ポリプテルスエンドケリーはどんな魚?飼育方法や餌を食べないときの対処法も

ポリプテルスエンドケリーは、美しい柄とドラゴンのような見た目から人気の高い大型の熱帯魚です。古代魚でもあるポリプテルスエンドケリーを購入したいと考えた事もあるのではないでしょうか?今回は飼育方法、選ぶ水槽の大きさ、飼育時の注意点などについてまとめていきます。

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ポリプテルスエンドケリーとはどんな魚?

ポリプテルスエンドケリーという魚をご存知ですが?あまり聞きなれないその言葉同様、その姿や生態などどんな生き物か全くイメージがつかないとはずです。今回はそんな神秘的な魚をテーマにして記事を書いていきます。

ドラゴンのような見た目の熱帯魚

その全長はおおよそ70cm以上ともいわれ巨体な魚であり、また巨体の割には小さな頭で、変わった形をしているヒレをもっており、全身には茶色と黒のパータン模様があり、まさにドラゴンの様な見た目の熱帯魚なのです。

なんとこの熱帯魚は遥か昔、色々な生物が生まれて形成されていったと言われる、デボン紀から生息しているのです。身体に一風変わったヒレはついているものの、そのヒレでは呼吸せず珍しい肺呼吸の魚なのです。反対にとっても小さい、黄色と黒の縞模様に鱗を持つ熱帯魚クーリーローチについてはこちらをご覧ください。

生息地はアフリカ

そんな遥か古来、デボン紀から現在まで生きながらえているこのドラゴンの様な熱帯魚の生息地は、主にアフリカと言われています。そんなアフリカ大陸の中心部から西にかけての川や湖に生息していると言われています。

ポリプテルスエンドケリーは2種類いる

ポリプテルスという古来より存在する魚の種を意味していて、エンドケリーをはじめとするいくつかの種類が存在します。そしてそのポリプテルスは2種類に分けることができ、下あごが出ているタイプ、反対に上あごが出ているタイプに分かれるのです。

今回の主役であるエンドケリーは一番流通していて人気で重要のある種です。またコンギクスという種もポリプテルスの中で大半を占める種族で、エンドケリーよりもカラダの色が薄いといったような特徴があります。

ポリプテルスエンドケリーが人気の理由

なぜエンドケリーは人気なのかはある理由があるからなのです。それは体の濁った茶と黒の二つのカラーで形成される模様のパターンが個体それぞれで不規則であり、そのため個々によって唯一無二と言ったようなオリジナリティが強いため人気があるのです。また黒がくっきりとわかるようなウロコをもつ個体は人気であり価値が付きます。

尾にあの世界的なキャラクターで知られるミッキーマウスのような黒い模様がある、可愛らしい小さな熱帯魚もいます。そんな人気な熱帯魚ミッキーマウスプラティについて気になる方は、是非この記事を読んでみてください。

ポリプテルスエンドケリーの飼育準備

ではそんなドラゴンの様に神秘的な熱帯魚を飼育するために必要なアイテムをこちらで紹介していきます。ほかの熱帯魚とは体の大きさも生態も異なりますので、必要な水槽類のアイテムも当然違います。こちらを参考にしてみてください。

必要な道具8点

  • 水槽
  • フィルター
  • 照明
  • エアレーションヒーター
  • クーラー(冷却ファン)
  • フタ
  • カルキ抜き剤

飼育に大切な道具①水槽

ジェックス マリーナガラス水槽120cmスリム MR-19N 黒枠ガラス水槽

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幼魚のときは一般的な大きさの水槽でも事足りますが、今度エンドケリーの成長力は凄まじく、一般的な大きさでも600mmは優に超えていきます。そのため上記に掲載した水槽のように幅が120cm以上のものを最終的には用意しなくてなりません。

