飼育してみてみましょう!ということなのですが、それに必要なモノを考察していきます。気になる方はAmazonボタンから商品ページまで飛んでみてくださいね!
ケージ
ケージつまりは虫かごと呼べる、私たち人間でいうところのおうちを用意してあげなくてはなりません。そんなケージの大きさは200mm以上あれば問題ないかと思います。先ほど説明したように、あらゆる壁をスパイダーマンのように上りますので、ふたや天井のあるタイプのもの買い求めましょう。
餌
飼育するとなると、当然私たち人間の管理下に生きていくことになりますので、必ず私たちが責任をもってエサ、すなわち食糧を与え続けなくてはなりません。エサはどこのペットショップでも買えるワームやコオロギと言ったような小さい虫です。エサの面では問題なさそうです。
水飲み場と隠れ家
水分を自身で補給するためにも、水飲み場を作ってあげましょう。実際のものがキットとして販売されていますので、そちらでもよいかと思います。また日の光や明るい場所を嫌うので、射線が当たらないように、自然に落ちている木々や葉などを使って隠れ家を作ってあげるとよいでしょう。
ヒーター
さきほどちょっぴりお話ししたと思いますが、大変寒さに弱いため、冬場の室内は常温でもかなり低くなってしまいます。そのため虫などの飼育ペット用のヒーターを完備させて、健康のためにも身体を温めてあげましょう。
床材
プラスチックのそのままの地に足を付けて生活するのはおかしいですよね。きちんと自然と寄せるためにも砂や土、落ち葉や小枝などを置いてセッティングしてあげましょう。うんちを処理しやすくするために、ナプキンやあぶらとり紙などを引いておくのもお勧めです。
ニホンヤモリの飼育方法
先ほどのコラムで大雑把に5つの項目から、飼育するうえで必要なアイテムをご紹介していきましたが、ここからは実際飼育するにあたっての注意点や、その方法について分かりやすく解説していきたいと思います。