イモムシノットをマスターしよう!結び方の手順やハーフヒッチの方法も

イモムシノットのメリットですが、あらゆる場面でメインのリーダーを守ることができます。魚がヒットしたとき結び目が魚の口と近いと、リーダーが歯と擦れる可能性が高まります。それ以外ではジグが着底して底に当たったときもリーダーがキズ付きやすいです。

これはデメリットというより注意点ですが、このノットを使っても直結した際の結束強度は、ショックリーダーを使った際の結束強度の70%程度が限界です。また、ラインの太さによっては編み込み回数を増やした方が良いと考えられます。詳しくは後述します。

イモムシノットの結び方をご紹介

イモムシノットの結び方について、動画を交えてご紹介します。リングとリーダーを用いた結束方法は数ありますが、このノットはその中でも群を抜く強度を誇ります。大型青物などを狙う際、特に不安視されるラインブレイクを防止するためにも、ぜひマスターしておきましょう。

イモムシノットの結び方①

必要なものは、リーダー・スイベルなどの接続金具・フィッシィングプライヤーです。プライヤーはリーダーを引っ張るときに使用します。理由については後述します。実際の釣り場でもスムーズかつキレイに仕上げられるよう、ぜひ手元に準備して練習してみてください。

金具にリーダーを通す

まずは、スイベルやソリッドリングなどの接続金具に、上からリーダーを通します。金具に通したリーダーの先端は、15~20㎝程度余分に出しておきましょう。リーダー全体の長さは80㎝程度あれば問題ありません。上記の動画が手元も大きく映っており、作業する上で参考になるでしょう。

リーダーは余裕をもつ

リーダーの全長は80㎝程度あれば問題ありません。ここでリーダーの長さが不足していると、のちのハーフヒッチの出来に影響してきます。特に太いラインの場合は閉まりづらく、8回程度の編み込み数では十分な強度を発揮できない可能性があるため、注意しましょう。

イモムシノットの結び方②

ここからはフィッシングプライヤーを使用します。これを使えば、リーダーを引っ張る際や、仕掛けを作る際のラインの切断、またガン玉を潰しての固定がスムーズに行えます。その他にもあらゆる場面で重宝するため、釣りに合わせて必要な機能を搭載したものを選びましょう。

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