飼育に大切な道具②フィルター

ジェックス メガパワー6090

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エンドケリーはとてもその生態や食生活など、その大きな体からも想像がつくように、水槽の中の水質をほかの小さな熱帯魚に比べ断然汚しやすい魚のため、当然ろ過装置いわゆるシェルターも大型かつ高性能なモノではないと水槽内の水質を綺麗に保てないのです。

ポリプテルスエンドケリーの飼育方法

先ほどのコラムでは、エンドケリーを飼育するうえで必要なアイテムを8つご紹介して、そのなかでもその生態や大きさを考慮して選ばなくてはならない、水槽やろ過装置(フィルター)について考察してしょうかいしていきました。ここからは実際にそれらを揃えて、飼育するうえでの注意点や方法について記述していきます。

水温は25度から30度前後

熱帯魚ということもあり、適正な水温は25~30℃前後です。そのため室温だけではなく水温もグッと下がる冬の様な時期では、当然ながら水槽用のヒーターなども用意して、適性な水温を維持しなくてはなりません。また猛暑のような日には、水温の上がりすぎにも気を付けなくてはなりません。

水槽のレイアウトにも気を付ける

エンドケリーは大変大きくなる熱帯魚というだけではなく、その遊泳するときの力も大きく作用します。すなわち水槽内の飾付である水草や小石などの比較的に軽くて薄いアイテムなどは、その力により崩されるという恐れもあるため、レイアウトはシンプルにまとめることがお勧めです。

週に一回は水替えを

先ほども申し上げましたが、このエンドケリーという熱帯魚はその生態や食生活などにより、通常の大きさの熱帯魚に比べて大変、水質を悪化させやすいので、水替えはできる限り頻繁に、週に一回を目安にして行い、健康や見栄えのためにも常に綺麗に保つことが大切です。

ポリプテルスエンドケリーの餌やり

さてドラゴンのように大きな熱帯魚であるわけですが、いったいどんなものをエサとして食べてくれるのでしょうか?そんな餌について、どれくらいの量をどれくらいの頻度でという点も合わせてご説明していきます。

肉食魚で生エサを好んで食べる

そのドラゴンの様な見た目通り肉食魚であります。そのため生エサを好物としていて、幼魚の時には冷凍赤虫などをはじめとする虫をエサとしてあげ、また大人になったら、肉食魚用の人工餌やメダカはじめとする小さな魚を中心にしてあげるとよいでしょう。

1日に1回から2回餌を与える

餌をあげる頻度は、1日に1回から2回で、その都度与えられるだけエサを与えます。人工餌と生エサである、冷凍赤虫等や小さな魚を交互に挙げるなどとして、ストレス面と栄養バランス面の両方の事を考えてエサをあげます。

おすすめの餌

もし熱帯魚ショップや通販サイトですぐにえさを取り寄せられない場合や、簡単に調達したい場合などにはディスカウントショップやスーパーに常時販売されている、小あじやわかさぎなんかも食べますのでお勧めのエサとなります。

餌をあげても食べないときはストレスが原因かも

好物である生き餌をあげても全く食べない。そんなときはストレスを抱えしまっているからかもしれません。ストレスを感じる原因はいくつあります。一つは水槽内の環境、すなわち水質が汚れてしまっていることです。また同じ餌ばかりを上げても人間同様に飽きてしまうので、それもエサを食べない理由の一つかもしれません。

ですからもし全く餌を食べないようでしたら、一度フィルターや水槽内の水質を見つめなおして、場合によっては洗浄して綺麗にしましょう。またその日ごとに与えるエサの種類を変えるなどして、食に飽きさせない工夫をしてみましょう。

ポリプテルスエンドケリーと混泳が出来る魚

そんな大きなエンドケリーとどんな魚が混泳できるのでしょうか?当然肉食魚であることから、小さな稚魚や小さな熱帯魚をはじめとする飼育魚は食べられてしまう恐れがあるので、混泳はさせてはいけません。混泳が可能な魚をここではいくつかご紹介していきます。

混泳が出来る魚①ダトニオ

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