チンチラの寿命は?長生きさせるためのコツや飼育方法をご紹介!

人間も規則正しい生活は大事です。それと同様に、チンチラにも規則正しい生活をさせましょう。チンチラは夜行性の動物です。飼い主が寝ている間に、活発に動き始めます。チンチラは眠る際に、周りが騒がしいとよく眠ることができません。短く眠り、起きるということを繰り返し、平均20時間ほど寝ることが大事です。

ストレスをためさせないように、日中は静かな部屋で安心して過ごせる環境をつくりましょう。けれど、ケージ内だけで生活をしていると運動不足になることもあります。生活リズムが合わず、室内に放すことができない場合は、チンチラがケージ内でも運動ができるように回し車を設置しましょう。チンチラが運動できる環境を作ってあげるのです。

清潔に保つ

チンチラは清潔で、ほとんど体臭のない動物です。ケージの清掃を定期的に、トイレの清掃は毎日行い、チンチラを清潔に保ちましょう。ケージが汚れていて臭かったり、トイレ清掃をちゃんと行っていないとストレスをためる原因となります。

温度調節が大事

梅雨から夏にかけての日本は、チンチラにとっては過ごしやすいものとは言えません。チンチラを飼育するのに適切な温度は、17〜21℃です。チンチラにとって快適な温度の幅は広くは無いので常に気にかけておきましょう。

エアコンなどを使って室内温度を調整する必要があります。チンチラはとてもデリケートなため、温度や湿度の変化にもとても敏感です。温度が25℃を超えたり、15℃を下回ったりすることがないようにしてください。温度管理には気をつけて飼育しましょう。

砂浴びをさせる

チンチラは、砂浴びをしないとヘアーボールができてしまい皮膚疾患や、毛を飲み込んでの毛球症の原因になってしまいます。それに加え、砂浴びをしないとチンチラのふわふわの毛並みを失ってしまうこともあります。チンチラの砂浴びには、体にできる分泌物を排除する効果があります。消臭や健康の為にも欠かせないことなのです。

おやつの与えすぎには注意

チンチラの餌には、チンチラ専用の餌やチモシーなどの牧草があります。 チンチラ専用フードは、ペットショップの小動物用フードのコーナーにも置いてあり、ネットでも購入することができます。牧草は、チンチラにとって歯をよく使って食べる必要のある餌であり、不正咬合にならない為にも欠かせない主食です。

普段は牧草を食べますが、チンチラは甘いものをとても好むので、おやつとして加糖されていないドライフルーツなどを与えると喜びます。けれど、与えすぎると、普段の餌を食べなくなってしまうことがあり、それによって不正咬合や、内臓疾患、虫歯になってしまうことがあるので、注意しましょう。

近くの病院を調べておく

チンチラのみならず、ペットを飼う以上近くの動物病院を調べておくことはとても大事なことです。チンチラの元気が無かったり、いつもとは違う異常が見つかった場合に、すぐに動物病院に連れて行けるようにしておきましょう。

また、一軒だけ調べるのではなく、もう数軒調べておくことをおすすめします。何か事情があり、調べておいた動物病院で対応ができないとなってしまった際に、もう何軒か病院を知っておくと焦ることもなく病院に連れていくことができます。

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