ではそんなドラゴンの様に神秘的な熱帯魚を飼育するために必要なアイテムをこちらで紹介していきます。ほかの熱帯魚とは体の大きさも生態も異なりますので、必要な水槽類のアイテムも当然違います。こちらを参考にしてみてください。
必要な道具8点
- 水槽
- フィルター
- 照明
- エアレーションヒーター
- クーラー(冷却ファン)
- フタ
- 餌
- カルキ抜き剤
飼育に大切な道具①水槽
幼魚のときは一般的な大きさの水槽でも事足りますが、今度エンドケリーの成長力は凄まじく、一般的な大きさでも600mmは優に超えていきます。そのため上記に掲載した水槽のように幅が120cm以上のものを最終的には用意しなくてなりません。
飼育に大切な道具②フィルター
エンドケリーはとてもその生態や食生活など、その大きな体からも想像がつくように、水槽の中の水質をほかの小さな熱帯魚に比べ断然汚しやすい魚のため、当然ろ過装置いわゆるシェルターも大型かつ高性能なモノではないと水槽内の水質を綺麗に保てないのです。
ポリプテルスエンドケリーの飼育方法
先ほどのコラムでは、エンドケリーを飼育するうえで必要なアイテムを8つご紹介して、そのなかでもその生態や大きさを考慮して選ばなくてはならない、水槽やろ過装置(フィルター)について考察してしょうかいしていきました。ここからは実際にそれらを揃えて、飼育するうえでの注意点や方法について記述していきます。
水温は25度から30度前後
熱帯魚ということもあり、適正な水温は25~30℃前後です。そのため室温だけではなく水温もグッと下がる冬の様な時期では、当然ながら水槽用のヒーターなども用意して、適性な水温を維持しなくてはなりません。また猛暑のような日には、水温の上がりすぎにも気を付けなくてはなりません。
水槽のレイアウトにも気を付ける
エンドケリーは大変大きくなる熱帯魚というだけではなく、その遊泳するときの力も大きく作用します。すなわち水槽内の飾付である水草や小石などの比較的に軽くて薄いアイテムなどは、その力により崩されるという恐れもあるため、レイアウトはシンプルにまとめることがお勧めです。
週に一回は水替えを
先ほども申し上げましたが、このエンドケリーという熱帯魚はその生態や食生活などにより、通常の大きさの熱帯魚に比べて大変、水質を悪化させやすいので、水替えはできる限り頻繁に、週に一回を目安にして行い、健康や見栄えのためにも常に綺麗に保つことが大切です。
ポリプテルスエンドケリーの餌やり
さてドラゴンのように大きな熱帯魚であるわけですが、いったいどんなものをエサとして食べてくれるのでしょうか?そんな餌について、どれくらいの量をどれくらいの頻度でという点も合わせてご説明していきます。
肉食魚で生エサを好んで食べる
そのドラゴンの様な見た目通り肉食魚であります。そのため生エサを好物としていて、幼魚の時には冷凍赤虫などをはじめとする虫をエサとしてあげ、また大人になったら、肉食魚用の人工餌やメダカはじめとする小さな魚を中心にしてあげるとよいでしょう。