チンチラには、砂浴びが必要です。砂浴びをしないと、病気になってしまうことがあります。砂浴び用の箱を設置し、チンチラダストを入れてあげてください。砂は用意した箱に厚さ1cmぐらいで入れておくとよいでしょう。それに、チンチラは砂浴びが大好きなので、砂浴びをさせることはメリットしかないのです。
かじり木
チンチラのケージの中に、かじり木を入れておくこともとても大切です。歯の伸びすぎを防止したり、ストレス発散に繋がるともされています。ケージに吊すか、引っ掛けるような形でかじり木を設置します。かじり木は、堅いものがよく、桑の木が一番いいと言われています。
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チンチラに似た他の小動物の寿命は?
チンチラに似た他の小動物にはハムスターやウサギなどがいます。ハムスターやウサギもチンチラとはまた違った可愛さがあります。チンチラの平均寿命は長めではありますが、他の小動物の寿命はどれぐらいなのでしょうか。こちらでご紹介します。
ハムスターは2~3年
ハムスターの平均寿命は、2~3年です。けれど、ハムスターには個体差があり、長いと4年以上生きるハムスターも居るそうです。ハムスターの年齢のギネス記録は4.5年となっております。ハムスターの寿命が短い理由は、高い繁殖力で子孫を残すことができるからです。妊娠の期間は短いですが、1回にたくさんの子を産むことができるそうです。
ウサギは6~7年
ウサギの平均寿命は6~7年です。野生のウサギだと、およそ3年程度しか生きることができません。ペットのウサギは、正しい世話をして、ウサギが元気な状態を維持していれば5~10年ほど生きることもあるそうです。ストレスを与えないことによって寿命が伸びるというのは、どの動物でもやはり同じなのです。
うさぎの一種にアンゴラウサギがいます興味のある人はこちらからどうぞ。
チンチラ同様長寿命な動物
チンチラと同じく長く生きる動物には、オカメインコやカメなどがいます。オカメインコの平均寿命は、15~20年、カメの平均寿命は20~50年となっています。オカメインコやカメは、チンチラとはまた違った性質の動物ではありますが、平均寿命を比べると、チンチラはやはり長く生き続ける動物のようです。
チンチラとは?改めて見てみよう!
チンチラと聞くと、猫のチンチラを思い浮かべる方も居ると思います。ネズミの仲間であるチンチラについてよく知らないという方もまだたくさん居ることでしょう。SNSなどに成長記録を載せている方もたくさん居ます。正しい飼育環境と愛情があれば、誰でも飼育することができます。
ネズミの仲間
チンチラはげっし目チンチラ科チンチラ属に属するげっし類であり、ネズミの仲間です。成長すると体長は25~26cmとなり、尻尾の長さは17cm~18cmとなります。平均とされている体重は、420g~600gです。チンチラはまんまるとしていてとても愛らしいです。体臭はなく、清潔な動物です。
チリの高地が原産
野生のチンチラは、南アメリカのアンデスの標高3000〜4000mで生活しています。南米原産の動物です。南米が原産であることも関係してか、チンチラは乾燥した環境を好みます。けれど、高温も低温も苦手な動物ですので、飼育する際には温度管理に気をつけましょう。
チンチラの値段は?
