きちんとご飯である餌を食べてもらうように、食べやすいようなエサ入れを選んで購入してあげてください。ヒメウズラのその小さな体に合った、サイズのものを選んであげましょう。またエサのサイズも考慮して選びましょう。
水入れ
こちらの水入れもエサ入れ同様に、水を飲んでもらいやすいような水入れを選んで購入してあげてください。ヒメウズラのその小さな体に合った、サイズのものを適切に選んであげましょう。また陶器でできているものは、割れるなどの破損に十分注意してください。
ヒーター
生き物の大半が寒い環境に弱いように、このヒメウズラもまた寒さに弱いため、冬などにも安心して飼育できるように鳥用のヒーターを用意して、健康を維持するためにも常に適温で過ごさせてあげましょう。
Contents
ヒメウズラが孵ってからの飼育方法②毎日のお世話
そのヒメウズラの親に代わって、責任をもって我々人間が育てていくことになるので、当たり前ですが毎日のお世話が大切になってきます。ここではそんな毎日のお世話について、わかりやすく解説していきます。
床材交換
大変トイレの回数が多い、すなわち排泄物が多く排出する生き物であるため、毎日の床材交換が大切になってきます。もし頻度が多くて困難な場合は週に3回を目安にして、床材を交換するように心がけてください。
餌やり
勘違いしてはいけないのですが、鶉のエサを流用して与えてしまうことは良くありません。その身体の大きさや生態に考慮して作られていますので、なるべくヒメウズラ用の餌を適量与えてください。当然ながら与えすぎは不健康になってしまうのでやめましょう。
日光浴
我々人間と同じように、このヒメウズラも時より日光に浴びないと不健康になってしまいます。そのため時々、外に遊びに行かせ適度な日光浴をさせてあげましょう。健康維持が長寿してくれる大きなポイントになります。
ヒメウズラが孵ってからの飼育方法③注意点
さきほどは日常的に行っていかなくてはならない、飼育方法について解説していきましたが、続いてのコラムでは、飼育するうえで注意して気を付けなくてはならないことを、いくつか具体的に紹介していきます。
寒さには弱く病気になることも
必要なアイテム・ヒーターの見出しでも少し触れましたが、もともとは温かな気候で生息している鳥であるため、寒さには弱く、室温があまりにも低い場合や冬の寒さが継続的に続く場合などには、病気になり死んでしまう恐れも非常にありますので、十分温度には注意して飼育用のヒーターを設置するようにしましょう。
近くの動物病院をあらかじめチェックしておく
もし万が一そんな寒さによる影響や、エサなどの食性が原因で病気を患っているような症状が見えましたら、すぐに動物病院に連れて行ってあげてください。病気を患ってしまうと回復が困難なことも少なくありません。
そのようなことにならないために、迅速な処置や治療をしてあげることが大切になってきます。そのため我々人間があらかじめ近くの動物病院などをチェックしておくことも大事な役目と言えます。きちんと診察時間や診療日などを把握しておきましょう。
ヒメウズラ専用の餌
先ほども記述した通り、鶉の餌を流用しても問題はないのですが、できたら栄養上の成分やそのカロリーバランスなどが、適切なヒメウズラ専用の餌を与えれるのが望ましいです。ここでは具体的な商品を紹介したいと思います。
姫ウズラ用フード
こちらの商品はウズラ大学という専門サイトで販売されている、ヒメウズラ専用の餌になります。Amazonでも販売されているので、入手することが簡単であり、また内容量もヒメウズラの分に合わせて選べるのでお勧めなアイテムです。卵もたくさん産むようになったという声も上がっています。
詳細
- 700g 2kg 5kg 10kgなど状況に応じて内容量を選べる。
- 賞味期限 6ヶ月
- 国内生産
- 値段は商品ページを参考にしてください。
ヒメウズラを販売しているところ
これまではヒメウズラのそのペットとしての魅力や、ふ化、飼育するうえでの方法や注意点について、各コラムごとに順に説明していきましたが、実際にそのヒメウズラをペットとして入手するためには、どこで購入すればいいのでしょうか?
ペットショップで多く販売している
ヒメウズラはそのペットとしての人気があることから、日本国内の多くのペットショップで販売されています。そのため比較的簡単に入手できると言えます。生体の値段の相場はだいたい1000円から2000円ほどでしょう。卵でしたら100円ほどで販売されている場合もあります。
インターネットでも販売している所も
ネット販売などでも多く流通しています。個人法人問わず販売しており、取引されています。中でもウズラ大学という鶉の専門サイトでは、多くのアイテムや装備も揃っていてお勧めのサイトなので、是非参考にしてみてください。
里親募集もしている
こちらは個人である一般人がヒメウズラを飼育して、卵を産ませてその数やキャパが追いつかない場合や、他の人にもその魅力を伝えたい場合などに、インターネットを通して里親募集していることがあります。有料であることもありますが、中には無料で募集している場合があるのでチェックしてみてください。
ヒメウズラの匂いや鳴き声
先ほどから掲載しているInstagramの写真や記述している文からも読み取れるように、ヒメウズラのルックスについてはなんとなくわかっていただけたかと思いますが、鳥ということもあり、匂いや鳴き声も当然ペットとして飼ううえで気になるはずです。
匂いはどうしても出る
もちろん前提として生き物であるので、匂いは当然出ます。そして先ほど申し上げた通り、頻繁にトイレをするので、匂いもそれ相応のものとなるはずです。けれども我々飼い主である人間がしっかり、ゲージ内を清潔に保ち、床材を頻繁に交換してあげるなどの工夫をしてあげれば、ある程度そのにおいを抑えることも可能です。
鳴き声は大きく無いが集合住宅では気になることも
鳥を含む、犬や猫の代表的な鳴くペットとしては、さほど大きな音ではありません。しかしながら集合住宅の様な状況やその土地勘によっては、他の住居人に鳴き声が聞こえてしまい、迷惑となってしまう場合も考えられます。
海外でも密かに人気?
日本では今どんどんペットとしての知名度が高まり、人気が出てきたヒメウズラですが、海外での注目度や人気はどうなのでしょうか?ここではそんな海外からみるヒメウズラにスポットを当てて記述していきます。
海外の学名と英名の呼び名は?
学名は『Coturnix chinensis』といい、英名は『King quail』と言うそうですが、英名ですと広くを総称した種を指すので全く違う鳥も当てはまるので、注意が必要になります。学名である、コツルニクスは鶉を意味していて、チャイニエンシスは学名を意味しています。
特にヒナの時が可愛いと人気
やはりその色とりどりの小さな鳥を可愛いキュートと感じるのは万国共通のようで、密かにペットとして人気のようです。またそのヒナの姿は特に可愛がられて、SNSなどにヒナの時の写真を多く投稿されています。
愛くるしい姿で癒してくれるヒメウズラ
ヒメウズラはその見た目の大きさが鶉の1/2しかなく、そのミニチュア感もさることながら、個体ごとにカラフルで豊富なバリエーションがある色をもっているなどの、ペットとして欠かせない要素を多く持つ生き物であることを、今回の記事では紹介していきました。
また懐きづらいヒメウズラに懐いてもらうために卵からふ化させるときから育てる。その孵化させる方法や実際に孵化した後の、飼育方法や注意点について解説していきました。皆さんもこの記事を参考に、是非お気に入りのカラーのヒメウズラを飼って育ててみませんか!