ムツゴロウ王国の現在は?北海道に戻った?畑正憲の噂や天才伝説も

ムツゴロウ王国は北海道にあり、テレビ「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」で一躍有名になりました。東京に拠点を移した後、多額の借金を抱え閉園したといわれています。この記事は現在のムツゴロウさんこと畑正憲さんや家族、ムツゴロウ王国の現在について詳しくまとめました。

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ムツゴロウ王国とは?

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動物と触れ合うことを目的とした動物施設のことです。さまざまな動物たちが共存し、イキイキと生息できるようにしています。通常の動物園とは違い人間のための施設ではなく、動物のための生活の場なのです。

創設者はムツゴロウこと畑正憲

日本の小説家で動物研究に熱心なことから、動物王国を設立しました。福岡県に生まれた畑氏は幼いころから動物好きで、たくさんの動物と触れ合って育ちます。

飛び抜けた秀才

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東京大学理学部に進学し、動物学を専攻します。その後は学研に就職し学習映画作成に携わりましたが社風に合わないことから退職し執筆活動を始めます。

ムツゴロウさんの家族

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妻の純子さん、一人娘さんの明日美(あさみ)さんの3人家族です。娘さんは結婚しお子さんが4人いますので、孫がいるおじいちゃんです。

ムツゴロウ一家が無人島に引っ越し

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36歳のときに、グルと名付けた犬を飼います。家で鎖に繋がれている犬を見て毎日繋がれているのはかわいそうと思い、家族で北海道にあるケンポッキ島と呼ばれる無人島に突如引っ越すのです。ヒグマと共に生活をしたいとも思ったそうです。

受給自足の厳しい生活

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無人島なので当然買い物する場所もないため、食べる物すべてを自分たちで見つけなければなりません。海苔を作ったり、昆布やホタテを海から捕って食べていたと言います。

ムツゴロウ王国の始まりとなる

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熊や馬を連れて無人島で生活をスタートしたことが、のちのムツゴロウ王国の基盤となります。動物たちが本来あるべきイキイキとした生活を望んでいた畑氏は、無人島での生活を選択したのです。

ムツゴロウ動物王国を北海道に開設

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1972年に北海道浜中町に動物王国を設立します。原則として園の場所は非公開です。約450万平方メートルの壮大な土地に動物たちの住みかとなる王国を作ったのです。

ムツゴロウという名前の由来

本名とは似つかないチャーミングな愛称で親しまれていますが、一体どんなところから「ムツゴロウ」という愛称が誕生したのでしょうか?

少年時代に誕生

高校時代から睡眠時間をあまり取らなかった彼は、一度寝ると30時間ほど寝続けたそうです。その姿が、穴の中から顔を出したムツゴロウという魚に似ていたことから、この愛称が誕生したと自身の本に記しています。

本を出版して愛称が定着

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彼はムツゴロウシリーズの本を出版します。その際に出版社の方が彼のことをムツゴロウと名付けたことが、定着しました。テレビやさまざまな活動を通して、世にムツゴロウブームが浸透していきます。

ムツゴロウ王国が東京進出で3億の借金?現在は?

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畑氏のエッセイに共感を得た若者たちが増え、テレビ番組が一躍大人気となったのです。非公開だった北海道の王国とは別に都会の人たちにも動物の良さを知ってもらいたいとのことで東京進出を果たします。

東京ムツゴロウ動物王国を開園

都会の人たちにもたくさんの動物たちと触れ合ってもらいたいとの思いで動き出します。東京サマーランド内に「都会の人と動物の触れ合い」をコンセプトを掲げ開園しました。ですが思いのほか売り上げは伸びませんでした。

予想が大幅に外れる

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開園当初は、年間30万人の入園者数を予想していたのですが、実際には12万人しか入園者がいなかったようです。大幅な予想外れから経営難になりわずか3年で幕を閉じるのです。

入園者数が伸びず閉園し、3億の借金が残った

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命ある動物を育てていくには多くのエサが必要です。入園者がいなくても売り上げがなくても動物たちは待ってはくれません。従業員の給与未払いが発覚しどんどん膨れ上がる借金から閉園を決断します。動物たちと多額の借金が残ります。

