猛毒を持つアカクラゲに要注意!刺された時の症状や対処法を知っておこう!

暖かくなってくると海にレジャーに行く機会が増えてきます。そこで気をつけたいのがクラゲですよね。特に「アカクラゲ」は猛毒を持つことで知られています。この記事では、注意すべきアカクラゲの特徴や生態、刺された時はどうすれば良いのかなどを紹介していきます!

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料理、お菓子作り、家庭菜園が趣味です。 読みやすく、興味の引くような記事を書きたいと思っています。

アカクラゲとは?

アカクラゲをご存知の方はいるでしょうか?クラゲの色は白いイメージを持つ方が多くいますが種類は様々におり、毒性もそれぞれ違ってくるのです。こちらではアカクラゲについて基本的なことを詳しくご紹介していきます。

アカクラゲの特徴・大きさ

12019 / Pixabay

頭の部分は赤い傘のような模様があり、最大で15cm以上のサイズのものまでいます。数十本の細い糸状の触手があり、長さは2m以上もあり、ゼリーのようにプルプルしています。触手には獲物を捕るための針がたくさんあるため、刺されると非常に危険です。

アカクラゲの生態・食性

クラゲは全般的に海の中で浮遊しており、餌はプランクトンなどの微生物しか食べないと思っている方も多くいます。しかし、意外なことにアカクラゲは、小魚や他の種類のミズクラゲなどを餌として食べているのです。クラゲは微生物しか食べないと思われていた方も驚愕する事。

アカクラゲの生息域

アカクラゲは基本的に日本の海岸近くにいる生き物です。夏の初めから、夏の終わりの季節になるくらいまで東北地方で生息しています。また、関東方面では、春ごろから梅雨の初めにかけてよく出現します。特に夏の海は多くいるので、泳ぎに来ている方がクラゲの被害に遭うことがあるのです。

別名「ハクションクラゲ」

アカクラゲは陸上で死ぬと、死骸となって乾燥して粉々になります。その粉末を人が吸い込むとくしゃみが出るということから、そういった名前が付きました。人それぞれですが、花粉症のように酷いくしゃみが出ることが稀にあります。

アカンコ

主に瀬戸内海で釣りの餌にも利用されており、釣り業界の中では「アカンコ」と呼ばれています。エビや貝などの餌よりも食いつきが良く、魚からみたら豪華な食べ物に感じるのでしょう。また、様々な魚の種類を釣ることができると人気の餌でもあります。

レンタイクラゲ

一部の人々からは「レンタイクラゲ」とも呼ばれているのです。クラゲの頭部には旧日本軍の連帯旗ような模様があり、そういった名前が付きました。戦争を経験している方でこのクラゲを見ると、戦時中のことを思い浮かぶ方が多いです。

サナダクラゲ

この名前は江戸時代の将軍がクラゲの粉末を合戦に利用したことから、このように呼ばれるようになりました。これは敵を弱らせるのに効果があり、当時は必需品とされていたのです。また現在では、この呼び名を使っている方はあまり見かけません。

アカクラゲには猛毒が!刺された時の症状とは?

アカクラゲには強力な毒があるため、非常に注意が必要な生き物なのです。症状にも個人差がありますが、酷い場合は身体の自由が利かなくなるくらいになる事も少なくありません。こちらでは、海でアカクラゲに刺された時の正しい対処法や症状などを詳しくご紹介していきます。

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