タニガワナマズは新種のナマズ!特徴や生態や違いを詳しくご紹介します。

タニガワナマズは2018年の暑い季節に新しく発見されたナマズです。今まで日本に生息しているⅢ種のナマズのどれとも違いがあることから、4番目のナマズと言われており、現在も注目を集めています。今回はこの新種であるナマズの詳しい生態や、他の種類のナマズとの違いなどをご紹介していきます。

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タニガワナマズとは

ナマズにも様々な種類がおりますが、今回ご紹介するものは、今まで図鑑などに載っていなかった珍しいナマズの1種です。柄なども今までのナマズとは少し違います。ここでは、このナマズについて詳しく解説していきます。

タニガワナマズは新種のナマズ

こちらのナマズは東海地方の川の至る所で発見された珍しい魚です。ナマズの新種は見つかってすぐに話題になり、長く時間をかけて詳しく検査などをして、新しい種類なのかを確かめて名前などが付きました。

タニガワナマズの特徴

このナマズの外観をよく観察すると、普通のナマズとは少し異なる所があります。サイズは普通ですが、色や柄などは魚の中で特別な特徴を持っており、体型なども今までのナマズとは異なってくるのです。

タニガワナマズの見た目

このナマズの体の表面には、ボツボツとしたソバカスのような斑点が体全体に広がっています。皆さんが想像する真っ黒なナマズとは少し違った外観をしているのです。サイズ自体は他のナマズとあまり変わりませんが、少し全体的に引き締まっている形をしています。

タニガワナマズの分布

日本の東海地方の各地の川に生存しておりますが、このナマズ自体は海外での生息は未だ確認は取れていません。タニガワナマズは、三重県で1番初めに発見されました。そして愛知県や静岡県などの各地の川で発見されることになります。また、県外ではまだ発見されていませんが、生息している可能性は十分あるのです。

タニガワナマズの生息域

このナマズは山奥にある谷川の清流に生息しています。本来皆さんが知っているナマズは、水が濁っているドブ川にいる魚ですが、タニガワナマズは比較的水質が良い所で泳いでいる生き物なのです。名前の由来は生息している場所が谷川なため、このような名前が付いたと言われています。

ナマズには特別な能力がある?

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ナマズは大きな地震が来る直前になると、普段と変わった行動をとると言われております。これは大昔から現在まで人々から伝わっており、知らないという人は少ないのではないのでしょうか?ここでは、ナマズの予知能力の詳細について解説していきます。

急に水槽で暴れだす

普段大人しいナマズが、唐突に水槽内で暴れだしたら、すぐに地震が来ると言われております。地震が発生する直前になると、地面の下ではわずかな電気が流れています。その電気をナマズ自身が感知して、遠くへ逃げようとして混乱するためだと言われているのです。

タニガワナマズとマナマズの違い

ナマズと言っても様々な種類のものが存在しており、見分けをすることが難しいと思ってしまう人も中にはいます。しかし、よく観察をすると違いがいくつか出てくるのがわかってきます。ここでは、この2つのナマズの違いを詳しく解説していきます。

マナマズの特徴と生態

マナマズの体のサイズは大きく、少し尖った口、ヒゲが2本長く伸びています。全体的に細長い体つきをしており、触るとぬめぬめとした感触があります。また、目は意外にも小さく、背中寄りに付いています。特に釣りをする時は素手で触ると逃がしてしまうため、滑り止めに軍手などをして釣っている人もいます。

見た目が違う

まず、タニガワナマズの体の色は黄色みがあり、水玉のような模様がいくつかあります。一方マナマズは、腹部分以外は全体的に黒くなっており、模様と言ったものは特に見当たりません。大きさを比べると、マナマズの方がサイズがあります。

タニガワナマズとビワコオオナマズの違い

ナマズの種類は意外にも豊富にあり、ビワコオオナマズと呼ばれる魚も存在します。こちらのナマズは、タニガワナマズと異なる箇所がいくつかあり、その違いは何なのかを詳しく解説していきます。

その他日本三大魚であるビワコオオナマズについて興味がある方はこちらもご覧ください

ビワコオオナマズの特徴と生態

体長は日本にいるナマズの中で1番サイズがあり、最大で120cm程度まで成長します。主に琵琶湖(ビワコ)で生息が確認されている魚です。初めは夜に活動する生物と思われていましたが、後に日中にも活動している事が明らかになります。また、餌はブルーギルという比較的大きな魚を食べているのです。

顔型と好む水温が違う

タニガワナマズの顔の形は比較的細長くなっており、好む水温は30℃と高いです。一方でビワコオオナマズは全体的に平べったくなっており、顔だけでなく、体全体もサイズがあります。また、このナマズが好む水温は約28℃と比較的低いです。

タニガワナマズとイワトコナマズの違い

ナマズだけでなく、魚を見分ける判断をするのは難しく、素人の方が見分けることができるという人は非常に少ないでしょう。イワトコナマズはペットにしている人も中にはおり、ペットショップでもたまに販売されていることがあるナマズでもあるのです。

イワトコナマズの特徴と生態

イワトコナマズの名称は、岩に隠れて生息している事から名付けられました。体の色は茶色と黄色が混ざっており、目は比較的大きいです。琵琶湖の北側に生息しており、瀬田川、宇治川分布しており、小さな魚や虫など様々なものを食べます。

器官部分の位置や長さが違う

この2つのナマズの1番分かりやすい違いは器官です。タニガワナマズの鼻管は細長い形状になっており、長さは腹部分まであります。目の部分は前方部分に付いおり、視野が広いです。一方でイワトコナマズの鼻管は比較的短く、目の部分は横側に付いており、視野が比較的狭い方です。

海外にもサイズが大きいナマズはいる?

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