チンチラはほとんど鳴き声を出すこともなく、臭いもないので飼育環境を徹底すればマンションでも比較的に飼育できる動物です。ペットショップなどでも品種ごとに値段が変わってきます。品種によって値段が変わるのはどの動物でも比較的同じことです。
2万円~9万円程度
チンチラの値段は、2万円~9万円程度です。チンチラの約15種類の品種の中でも、値段が手頃なこともあってか、一般的なスタンダードグレーという品種が一番の人気となっています。SNSなどでもよく見かけるのがこのスタンダードグレーです。
- スタンダードグレー:2万~3万5千円
- ブラックエボニー:5万~6万5千円
- ホワイト:6万~8万円
- パイド:6万5千円~8万円
- バイオレット:6万5千円~8万円
品種ごとの平均の値段はこのようになっています。例えば、黒い毛の品種のブラックエボニーは黒い毛が濃いほど値段が高くなり、ホワイトは赤い目のアルビノ種だともっと値段が高くなります。品種ごとの特徴によって値段も変動してくるようです。
直売がお値打ち
ペットショップでチンチラを購入する他に、ブリーダーによって正しい飼育環境で育てられてきたチンチラを購入することも可能です。同じ固体を何匹も育てているということもあってか、ペットショップよりは比較的に低い値段のことが多いです。
ペットショップや、ブリーダーからの購入のどちらにも言えますが、実際に見て触って、話を聞くことによって、チンチラの健康状態を知ることができます。長い間、悪い環境下で育つと気性が荒くなってしまい、あまり飼い主に懐いてくれません。チンチラは、値段も加味して慎重に選ぶようにしましょう。
チンチラの性格は個性豊か!
基本的にチンチラは、人懐っこく甘えん坊な性格をしています。それを前提に、動物である以上当たり前のことではあるのですが、チンチラは固体によって性格が変わってきます。個性豊かなチンチラたちにもっと愛着が沸くことでしょう。
短気な性格のチンチラ
人懐っこい性格が多いですが、短気な性格ももちろんいます。触れる前から怒っていたり、短気な子を構いすぎてしまうと、おしっこをかけられたりすることがあるので、触れ合い方にはじゅうぶん気をつけましょう。慣れてくると、おしっこを飛ばすことはしなくなり、体の一部にも触れさせてくれるようになります。
触れ合いが好きな性格
ほっぺたや耳、首やおなかなど色んな所を触らせてくれるチンチラもいます。触り終わると「もう終わりなの?」と言いたげに、飼い主を見上げてきます。けれど、この子は触れ合いが好きな性格と思い続け、触ってほしくない時にまで触れ合ってしまうとストレスを与えてしまいます。様子をよく見て、チンチラと触れ合いましょう。
ヤンチャな性格
チンチラにはヤンチャな子も居て、飼い主の隙を見て、ケージから脱走をはかろうとすることがあります。知らぬ間にケージから脱出されていたら、飼い主はケージにチンチラが居ないと知った瞬間大慌てすることでしょう。そしてチンチラは、家具や電気コードをかじって壊してしまうので要注意です。
チンチラを複数飼う際の注意点
チンチラは、元々群れで生活している動物です。それによってコミュニケーション能力も高い動物ではあるのですが、チンチラを複数飼う時は、固体ごとにケージをわけた方が比較的には良いとされています。
オスとオスでは喧嘩が勃発!
チンチラのオス同士を同じケージ内で飼育してしまうと、喧嘩が起きてしまうことがあります。チンチラの喧嘩で、可愛いものを想像する方もいることでしょう。けれど、実際は最悪死んでしまうほどの激しい喧嘩が起こります。そんな悲惨なことが起きないようにケージはわけましょう。
オスとメスではどうなる?
オスとメス同士ではとても仲が良いカップルではない限りこちらも同じケージでの飼育はしないことをおすすめします。同じケージにて飼育していて問題がないようでも、どちらかの固体が病気になった際や、メスは妊娠し出産した直後でも妊娠することができてしまうので、連続での妊娠を避ける為にも別のケージを用意しておくことは必要と言えます。
チンチラは長寿でペットとしておすすめ!
ふわふわの毛並みに、クリッとした目が愛らしいチンチラ。SNSに、チンチラの写真を載せている方もたくさん居ます。ストレスを与えず正しい飼育環境で飼育すれば、10年以上生き続けるので、ペットとしてはおすすめです。飼い主の愛情と育て方によって寿命は伸びていくものです。チンチラには、たくさんの愛情を持って飼育していきましょう。