実はムツゴロウさんが運営していなかった

経営に直接関与しておらず、一躍人気者となった彼の名を使ったビジネスだったのです。ですが畑氏個人として借金を背負くことになったのでした。

ムツゴロウ王国は元の北海道に戻ってきた

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東京進出時にも一部のスタッフと動物たちを残してきた北海道に戻りました。多くの動物たちと人は活動発祥の地で一から出直すことを決めるのです。

前向きに今を生きる

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多額の借金を背負うこととなり、メディアからも多くのバッシングがおきました。ですがこれも人生だし仕方ないと後ろを振り向くことなく、前向きに今の生活を楽しんだのです。

2014年9月に借金を完済している

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多くの借金を返済していくために彼は必死に執筆活動や講演活動で動き回りました。その甲斐あってか約8年かけて多額の借金を見事完済したのです。

テレビ「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」での活躍

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個性的なキャラクターと肉食動物にも物怖じしない度胸ある動物愛から一躍お茶の間の人気者となった「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」は1980年から21年に渡り多くの人を魅了してきました。

動物たちとの触れ合いドキュメンタリーで人気番組に

彼が運営する北海道の動物王国の動物たちと、そこに関わる人間の生活をありのままに撮りまとめた番組が人気となりました。貴重な野生動物とのふれあいも放送され、豊富な知識と個性的なキャラクターが印象を残すのです。

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命をかけてでも徹底的に追求

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彼は好きとなったものに対して徹底的に突き詰めたくなる性分で、彼自身も自分のことを愛情過多症と分析しています。命がかかってしまうほど、愛してしまうのです。

川の猛獣ワニと一緒に泳ぐ

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野生のワニと裸になって泳いだのです。彼は「ワニも自分以上に大きな動物が怖いと思うのね」と恐れを知らない凄い思考を公表しました。

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「死にかけてもカメラを回してくれ」度々衝撃映像も!

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肉食動物にも恐れず抱きつき、じゃれあったりした映像は衝撃でした。彼の動物に対する愛情は計り知れないものであり、キスを連続でしたりと愛情表現もダイナミックでした。

死にかけても助けに来なくていいからカメラを回すように指示していたと言います。

ライオンに指をかまれて指を失った

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ブラジルの動物保護施設に出向いたときに、ライオンの檻に何の躊躇もなく近づき、噛まれてしまいます。普通なら動物が悪いと言ってしまいがちですが、さすがは畑氏で「このくらいは傷のうちにはいりません。ライオンが申し訳なさそうにしていました」と言葉を残しています。

動物と同じ食べ物を食べる

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ライオンが残したシマウマの生肉を食べたり、コウモリの腸を食べたりと普通の人が考えられないことを行動にしてしまいます。これも動物愛から起こる体現なのでしょう。

自己治癒パワーが凄い

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野生動物と触れ合う機会が多くなればなるほど、傷が絶えませんでした。前途のように指をライオンに噛まれてしまったり、常に咬み傷があったのです。その傷を病院にもいかずに治してしまうのです。

200~300個の咬み傷があった

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動物の歯は鋭く鋭利な形をしています。ですから咬まれると深い傷として残ります。そんな深い傷が彼は常に200~300個もあったと言います。それでも消毒しないで治してしまうのです。

気力が薬の100万倍効く

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人はケガをすると消毒をしたり適切な処置をしますが、彼は咬まれてもそのまま放置でした。野生動物に咬まれても同じでした。「菌が入ってきても自分の気力が菌に勝てばいい」と名言を残しています。

クマに顎を割られた大けがも自然治癒

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顎を割られて口が開けられなくなる大けがを負った時も彼は、とても前向きな考えなのです。大量の出血が毎日あっても、これだけの出血があったら細菌は全部外に出ただろうと思っていたそうです。結局自己治癒力で完治させたのです。

野生動物と打ち解けることはできる?

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弱肉強食の世界で、強いものは生き残る力が高いです。そのため凶暴性があり人間も近づけば危険を伴います。ですが畑氏のように危険を顧みず打ち解けようとする人間が世界には存在しました。一体どんな人でしょうか?

野生ライオンと友達になれた人物

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百獣の王とも恐れられるライオンと友達になった人物がいるのです。しかも動物園で飼いならされたライオンでなく野生です。アフリカに生息するライオンと抱擁しサッカーをして遊ぶことも可能なのです。

動物学者のケビン・リチャードン氏

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